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2006年08月26日

第82回英ちゃん冨久鮨で味わう究極の会

英ちゃんの8月は何と云っても「あこう」がメインであります。夏を代表する白身、あこうはその大きさが旨さの指標であります。6名で蓋物のお頭を頂くためには3尾必要なのですがその大きさは揃っています。さすがは英ちゃん、このお店こそ浪花を代表する割烹であります。

eichan0826-01.jpgまずは先付け「車海老の沖漬け」生きた車海老を漬け込んでありそのしっぽは綺麗な色を呈したままです。贅沢に2尾供されます。
eichan0826-02.jpg次に口取り左上から時計回りに「下仁田蒟蒻酢味噌、大角豆胡麻醤油、分葱醪、あまご煮、牛トロ無花果」の盛り合わせ。。甘露煮と云えばとかく甘辛さで魚本来の味が引き出せないままの調理法が多いのですが、このあまごはしっかりその味を主張しています。
eichan0826-03.jpg造りは「あこう」いつものことながら背の身、腹の身、皮の湯引き、内臓から肝と胃袋の湯引きも添えられます。
eichan0826-04.jpg煮物はとても大きな車海老と小芋の炊き合わせ、冷製であります。
eichan0826-05.jpg焼き物はきんき一夜干し、そのままでは脂が強すぎるので一夜干しにしてありますが旨味が凝縮され濃厚に。
eichan0826-06.jpg酢の物は蛸、分葱のぬた。
eichan0826-07.jpg揚げ物は「鱧の南蛮漬け」
eichan0826-08.jpg蓋物は見事な大きさのあこうのお頭、カマの部分も下に隠れています。あこうはお造りでも煮ても旨い魚の王様。
eichan0826-09.jpgにぎりは左上から時計回りに「あこうちりにぎり、とろ、さんま、雲丹、烏賊、穴子」雲丹は勿論明礬とは無縁の淡路産。
eichan0826-10.jpg果物はとても大きな「岩見沢メロン」ぺろりと平らげてしまう程旨い。

ワインは次の通りです。
1. Champagne Beaumont des Cray?res Fleur de Prestige 1998 Brut
2. Coteaux Varois en Provence Ros? 2005 Domaine des Annibals
3. Bourgogne Passetoutgrains 2002 Domaine Emmanuel Rouget
4. Pommard 1'er Cru Grand Clos des Epenots Monopole 2000 Domaine de Courcel
5. Chateau Olivier Blanc 2001 AC Pessac-L?ognan
6. Bourgogne Hautes-C?tes de Nuits Clos Saint-Philibert Monopole 2003 Domaine M?o-Camuzet

posted by:Georges :

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