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2006年05月14日

miros de ribera Crianza 2002 DO Ribera del Duero Bodegas Pe?afiel

vindujour-029.jpgこのワインも先日のテイスティングのお土産ですが抜栓後48時間程経過しているので少し心配です。グラスに注ぐと色の変化はないようです。濃い赤色を呈していますが香りがやはり変化してアロマが飛んでしまいました、早くも酸化しているようです。口に含むと味わいは薄く余分な酸が感じられます。ワイナリーのHPを見るとかなり手間暇かけて造られている高級ワインのようですがこんなに早くくたばってしまうということはこれから先の熟成はあまり期待できないように思います。
このスペインワインは葡萄栽培に問題があるのではないでしょうか?

話は変わりますがコンビニで売っている弁当は30℃という温度設定で72時間置いて腐敗がないように造られていると伺いました。ということは防腐剤混入の量がかなり多いはずであります。私は弁当や駅弁、さらには出来合いの総菜の類など買うことはありませんが普通一般の人なら少なからず利用しているはずです。
さてこのワイン、48時間で変化があるということは酸化防止剤の量が少ないということでしょうか、それともワイン自体の力がないのでしょうか。
リベラ・デル・デュエロのワイン全体について私が思うのはラ・マンチャなどと比べると価格が高いと云うことです。勿論品質は悪くはありませんが、この価格帯ならもっと優れたワインがスペインにはあるはずです。
フランスのようにボルドー、ブルゴーニュ、ローヌやシャンパーニュといった地域別ワインの特性が認識されていないのが今のスペインワインの置かれた状況。内陸部の隠れた銘酒を探し出して頂きたいと願います。

posted by:Georges :

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