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2005年12月21日

NERO Rosso del Salento 2003 Conti Zecca

1221wine.jpg イタリアワインを敢えて取り上げている訳ではありませんがプーリア州の信頼できる生産者であるコンティ・ゼッカの新しいヴィンテージなので飲んでみましたが・・・
これは凄いワインです! 3時間程かけてゆっくり飲んでいますが歯の表面はワイン色に染まり舌も真っ黒け。最初は思い切り渋みが襲いますがその中にある健全な果実味、ワインとしての確かな味わいが感じられます。いつも申し上げますがワインは葡萄で造られていますので葡萄本来の味が無くなってしまうようなワインは私はダメだと思うのです。
ラベルも強烈な印象ですが味わいもまた非常に個性的で私は高い評価を与えたいと思います。

面白いのは食事との相性で、こんな濃い濃いワインが実は野菜の煮込みに驚く程違和感がないのです。ベーコンと玉葱とセロリを煮込み人参と馬鈴薯を加え最後に黒豚のバラをスライスして煮込みましたがこんな優しい家庭料理にまさかこんな濃いワインが・・・・とは思いますが、違和感がないのです。
「旨いワインは食べ物を選ばず」もちろん例外はあります、この季節では数の子、干物全般、魚卵の類、このわたなどは絶対避けるべきでしょう。キャヴィアも合わせにくい食材ですが実は新鮮なキャヴィアならシャンパーニュとよく合います。ただ日本には殆ど入っていないのが現状で、臭いキャヴィアが多い訳です。キャヴィアといえば高級食材、ですがまともなキャヴィアは日本ではお目にかかることがはっきり申し上げてありません。

posted by:Georges :

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