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2006年12月01日

Tesch Riesling-Unplugged 2005

v12-01.jpgこれがドイツワインか?と誰もが疑うであろう超辛口テッシュのワインです。昔的にワインの詳細を述べると Nahe Riesling Trocken qmp Kabinett 2005 Weingut Tesch といったところでしょうか。時代が変わるとワインのラベルも変わりますし味も香りも面白い程変わるものです。私がワインに親しみ始めた頃ドイツワインと云えば断然ラインガウ、その中でもシュタインベルガーやシュロス・ヨハネスベルガーのベーレンやトロッケン・ベーレン・アウスレーゼが王座に君臨しておりました。しかし今はどうでしょうか? ドイツワインのそういった甘口は(言い方は悪いかも知れませんが)「老人向けワイン」としてギフト市場に僅かに見られるだけになってしまいました。イケムをはじめとするソーテルヌこそ評価本に載っているためレストランのワインリストに見掛けますがドイツワインの高価なものは殆ど目にすることはありません。しかし例の見本市などの会場にブースを張る不凍液事件の張本人が経営するいかがわしいワイン業者はまだ健在なので注意する必要があります。

最近はネットでワインのプレゼントなどやっているようなのでこちらの方こそ要注意かも知れません。「タダより高いモノはない」わけでプレゼントに応募すれば必ず当選するのですが、ワインは送られてくるのではなくセールスマンが持参する訳。そうしてきっちり営業されてしまうのです。気の弱い人なら殆どの方が12本以上買わされてしまいます。あとで気が付けば最低でも3万以上の支払いをしているはず。皆さん経験がありませんか?
さてこのワイン、コルクではなくスクリュー・キャップになっています。これによりブショネは防ぐことが出来ますが残念ながら「漏れ」は解消しないようです。好みもありますけど私の場合リースリングは思い切り冷やして尚かつ香りの高いモノを良しとします。で、温度を下げても極めて純粋なリースリングのアロマは変わらず合格点。色はグリーン、味わいはドライですがしっかりした果実味を感じ、2002年よりさらに好ましい状態であると言えます。最近のアルザスの甘さに疑問を持たれる方ならきっと気に入られることと思いますが如何でしょうか?
hinai-kimo1201.jpg
さて、これが比内地鶏の肝。フォアグラも旨いかも知れませんが新鮮なこの肝を生で食べるとそれこそ病みつきになってしまいます。生姜醤油をほんの少しつけても、またエクストラ・ヴァージンをかけて食べるのも良し。明日は胸肉のしゃぶしゃぶ、明後日は腿を焼いて食べる予定ですがこのホンマモノ比内地鶏は1週間位冷蔵庫で保管してもまったく大丈夫なのです。勿論内臓類は早く食べた方がよろしいかと・・・。名ばかりの比内地鶏は沢山出回っていますが3キロを超えるデカいものはそう簡単に手に入れることは出来ません。

posted by:Georges :

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