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2007年05月06日

Logan Shiraz 2005 Orange Australia

7v0506.jpgたびたび同じような写真になって申し訳ございません。取り敢えず今回が最後のオーストラリアのローガン・シリーズ。トリを飾るのはやはりシラーでしょうか。ローガン・シリーズについては何度も申し上げている通り冷涼な気候で出来る葡萄で造られるワイン故そこそこフランスワインに近い味わいを持つものの、やはり「まだまだ」という段階であると云うことはご理解頂きたいと思います。
で、先日のカベルネ・メルロー2004年と比べるとコルクの長さと質は同じものの色付きがかなり薄いのが見て分かります。実際グラスに注いでもそんなに色濃い訳ではありませんが立ち上がる泡まで赤いというかなり濃厚なムードは分かります。
色はまだ紫色の強いとても綺麗な赤色を呈しています。香りが特徴的で赤ワインなのにかなり柑橘系のそれを感じます。バニラと同じレベルの黒糖、そしてオレンジの皮をチョコレートで包んだあのチョコ菓子を囓ったときの香りがほぼ同レベルで感じます。鼻から抜ける香りも長く続き「カベ・メル」とは一線を画する優位性を認識出来ると思います。やはりオーストラリアはシラーに軍配が上がるのでしょうね。

このワインはワインバーで威力を発揮しますが、食べ物との相性もかなり良いと思います。トマトなどの野菜とも違和感を覚えませんし、毎度お馴染みの和牛のカルパッチョにも良い相性を呈します。これならワインだけ飲む人にも受けるでしょうし、また料理と共に楽しむ人にも大いに受け入れられると思います。
個人的には果実味の多いのは歓迎ですが、やはりかなりの残糖分が気になってしまいます。もう少しドライでキレのある方が私は好きです。

posted by:Georges :

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