ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

第224回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会
今回は超常連メンバーさんがご欠席で静かな一夜と相成りましたが、取り敢えずは滞りなく終了しました。画像が消えてしまいパソコン内の大捜査作戦の末やっと見つかりましたのでブログに残します。


先付はワイングラスに蓴菜酢、秋田県産のプリプリゼリーが特徴ですがちょっと酢が強過ぎたかもしれません。食前の酢の物は消化促進のためには効果的です。


私が選ぶシャンパーニュは原則というか殆どマルヌ県産に限ります。シャンパーニュ地方とはパリから東北方向に150キロほど離れた地域であり、マルヌ県の領域であります。シャンパーニュ・グラン・クリュならびにシャンパーニュ・プルミエ・クリュはすべてマルヌ県のコミューンです。エチケットに生産者の所在地が記されてますが郵便番号にご注目下さい。「51120」とかとにかく「51」から始まる51000台の郵便番号ならマルヌ県原産であります。

このシャンパーニュは樽醗酵のあと敢えてマロラクティック醗酵を行わずに第2次醗酵されたもの。まあこの辺は好みなんですけどね。


口取は真ん中にナスタチウムの葉の上にさえずり山葵醤油、左上から時計回りに八尾は恩地の枝豆、水茄子浅漬け、焼いた万願寺唐辛子、ユキノシタの天麩羅。


本日の特選素材白身の王者の登場です。


脂ののった白身魚にはボルドーの赤が似合います。今はもうその存在自体がなくなってしまったシャトー・ベエーレの2012年。ベエーレ・クルタンではなく単なるベエーレは殆ど知られていません。


煮物として鱧の湯引きに鱧皮。この鱧も本日の特選素材也。


焼物は本日の超特選素材天然鮎、海部川でとれたこの時期としてはかなりの大物2尾。殆ど焦げ目の無い焼き方なので鮎本来の風味を楽しむことが出来ます。


合わせるワインはヴィレ・クレッセのこちら。知る人ぞ知る白ワイン。



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更新が遅れております。
画像が消滅してしまったりしてブログの更新がままなりません。

先日の地震ですが、震度6弱と伝えられた箕面に住んでおりながら被害は殆どありませんでした。昔のお話ですが、マンション購入に際して土地家屋調査士の先生から「住所地の名前がいい、岩盤の上だから大丈夫」と云われ、さらに造り付けの家具で統一したため、家具が倒れるということは全くありませんでした。これは知り合いの設計士からの助言を頂いた通りに実行したからでした。

ご助言頂いた皆様には感謝申し上げます。有難うございました。
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AOC ベアルンの範囲は3つある

アペラシヨン・ベアルンの範囲については殆どの教科書は間違った位置情報を提供しています。昔の拙ブログではこちらで説明しましたが、法令が整備されまた一部改正されたのでその範囲について改めたいと思います。

先ずはアペラシヨン・ベアルンを名乗ることの出来るコミューンについては次の通りであります。

AOC BEARN
- Departement du Gers : Cannet, Maumusson-Laguian, Viella ;
- Departement des Hautes-Pyrenees : Castelnau-Riviere-Basse, Hagedet, Lascazeres, Madiran, Saint- Lanne et Soublecause ;
- Departement des Pyrenees-Atlantiques : Abos, Arbus, Arricau-Bordes, Arroses, Artiguelouve, Aubertin, Aubous, Aurions-Idernes, Aydie, Baigts-de-Bearn, Bellocq, Berenx, Betracq, Bosdarros, Burosse-Mendousse, Cadillon, Cardesse, Carresse, Castagnede, Castetpugon, Castillon (canton de Lembeye), Conchez-de-Bearn, Corberes-Aberes, Crouseilles, Cuqueron, Diusse, Escures, Estialescq, Gan, Gayon, Gelos, Haut-de-Bosdarros, L’Hopital-d’Orion, Jurancon, Lacommande, Lagor, Lahontan, Lahourcade, Laroin, Lasserre, Lasseube, Lasseubetat, Lembeye, Lespielle-Germenaud-Lannegrasse , Lucq-de-Bearn, Mascaraas-Haron, Mazeres-Lezons, Moncaup, Moncla, Monein, Monpezat, Mont-Disse, Mourenx, Narcastet, Ogenne-Camptort, Oraas, Orthez, Parbayse, Portet, Puyoo, Ramous, Rontignon, Saint-Faust, Saint-Jean-Poudge, Salies-de-Bearn, Salles-Mongiscard, Sauvelade, Semeacq-Blachon, Tadon-Sadirac-Viellenave, Tadousse-Ussau, Uzos, Vialer, Viellesegure.

各コミューンについては省略しますが県で申し上げるとジェール県の3コミューン、オート・ピレネー県の6コミューン、そしてピレネー・ザトランティック県の数多くのコミューンをその範囲としています。

次にアペラシヨン・ジュランソンの範囲を示します。

AOC JURANCON
departement des Pyrenees-Atlantiques : Abos, Arbus, Artiguelouve, Aubertin, Bosdarros, Cardesse, Cuqueron, Estialesq, Gan, Gelos, Haut-de-Bosdarros, Jurancon, Lacommande, Lahourcade, Laroin, Lasseube, Lasseubetat, Lucq-de-Bearn, Mazeres-Lezons, Monein, Narcastet, Parbayse, Rontignon, Saint-Faust et Uzos.

