トップページ > フランスワイン > Champagne Christian Bourmault Cuvee Hermance Brut NV

« Chateau Mouton 2003 AC Bordeaux Superieur Jean-Philippe Janoueix | トップページ | Pelisa Barbera d'Alba 2002 Monchiero Carbone »

2005年09月21日

Champagne Christian Bourmault Cuvee Hermance Brut NV

0921wine.jpg 最近はRMシャンパーニュを流行らそうとする傾向にあります。
ドンペリやクリュッグなどのプレミアム・シャンパーニュに飽きてきたのでしょうか? 「シャンパーニュは高い」とお思いの方が多いのでシャンパーニュの原価について申し上げたいと思います。最も価格の高い葡萄で造られるのは当然の事ながら100%Cruの村で採れる葡萄を使ったもので、それが仮に特定の区画から生産されたものでも原料葡萄の価格は変わらないということを覚えておいて頂きたいと思います。
地域でいえばモンターニュ・ド・ランスの Ay や Bouzy あるいは Ambonnay や Verzenay などとコート・デ・ブランの Chouilly, Oiry, Le Mesnil-sur-Oger そして Avize, Cramant などが有名です。これらの地に於いて葡萄栽培しシャンパーニュを自ら生産している農家はそれこそ山程あります。日本には輸入されていないだけで良心的な価格で提供しているところが意外に多いのが実情です。
ところがいざガイドブックなどに載ると所謂ブローカーや独占販売権を持っていると自称する人物などが現れ価格が高騰するのです。日本人のバイヤーは彼らの話に乗せられ高い価格で買ってしまうのが現状かも知れません。

話は逸れてしまいましたがこのクリスチャン・ブルモーは Avize に本拠を持ち輸入元の説明によると「1870年から続くブドウ栽培家系。現当主クリスチャンが相続した時の畑は、僅か1ha。1981年にドメーヌを設立し、以来少しずつ畑を買い増やしています。
現在では、コート・デ・ブラン地区に4ha(シャルドネ)と、ヴァレ・ド・ラ・マルヌに2ha(ピノ・ノワールとピノ・ムニエ)の畑を所有しています。ドメーヌとしての品質基準に満たないブドウや果汁は、ネゴシアンに販売してしまうため、ドメーヌの年間生産量は10,000~15,000本程。クリスチャンと息子のアントニーの二人だけで運営しています。栽培方法はリュット・レゾネ」とのことです。

posted by:Georges :

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)