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2006年02月25日
Morgon “Chateau de Bellevue” 2003 Domaine Louis Jadot
今日は酔胡王さんと西宮北口の「Top Win」へ。お店の内容はイタリアンと云うより洋風音楽居酒屋といった趣です。ネットで見つけたお店ですが関西で「村公一」ブランドの鱸が食べられる唯一のお店とのこと。この「村公一」ブランドの鱸は尾にタッグが付いていて通常の鱸の何倍もの値段で取引され主に東京の料理屋へ送られるとのこと。
鳴門の鱸の旬は恐らく夏だと思いますが、今から楽しみにしております。日本料理の世界では鱸は夏場のものと決まっており冬場は値が付かない程安くなります。しかし日本海の鱸は冬が旬のように思います。鰹も初鰹と戻り鰹があるように鱸も捕れるところにより夏冬旨い魚であります。
さてこのお店のカウンターは全席禁煙なので非喫煙者にとっては有り難い存在で、店内はクラシック音楽が流れています。マスターは元ピアノの先生でお客さんの多くは音楽関係の方とか。
メニューから田舎風パテを初めに選んだので注文したワインがこのジャドーのモルゴン。2001年にルイ・ジャドー社が購入したシャトー・ベルヴューの畑は35ヘクタール。最近のジャドーの動向は知らされておりませんがボージョレに余程興味があるのでしょうか? シャトー・デ・ジャックを買収するだけで十分なように思いますが・・・
クリュ・ボージョレのましてやモルゴンなど長熟向きのワインです。今飲むのは勿体ないのですが騒がれている2003年なので開けて頂きました。色は綺麗な紫色を呈し香りは閉じていますがガメイ臭さはありません。味はやはりタンニンがきつく5年あるいは8年位熟成を要するでしょうね。まあこういった若いワインをガンガン空けるのが今の若い方だそうですが・・・
階下の「桜咲く頃」も同じ経営で炭焼きメニューなどの出前を取ることができるのもこの店の特徴です。飲み物は希少な焼酎有り、モルトウィスキー有り、カクテルも有りの何でも有りです。クラシック音楽愛好家で非喫煙者の方なら是非一度お出かけください。
posted by:Georges :
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