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2008年07月16日

フランス料理店ア・プ・プレ

祇園祭で混み合う京都ですが、五条周辺に下るとそういった喧噪とはまるで別世界。新町の白山湯を少し北に上がり、細い路地を東へ入ったところにお店はありました。
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予めギンギンに冷やして貰ってたクレマン・ド・ロワールを頂きながらアミューズです。スプーンに盛られた帆立貝のマリネと夏トリュフにグジェール、帆立貝の鮮度が光ります。
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前菜は「Feuillté de saumon mariné à la salade de jeunes pousses et fromage chèvre aux herbes、自家製サーモンマリネ、ハーブ仕立ての山羊のチーズとベビーリーフのサラダのフイユテ」、サクサクのパイ生地とスモークサーモンの食感、お見事です。
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本日のスープは南瓜の冷たいポタージュ。
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魚料理は「サン・ピエールのポワレ、赤ワインのソース」日本ではマトウダイ、体表に丸印みたいなのが現れるので的鯛とも呼ばれていますがフランスでは高級魚。量も付け合わせもタップリ、何処かのママゴト料理ではありません。

お料理はまだまだ続きます。

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メインのお料理は「Caille farcis, Chou braisé au Foie-Gras、キャベツとフォアグラのウズラ包み」、鶉は丸まる一羽使ってボリュームタップリ。付け合わせの玉蜀黍のフランが印象に残ります。
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デセールは桃のコンポートとミントのソルベ。デザートも実に丁寧に作ってあります。
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特筆すべきはハーブティー、画像を失念しましたがとても良い香り、フィナンシェと胡麻の焼き菓子も付いてます。
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このお店はメニューとワインの価格設定が日本では珍しくバランスが良いと思います。このクレマン・ド・ロワールは下手なシャンパーニュより余程旨味成分を多く含み、何と税込4000円というお安い値段。
赤はヴァン・ド・ペイですがこれもコート・ドールのブルゴーニュワインよりピノ・ノワールらしさを味わうことが出来ます。

今日頂いたコースメニューはたったの4200円、ワインは一本二千円台からありますので二人で飲んで食べて一人8000円ちょっとで済みます。高級食材を鏤めたお料理ではありませんが極めてオーソドックスな本格派フレンチ、ワインもお安い! お薦めフレンチの発見であります。

フランス料理店ア・プ・プレ
〒600-8303
京都市下京区的場通新町東入銭屋町249番地
TEL/FAX: 075-361-3231
http://emeca.jp/apeupres/

posted by:Georges :

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