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2006年04月29日
Tormaresca Negroamaro-Cabernet 2001 Puglia IGT
またしてもプーリア州のワインです。トルマレスカという会社、オーナーは Renzo Cotarella という人物で立派なHPをお持ちですが何故かこのワインは載っておりません。似たようなモノに“Neprica”というのがありますが、後継者なのでしょうか? 輸出に力を入れる大手生産者なのでしょう。
さてこのワイン、まず色は濃いガーネットでネグロアマーロ特有の香りがあり、ワイン本来の飲み頃に到達し、至福の時を迎えたと表現したらよいのでしょうか、甘酸のバランスが調和し美味しいです。
最近ワインをテイスティングしていると歯に滲みることがよくありますがこれは恐らく強すぎる酸のせいだと思います。ですからテイスティングの途中で何度も歯磨きせざるを得ません。舌も真っ黒けになるので舌まで洗う必要があります。美味しいワインを見つけるためには兎に角いろいろ飲む必要があるのですがたまに今日のようなワインに出会うとホッとした気分になります。
ただワインの熟成に関しては専門家の間でも間違った認識を持っておられる方が多いのです。特に多いのはシャルドネの熟成とシャンパーニュに関してですがなかなかご理解頂けないのが現状です。
posted by:Georges :
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