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2006年08月11日

Assolo Reggiano Tenuta Quercioli 2005 Vino Frizzante Rosso Secco Medici Ermete

vins8-10.jpg我が家の定番はこのワイン、フランスでは存在しない赤の発泡酒であります。安いワインなので本国イタリアでも取り上げられることがあまり無い存在ですが品質というか酒質は非常にレベルの高いもので慣れれば病みつきになってしまいます。特徴としてはセラーの温度でも十分楽しめると云うことでしょうか、適温とされるのは14℃から15℃ということで思い切り冷やさなくても美味しい訳です。このワインが出来るエミリア・ロマーニャ州は旨い食べ物がいろいろあり中でもパルメジャーノチーズとサラミソーセージは有名であります。このワインとの相性は云うまでもありませんが意外にも日本の食材とのコンビネーションがよいのが面白いところであります。

葡萄品種はランブルスコ・サラミーノ85%とアンチェロッタ15%とのことですが新しくリリースされた2005年ヴィンテージの物は例年よりも美味しく感じられ泡も細かくガス圧が高いのが有り難いと思います。値段は至ってお安くドライな赤ワインが好きな人なら試してみても損はないでしょう。
Tenuta Quercioli というのは畑の名前であります。法律的な名称はReggiano でチーズのパルメジャーノ・レッジャーノと全く同じであります。初めて飲んだときはお世辞にも良い香りとは言い難かったのですが、慣れるに従いこの味香りが心地よく感じてしまいます。夏場にビールを多飲すると腹を壊す元ですが、ぬるくても美味しくそんなにガブガブ飲まなくても結構アルコールがあるのでほろ酔い気分になり身体に優しいのが有り難いと思います。製造元のホームページでは1,2年の内に早く飲んでしまうように書いてありますが数年の保存にも十分持ちこたえます。炭酸ガスがワインの酸化防止に役立っているので亜硫酸の量は少なくて済む訳です。ちなみにこのワインで二日酔いになったことは一度もありません。また色は大変濃く、見るからにポリフェノールの宝庫であることは間違いありません。

posted by:Georges :

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