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2005年07月21日

Chateau de Padere 2003 AC Buzet

ビュゼの殆どは Vignerons de Buzet という組織にコントロールされています。このシャトーも同じで単独名称で売られるのは毎年10万本前後ですが組織全体では2000ヘクタールの広大な畑を持ち年産実に1400万本を誇っています。勿論他に小さな所もあるのでしょうが輸出されるには至らないようです。
ワイン関連の本に「カオールがブラックワインと呼ばれる・・・」の記述を目にしますが実際もっとそれに近いのがこのビュゼのワインでしょう。注いだだけでその色その香りから容易にアペラシオンが分かるというのも珍しいワインではないでしょうか。葡萄品種はメルローが5割、カベルネ・フランとソーヴィニョンが25%ずつとのことですが品種からは想像のつかない香りが特徴です。ビュゼには白ワインもありますが私はお目にかかったことがありません。

黒ワインで思い出したのが最近若い人のブログで目に付く有名店の焼け焦げた鮎。鮎という魚は香魚と呼ばれますが何の香りかご存じない方が多いようです。写真で見るだけですがあれほど焦げていては香りも何もあったものではないと思うのですが・・・。昔雲月という京都の料亭に行ったとき笹葉に盛られた焼き鮎にどういう訳か火が回り、仲居さんが悲鳴を上げて調理場に飛んでいったのを覚えています。

posted by:Georges :

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