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2006年08月21日

Bourgogne Hautes-C?tes de Nuits Clos Saint-Philibert Monopole 2002 Domaine M?o-Camuzet

vins8-21.jpg同じ時期にケースで買った2種類の白ワイン、昨日のムルソーに続いて今日はこのブル白を開けてみました。これは裏ラベルですが畑の位置関係がよく解るので有り難いと思います。このワインについてはバーガンディ・リポートに詳しく説明されているので是非ご覧下さい。裏ラベルのフランス語を読んで頂くとお分かりの通り葡萄品種は殆どがシャルドネ種ですがほんの少しのピノ・ブランも植えられているとのこと。ボトルの重量は昨日のより少し軽めの650グラムです。下の写真の通りコルクも短めの約50㎜ですが、質で申し上げるとこちらの方が色白できめ細かく良質であると思います。実際アントのものは最大で30㎜程漏れ出そうとしておりましたがこちらの方は全くその形跡がありません。

長さはこの程度で十分であると考えます。さてグラスに注ぐと先ず違うのは香りが飛び出してくることであります。昨日のは閉じていましたがこちらは全開のような感じです。ですが勿論熟成香ではありません、葡萄のアロマでしょうが、柑橘系の濃密な香りであります。色は昨日のと同様薄い色でありますが本来ブルゴーニュの白ワインそんなに黄金色を呈するものではありません。青みを帯びていないものは私は好みません。
vins8-20.jpg

書き忘れましたが瓶底には大量の澱が残っていました。白い半透明の結晶のようなものや白というより灰白色と申し上げたらよいのでしょうか、恐らくバントニック(ベントナイト)ではないかと思われるものなど結構な量であります。
味の密度から申し上げますとこちらの方がかなり濃いように感じます。アペラシオン的に申せば単なるブルゴーニュにほぼ近いものですが味わいや香りそして食べ物の相性はかなりご立派! 昨日も相変わらず焼き鳥に近い食べ物などに合わせてみましたがワインも食事も大満足。昨日のムルソーと比べると遙かに安い買い物でありますが味わい的には十分納得できる品質であります。
上の畑の位置を示す写真ですが見づらくて申し訳ございません。右手下側の大きな畑がクロ・ヴージョ、シャトーの位置がお分かり頂けるでしょうか。そしてその上がエシェゾー、そしてその上 MONOPOLE の L と E の下にあるのがクロ・サン・フィリベールであります。

posted by:Georges :

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