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2008年07月07日

Grüner Veltliner Fass 4 2007 Weingut Bernhard Ott

8v0707.jpg久しぶりのオーストリアワインに気を良くしたので「柳の下の泥鰌」ではありませんが別銘柄に挑戦してみました。生産者はベルンハルト・オット、ドイツやアルザスのような細長いボトルですが現代的にキャップスクリューを採用しています。しかしこのスクリューのかかりが一回転半ほどなので実に頼りない構造ではないか! これでは漏れるのでは? まあその内結果が出るでしょう。
生産者のHPはこちらですけどドイツ語オンリーなので何が書いてあるかよく分かりません。輸入元の資料によると「葡萄品種は グリューナー・ヴェルトリーナー 100% 、醸造・熟成 ステンレス・タンク熟成 5ヶ月 、平均年間生産量 50,000本 、『グリューナー・ヴェルトリーナーのスペシャリスト』としてオーストリアで最も注目される生産者。5つの畑で取れたブドウから造られるワインで、パイナップルのような果実味でミネラルも豊富」とのことですが、オーストリアワインに詳しくない者にとっては具体性に欠けるように思います。オーストリアのワインについてはこちらをご覧頂けるとご理解しやすいかと思います。
私自身はオーストリアに行ったことがありません。音楽の都、ウィーンへの憧れはありますがニューイヤーコンサートの実況に日本人の姿が多いのには興醒め、わざわざテレビにうつる席に座らなくても良いと思うのですが如何でしょうか?

さて話を元に戻し早速この「グリュナー・フェルトリナー・ファス・フィア」、グラスに注いでみましょう。

先日のシュロス・ゴベルスブルグのシュタインセッツと比べるとかなり淡い色合いです。グリーンと云うよりうす黄緑色、彩度も低い目、香りは輸入元の仰る『パイナップル』など微塵も感じません。またグリュナー・フェルトリナーの香りには違いないのですが水で薄めたようにその香りの成分は少ないようです。口に含んでも印象は変わりませんね、これは水っぽいと云われても仕方ないかも。ならば思い切り冷やしてみましょう。

温度が低くなると酸と同時に苦みを感じるようになりました。あまり冷やしすぎてもダメです。飲みごろは8℃でしょうか? 岐阜の枝豆、ビストロ・プルミエのガスパッチョ(さすがはスープの達人! メチャ旨)、朝市の莢豌豆の胡麻和え等と合わせましたが、感動はありません。瓶差があるのかも知れませんが圧倒的に先日のシュタインセッツに軍配が上がります。

推定蔵出し価格は6.25ユーロ、僅かに安いですけど味のレベルで申し上げると半分以下かもね。

posted by:Georges :

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