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2005年03月15日

神戸牛と称する牛肉を買いました。

Chateau Beaumont 1999 AC Haut-Medoc
銘柄牛が本当に美味しいか?会員ページにも書いたことがありますが、例えば松阪牛の場合など子牛は何処で生まれたかというと殆どが兵庫県下で生まれるわけです。フランスワインのAOCの規定のように厳密ではないのです。淡路島で生まれてもある一定の期間松阪の指定地域(これがまたかなり広い地域になりますが)で飼育されれば松阪牛となります。
肉屋さんのHPを拝見する限り等級はA-5の処女牛だけと思っていたのですが、松阪牛に関するネットオークションhttp://www.mie-msk.co.jp/auction/ を見るとA-2でも「松阪牛」で販売しても良
いことになっています。15日に入札があった模様で今回はすべてAになっていますが、前回はB-4もありました。
さて話を元に戻しますがこの神戸牛ですが菊の御紋が入った証明書は付いているのですが、色が濃いです。まず「貝の身」と呼ばれる部分を刺身で食べましたが、つるっとした舌触りですが甘みはあまり感じません。次に三角から続く部分を同じく刺身で食べましたがやはり同じく甘みに欠けるようです。もっと熟成させた方が良かったみたいです。
気を取り直して焼いてみました。6ミリの厚さに切りゲランドの塩と白胡椒をほんの少々、餅焼き網で炙ります。2年前に購入したスタンダード・ボルドー、シャトー・ボーモンの1999年を開けましたが、色が少し濁っているように見えます。買ってすぐ飲んだときはもう少し透明感があったように思います。このクラスに多いのですがやはり雑味が多いのではないでしょうか、ホコリっぽく感じます。早い内に飲んだ方が賢明と云うことでしょう。刺身では違和感があったものの焼くとワインとのコンビネーションは良くなります。

posted by:Georges :

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