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2007年11月10日

Fairview Primo Pinotage 2003 Charles Back

7v1110.jpg南アフリカならではの葡萄品種ピノタージュのワインで、輸入元によりますと最近のワインスペクテイターで91ポイント獲得しているとのことであります。

まず知っている方は多いと思いますが、ピノタージュという品種は1925年南アフリカで Abraham Izak Perold という化学者でステレンボッシュ大学葡萄研究者だった人物が、ピノ・ノワールと(ローヌで多く栽培される)サンソーとを交配させて造り出した品種であります。現在この品種は南アフリカだけに限らずニュージーランドやブラジル、カナダ、イスラエル、そしてジンバブエで栽培されている他アメリカのカリフォルニアとヴァージニア州でも栽培されているとのことで実にワールドワイドな葡萄品種と云うことになります。

生産者フェアヴューのHPはこちらでご覧頂けますが、早速開けてみましょう。

裏ラベルを見るとアルコール度数が何と15%、キャップシールは分厚いのですがアルミ製、コルクは長さ45ミリの天然物です。

グラスに注ぐと・・・、アメリカ人が好みそうな大変濃い色を呈しています。ついでに濃縮果汁のような葡萄を煮詰めたような香り、味わいも大変濃い赤ワインに仕上がっています。濃いものには弱い人が多いはずですが、私は残念ながらこのような濃い系は好みではありません。味が全く平板であり、舌にべたっとこびりつくような感じがします。

今日は珍しくすき焼き、黒毛和種4番の「ネジ」と云われる部分ですが肩ロースに続く部分は少量ですが十分すき焼きで楽しめるのです。さらに岩手鴨の胸肉を投入、8ミリ厚にスライスしましたが少し火を入れるだけでとても柔らかく美味しく食べることが出来ます。で、ワインとの相性は・・・ これが悪くありません。しつこいもの同士なら合うようです^^。

スペクテイターもパーカー・Jr.も濃いものがお好きなようですが、フィネスは全く感じないこのワイン、ワイン初心者にはどうやら受けるかも知れませんね。

posted by:Georges :

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