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2005年08月02日

Wachauer Riesling Smaragd trocken 2003 Weingut Polz

オーストリアのリースリングです。辛口好みの私にはピッタリの一本です。実は何年も前からアルザスのワインがだんだん甘くなってきて食事に合わすのが難しくなってきました。
今から10年程前日航ホテル大阪のセリブレテでトリンバック社長ユベール・トリンバック氏と会談したことがあります。その時社長に「辛口こそトリンバックの命です」と明言しました。当時は丁度どの造り手も甘口に走り出したときで社長も迷っていたのでしょうが、私の意見「いつかは辛口がブームになる」を重んじて頂いたようでその2、3年後ワインスペクテイターに大きく評価されるに至りました。
今は銀座のロオジェでしか飲むことが出来なくなってしまった「Clos Sainte-Hune」ですが、我がワイン大学の古いメンバーは幾つものヴィンテージを飲んで頂きました。有名になってから飲むのは簡単なことですが、有名になる前に如何に旨い物を知るというのは難しいことなのです。
さてこのワインですがクリアーな輝きのある薄緑色を呈し香りはアルザスよりはきつくありません。ミネラルを多く感じコクのある辛口はどんな料理にも合うでしょう。松茸と白マイタケに丹波地鶏を鰹出汁で軽く煮ましたがとても美味しい一皿が出来ました。

牛肉についての情報が少ないため特選素材のところを和牛研究会に改めお肉について少しお話ししたいと思います。知らない人があまりにも多すぎるので例の大田原牛のアホな値段になってしまうのです。ワインの好きな人は素材にも詳しくなって頂きたいと思い情報開示に務めます。

posted by:Georges :

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