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2006年04月12日

Dut' Un Cuv?e da uve Chardonnay e Sauvignon Blanc 2003 IGT Venezia Giulia Vie di Romans

かなり高価なイタリアはヴェネツィア・ジューリアのIGTの白ワインです。表には至ってシンプルな表示だけ「ドゥット・ウン」と読むのでしょうか?

winediary-065.jpgネットで調べたらようやく一件見つかりましたがイタリア語です。場所はMariano del Friuli というところの僅か0.8ヘクタールの小さな畑で、葡萄品種はシャルドネ55%、ソーヴィニョン・ブラン45%とのこと、8℃という低温でマセラシオン・ペリキュレールののち18~20℃で樽醗酵、マロラクティーク・フェルメンタシオンの後樽熟成といったところでしょうか。このマロラクティーク醗酵のことを「乳酸発酵」と云って憚らない連中がワインの専門家であるべきソムリエ諸氏に多いのには驚きます。乳酸発酵とは糖を乳酸菌によって乳酸に変えることを意味しているので決してワインに含まれる「リンゴ酸」を乳酸に変化させることではありません。
この地域でシャルドネのワインと云えばイエルマンの「ドリーム」が有名ですが随分とお高くなったものです。このワインのラベルには昔 'Where the Dreams have no end ...' と書いてあったはずなのですが最近見掛けたこのワインには何と 'Were Dreams, now it is just wine !' と書き換えられているではありませんか! 日本ではいつの間にか代理店が変わったようで7500円という高値で販売されています。トスカーナのチェルヴァロ・デッラ・サーラなども同様リリースされた頃いくらだったか知っている人は馬鹿らしくて買うことができません。いつも申し上げることですが今は有名かも知れないワイン、有名になったから結果として高くなった訳で、リリース初めの頃は随分お買い得感のあったワインであったことをご理解頂きたいと思います。

posted by:Georges :

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