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2006年05月19日

Vouvray Sec 2001 Domaine Georges Brunet

ロワールの白ワイン、ヴーヴレ・セックの2001年ヴィンテージです。作り手はドメーヌ・ジョルジュ・ブリュネでラベルの下の方に収穫は手作業で行ったことが書いてあります。この vendang? ? la main はとても重要なことであります。ロワールは全般的に広大な葡萄畑が多く、法律に規制がない地域では所謂ロボットで摘み取っても良いことになっています。

vindujour-042.jpg手摘みの良さはまず健全な葡萄だけ摘む、次に虫やカタツムリなどを取り除くことができるというメリットがあります。安物ワインによくある雑味と云うモノの由来、考えたら気持ち悪いですよね。Vouvray のアペラシオン、公布されたのは1936年12月8日で結構古い原産地であり泡のムスーと同じくペティヤン、スティルワインは辛口から思い切り甘いモノまでその種類は実に様々。葡萄品種は実は2種類認められています。勿論主な物はシュナンなのですがこういった記載があります。gros pineau ou pineau de la Loire ou chenin et petit pineau ou menu pineau 日本語に直すとグロ・ピノーまたはピノー・ド・ラ・ロワールまたはシュナンそしてプティ・ピノーまたはムニュ・ピノーということになります。ですが後者に関しては実物を見たことはありません。このドメーヌのHPにもその記載はありません。
さてこのワイン、グラスに注ぐとかなり濃厚な液体であることが分かります。色は濃い黄緑色から黄金色と云ったところでしょうか、香りは強烈な麦藁ストローに煮詰めた洋梨のような感じであり味わいは濃縮果汁で造られたようであります。ドメーヌのHPを見ると20年保つとの記載がありますが頷けると思います。こんな濃いワインはやはり熟成させる必要があると思います。とにかく香りが強烈味も濃厚、飲み疲れるワインとしか申し上げることができません。

posted by:Georges :

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