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2006年04月02日

Poupille Atipique 2002 AC C?tes du Castillon

winediary-057.jpg残留亜硫酸について私は日頃から極力避けるようにお薦めしてきました。ところが全く使わずワインが出来たとのことで早速買ってみることに・・・
これがそのワインです。
プピーユについては以前申し上げましたが、このワインは普通のプピーユではありません。日本からの要請で作られたそうですが樹齢70年以上のメルローから22hl/haという低収穫量、天然酵母を使い発酵させ24ヶ月新樽100%で熟成させたと聞きます。
少々胡散臭いとは思いますが、早速飲んでみたいと思います。まあ酸化防止剤(ワインの場合殆どが亜硫酸)を全く使わないことを売り物にするというのは如何なものかと思いますが、残留亜硫酸は少ないに越したことありません。
飲んでも判らないという人がおりますが、私の場合敏感に感じてしまいます。しかし仮に亜硫酸ゼロ使用であっても値段が馬鹿高いのは閉口してしまいます。このワインの場合税別販売価格が9,500円もするのが私には不思議であります。他にローヌでこれを売り物にしているドメーヌがありますが、有機農法無農薬栽培を売り物にいているものの不味いワインが結構多いのと同様の結果にならなければよいのですが・・・。
亜硫酸ゼロを喧伝しなくても残留亜硫酸の殆ど無いワインは存在します。しかしそういうワインは「酸がないから保たない」と評価されてしまいがちです。亜硫酸含有率の高いワインを好んで飲んでいるとまともなワインが分からなくなると云う証左ではないでしょうか。

posted by:Georges :

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