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2005年10月21日

Vosne-Romanee 2003 Domaine Gros Frere et Soeur

1021wine.jpg 2003年というと猛烈な暑さがフランス全土を襲った年ですがその11月に売り出されたボジョレー・プリムールはあっという間に完売、やはり甘いと売れると云うことが証明された年でありました。翌年2004年の同じプリムールのワインはかなり売るのに苦労したと聞きます。毎年思うことですが「今年の葡萄は出来が良い」とは農家であれば誰もが言う台詞。
ですがプリムールではない普通のワインはどうだったのでしょうか? 私の知る限り偉大なワインが出来た年とはとても思えません。もちろん今から、本格的にこの年のワインが入ってくるはずですからまだ何とも言えないのが現状です。
で初めて開けてみたこのヴォーヌ・ロマネ、とても良い香りというか香水みたいに広がる芳香があり甘酸のバランスがとれています。果汁濃縮の成果でしょうか? 何だかちょっと出来すぎのような感じがしますがもう既に飲んでも大丈夫ではないでしょうか?
この香りは昔、1961年の名もないドメーヌのヴォーヌ・ロマネを開けたときのそれと似通っているように思います。その後1964年のサン・ヴィヴァンDRCも凄い香りを発しました。そんな昔を思い出させてくれる一本。期待出来るワインです。

posted by:Georges :

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