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2007年08月05日

蕎麦処伊呂波のサービスメニュー

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「鴨汁そば」がここのサービスメニューであります。1300円ですがこのメニューだけは大盛りで供されます。午後2時を過ぎれば静かな店内ですがこの涼しい空間を独り占め出来るかと喜んだのもつかの間、5分も経過せず4人連れのファミリーが入店されました。何を思ったのかその内一人がタバコを手に取りましたがすごすごと外へ出て行ったのでひとまず安心しました。店内は完全禁煙であります。
蕎麦は歯応えとその喉越しに旨さを感じる夏場の楽しみの一つ。つゆはやはり冷たい方が好みであります。然るにこの鴨汁蕎麦は夏でもつゆは、大きめの器に焼いた白ネギと鴨ロースのスライスが4枚程とそのつくねが一個入っている温かいものです。蕎麦の硬さというかコシが砕けてしまうように私は感じてしまいます。
苦言を敢えて申し上げるならつゆに入っている鴨のスライスとそのつくねは恐らく冷凍物でしょう。鴨汁蕎麦はいつの間にか蕎麦業界では当たり前のメニューになったらしいのですが、夏場はスタイルを変えて供する方が好ましいと思うのは私だけでしょうか?つゆ自体に不満はないものの、ただ温かいだけに蕎麦本来の旨味を削いでしまうのではと危惧する次第であります。そこで私は次のように提案したいと考えます。

私はこう提案します。夏場の鴨汁蕎麦は形をアレンジして焼いた鴨と葱を別に盛り付け、「冷たいつゆと冷たい蕎麦に焼きたての葱と鴨をあしらう」というスタイルであります。また冷凍の鴨よりも大阪で商売するなら松原は地元の新鮮な食材「河内鴨」を使って頂きたいと思います。

posted by:Georges :

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