トップページ > 食べ歩き > 3月の京都某所

« Château Lacaussade Saint Martin trois moulins Vieilles Vignes 2006 AC Premières Côtes de Blaye | トップページ | スクーデリア・アルフェッタ@川西能勢口の赤座海老 »

2008年03月06日

3月の京都某所

今日はこの季節ならではの「半生この子」にシャンパーニュを合わせてお楽しみ頂くはずだったのですが中国人による「海鼠買い占め」のためこの子は手に入りませんでした。噂によると「相場の数倍の値で全数買い取る」という美味しい話に地元の漁師は大はしゃぎだとのこと。この子を作るより手っ取り早く大金が掴めるとあって海鼠は日本の市場から姿を消しているようです。海鼠だけではありません、鮑も中国人による買い占めが続いているようです。実際にはバブルがはじけていると云われる中国経済、ですが高級食材は依然と高値が続いているようで大変困ります。
しかし海鼠が無くても旨い食材は他にあります。今日も大阪市内はもとより遠くは名古屋から、また大山から駆けつけて頂いた食いしん坊が一堂に会しました。
8q0306-1.jpeg
先ずはこの時期に不思議な香箱蟹、内子がぎっしり詰まっていて脚肉もたっぷり。
8q0306-2.jpeg
そして寒い時期ならではのプリプリの岩牡蠣。本当に小粒なのですがビックリするほどの滋味を持っています。
8q0306-3.jpeg
続いて聖護院大根の煮物にあん肝・カルバドス風味ソース、粒マスタード添え。
8q0306-4.jpeg
さらにあおり烏賊の鮑の肝和え。

お料理はまだまだ続きます。

8q0306-5.jpeg
向こう付けは2種類、関鯖は生でそして生姜と共に合わせ酢で。もう一つはカワハギの肝和えでこれはポン酢で頂きます。
8q0306-6.jpeg
名物酢味噌和えは島豚ロースの蒸し豚と同じく皮付き東坡肉がメインですが他にも珍味が一杯詰まっています。
8q0306-7.jpeg
蕪蒸しは百合根の裏ごしが入っていて和風クリームシチューみたい。
8q0306-8.jpeg
本物青首鴨のロースト。皮が薄く味わい濃厚で旨い! 白葱の焼き物が添えられ菜の花が春の訪れを告げているようです。
8q0306-9.jpeg
最後はいつもの和風オムライス、あんかけですがこのスープは天然スッポンの濃厚スープなのです。
デザートは柿のコアントロー掛け。

ワインは次の通りです。

1. Champagne Christian Bourmault Cuvée Grand Eloge Blanc de Blancs Brut NV
2. Corton-Charlemagne 2005 Domaine Denis Père et Fils
3. Pommard 2001 Domaine Parent

posted by:Georges :

コメント

お誘い有難う御座いました。

このこがいただけなかったのは、残念でしたが昨日も一風変わったお料理を頂戴でき楽しかったです。

その中でも鴨は本当に美味しかったです。

お酒もたっぷりとよばれ、少し酔っ払い失礼致しました。

投稿者 九代目 : 2008年03月07日 20:54

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)