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2008年06月21日

第104回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会

梅雨の雨模様の中珍しく大勢の方にお集まり頂きました。ネットから初参加の女性が何と2名も! さらに遙々東京から参加の方や名古屋からの常連医師、仁徳天皇陵の近くで神社家業を営む方や大きな牧場を経営されておられる方、また甲子園をキャンセルしてまで駆けつけて頂いた虎党所属のお医者様までメンバーは実に多彩であります。階下のカウンターもぎっしり満員という超過密状態で開宴となりました。
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先ずは「鱧皮のザクザク(鱧皮と胡瓜)」をつまみながらの乾杯でスタート。大阪では鱧を多食しますが捨てるところが殆ど無いのがその食べ方の特徴でしょうか。頭と中骨は出汁を取るのに使い、皮はこのように食べます。
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次に口取りは大きな北海道の浅蜊塩焼き、鯨赤身塩漬け、行者大蒜醤油漬け、城下鰈縁骨唐揚げ、八尾は恩智の枝豆。
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向こう付けは東シナ海から日本海にかけて獲れる鱧を焼き霜造りに。しっかり火を通した肝と浮き袋が添えられ山葵と梅肉で頂きます。
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煮物は季節を考慮して「鯒煮こごり、牛蒡、小芋、破竹」ですが、エアコンが十分効いている座敷なので温かい方が良かったかも知れません。
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焼き物は「島根県高津川天然鮎塩焼き、蓼酢」、かなりメタボなこの時期の鮎。3~5年前の四万十川の天然鮎を懐かしく思います。

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後半も普通ではないものが登場しますがその一つがコレ! 「鰹藁焼きのたたき、ポン酢、大蒜」、酢の物として供されますがメインの料理に間違いありません。
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さらに極めつけが「鮑バター焼き、青唐」、分厚い身は長崎は五島列島産のものでしょう。
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夏場の鍋と云えば「鱧オニオン小鍋」、卵でとじてあるのでマイルドな味に仕上がっています。
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おすしは「鮪、天然鮎寿司、海老、烏賊、水茄子」、食べきれずに持ち帰る人続出。
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果物はサクランボ、佐藤錦の2Lサイズです。

ワインは次の通り。
1. Mâcon Villages Les Tilles 2007 Domaine Sainte Barbe
2. Champagne Beaumont des Crayères Grande Réserve Brut NV
3. Sancerre Cuvée Silex 2005 Domaine Michel Thomas
4. Le Macchiole Bolgheri Rosso 2006 Azienda Agricola Le Macchiole
5. 屋久島幻の芋焼酎「三岳」

posted by:Georges :

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