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2005年03月17日

ワイン大学第242回はイル・ギオットーネに決定

久し振りに京都は八坂の塔の隣の「予約の取れない店」として有名なイタリアン、イル・ギオットーネに行って参りました。雨にも拘わらず店内は満席で賑わってます。シューの生地に赤ピーマンのムースとアヴォカドそして鱒の卵があしらわれたアミューズに始まり、ショー・フロワの前菜、お得意の野菜のパンナコッタ(今日はカリフラワー)、名残のトリュフ・ノワールたっぷりの自家製パスタ、フォアグラの入ったリゾット、鳩のローストなどお腹一杯食べてしまいました。さらにデザートは数種類の中からいくらでも選べるとあって別腹まで満タンになりました。
シャンパーニュで乾杯の後、ペサック・レオニャンのブランに続いて飲んだのが Le Chambertin 1991 Maison Jean-Philippe Marchand ドメーヌ物ばかりがもて囃されるブルゴーニュですが、今から20年ほど前の日本ではそれこそ全く逆でネゴシアン物が幅をきかせておりました。ルイ・ラトゥールやジョセフ・ドルーアン、ルイ・ジャドーなど大手が市場を握っておりました。
ジャン・フィリップ・マルシャンはジュヴレイ・シャンベルタンの町のど真ん中にある小さなネゴシアンでそんなに有名ではありません。1991年というと偉大な90年の陰に隠れたヴィンテージですが私はその頃ブルゴーニュによく行っており斜面の畑は比較的良かったように覚えております。
このワインは流石にグランクリュだけあって薫り高いですね、グラスを回すとテーブルの上にブーケが漂います。熟成の極みとまではいきませんがトリュフの香りが感じられます。ちょうど名残のトリュフが出てきてベストマッチングでした。
4月28日木曜日午後7時30分の第242回ワイン大学定例会はここイル・ギオットーネで開催致します。この日記をご覧頂いている方優先で只今からご予約承ります。お席は24席1階のメインフロワを貸し切るような形で占領します。笹島シェフのお料理をご堪能下さい!

posted by:Georges :

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