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2007年01月07日

Château La Petite Borie 2004 AC Bordeaux

7v0107.jpg久しぶりのダメダメワインです。こんなワインに金賞を付与する組織そのものが胡散臭いと申せましょう。チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァンなる組織というか品評会がいつから行われているのかも知りませんが色だけが綺麗で香りも味も評価出来る代物ではないと断定致します。何が問題かと申しますと先ずはコルクを抜いたときの匂い。ボルドーとは異質の安物イタリアワインのような匂い。具体的に申し上げると埃っぽい匂いであります。もっと実例を挙げるとしたなら掃除機の内部を掃除するときその蓋を開けたときの匂いと申し上げたらご理解頂けると思います。この匂いを「胡椒のようなスパイスの香り」と表現するのは売らんがための常套手段。しかしいつも申し上げるようにコンクールでの金賞銀賞受賞ワインにろくなものがないというのはもはや定説になりつつあります。

実際にコンクールで金賞受賞しても金賞のマークは買わなければなりません。良心的な生産者であればコストアップは消費者にとって負担になるだけですからそれを固辞する生産者が結構居られます。またこういった品評会に出品する程余裕がないワインこそ「引く手数多なワイン」であることに他なりません。売れないワインは品評会に出して世に問うことはあっても黙っていても売れていくワインは品評会には出展されないというのが実際の姿であります。即ち金賞受賞というワインはロクでもないワインの中では比較的マシだという程度の物であることを認識頂きたいと考えます。

posted by:Georges :

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