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2006年04月18日

紺屋の白袴じゃなく「白屋の赤ワイン」は旨いモノがあった

昨日はその3分の1ほどしか味わいませんでしたが、白ワイン同様バキュヴァンして保存、再検証することに。
尚バキュヴァンした際に液面には何の変化もなく瓶底から泡立つこともありませんでした。このワインは二日目も色香り味に全く変化はありません。ガーネットと表現したらよいのでしょうか紫系統の色は消えた暗赤色、香りはまさにマセットのようです。味わいは上質のポムロルに似たかなり甘めなのですが鼻に抜ける香りは独特で複数のハーブのようです。残留亜硫酸は全く感じません。

宮崎産黒毛和牛ハネシタの刺身を自己流に食べてワインとのマッチングを試みましたが、何とすこぶる良好です。牛肉にはシャルドネなど専ら白を合わせておりましたが意外なことであります。刺身に焼き海苔を載せ鳴門に巻き醤油を少々付けて食べるのが自己流ですが、このワインと合わせた場合ハーブの風味が海苔や醤油に妙に合うように思います。
結論として辛口好みの私には甘く感じてしまいますが、一般的には高く評価されるべき上質の赤ワインと申し上げて良いと思います。余計な樽の影響もありませんし今飲んですぐ美味しいワインと言えます。何度も申し上げますがマセットが好きな人には極めてお勧めできるワインと申せましょう。
Voos dai Ciamps 2001 DOC Friuli Vie di Romans
販売店がごく一部に限られているとのことです。見つけたらお試し下さい。

posted by:Georges :

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