ジュランソンの範囲はピレネー・ザトランティック県だけの25コミューン。コミューンの名前を青にしますからベアルンのどのコミューンと重なるかお分かり頂けます。

次にアペラシヨン・パシュランク・デュ・ヴィック・ビルの範囲を示します。いうまでもなくこの範囲は赤ワインだけのアペラシヨン・マディランの範囲と全く同じです。

AOC Pacherenc du Vic-Bilh
- Departement du Gers : Cannet, Maumusson-Laguian, Viella ;
- Departement des Hautes-Pyrenees : Castelnau-Riviere-Basse, Hagedet, Lascazeres, Madiran, Saint-Lanne et Soublecause ;
- Departement des Pyrenees-Atlantiques : Arricau-Bordes, Arroses, Aubous, Aurions-Idernes, Aydie, Betracq, Burosse-Mendousse, Cadillon, Castetpugon, Castillon (canton de Lembeye), Conchez-de-Bearn, Corbere-Aberes, Crouseilles, Diusse, Escures, Gayon, Lasserre, Lembeye, Mascaraas-Haron, Moncaup, Moncla, Monpezat, Mont-Disse, Portet, Saint-Jean-Poudge, Semeacq-Blachon, Tadousse-Ussau et Vialer.

パシュラン・デュ・ヴィック・ビル、マディランの範囲にあるコミューンはグリーンで示します。

お分かりでしょうか、アペラシヨン・ベアルンの範囲は非常に広く、3つの地域に分かれます。即ち本来のベアルンそして現在では消滅したデノミナシヨン・ベアルン・ベロックの各コミューンを含む純ベアルン地区、そしてジュランソン全体をその範囲とするベアルン・ジュランソン地区、そしてアペラシヨン・マディラン・パシュラン・デュ・ヴィック・ビルの地区即ちベアルン・マディラン地区という3つの地域ということになります。

言い換えるとジュランソンの範囲で赤・ロゼを造るとアペラシヨンはベアルンを名乗れる訳であり、マディランの範囲で赤・ロゼ・白ワインを造る場合アペラシヨン・ベアルンを名乗れる場合があるということです。

しかし来年の収穫から事態は一変します。

b) - Assemblage des cépages
- Pour les vins blancs, le cépage raffiat de Moncade B représente au moins 50 % de l’assemblage

2°- Règles de proportion à l’exploitation
– Vins blancs :
A partir de la récolte 2019, le cépage raffiat de Moncade B est obligatoire dans l’encépagement.

4°- Assemblage des cépages
– Vins blancs :
La disposition relative à la proportion de 50% du cépage raffiat de Moncade B dans l’assemblage ne s’applique qu’à partir de la récolte 2019.

アペラシヨン・ベアルンの葡萄規定からアサンブラージュの条項では現在の葡萄規定ベアルンの白ワインの場合、少なくとも50%のラフィア・ド・モンカードが必要となっているのが改められ2019年の収穫からはラフィア・ド・モンカードだけしか使えないことに相成ります。

20世紀の後半でもフランス南西地方のワインは日本ではほとんど紹介されませんでしたが、マディランの雄 Alain Brumont アラン・ブリュモン氏の登場、ジュランソンを世界に知らしめた Henri Ramonteau アンリ・ラモントゥー氏の出現によりかなり有名になったこれらのアペラシヨン、まずは地理的条件をしっかり掴んで頂きたいと思います。
| ワイン雑感 |
| 04:14 PM | comments (0) | trackback (x) |

第396回ワイン大学定例会メニュー
予定通り6月14日木曜午後7時にワイン大学定例会開催いたします。

場所は大阪メトロ天満橋駅4番出入口から西へ、右手に公園を見ながら坂を下り北浜方面に向かう左手にあるフランス料理店 The French Blue です。

高石料理長から頂戴した当日のメニューは次の通りです。

アミューズ①イサキのマリネとガスパチョ トマトグラニテ

アミューズ②軽く火を入れた但馬牛のタルタル

前菜①焼き上げた鮎とズッキーニのスープ

前菜②阿寒湖のエクルヴィスのポッシェとそのジュレ

魚:本日のお魚をソースヴァンブランで

お口直しのグラニテ

肉:仔羊背肉をオリーブのクルートで包んで

フロマージュ各種

デザート:2色のキウイとフロマージュブランのパルフェ

参加者の皆様でご確認の取れないお客様がおられますのでこちらにメニューをご提示いたします。ご確認頂けましたら小生までお知らせのほどお願い申し上げます。


| ワイン大学 |
| 03:33 PM | comments (0) | trackback (x) |

第223回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会
いつもの常連さんだけの集まりとなりましたが、メンバーのお一人からワインは超大物を差し入れて頂きました。


何と1964年は東京オリンピックの年のシャトー・モンローズ。1964年と云えば収穫の時にまさかの大雨に見舞われたのです。雨降る前と云うか早めに収穫したのはラトゥールとこのモンローズだったでしょうか。抜栓に手こずりましたが何とか無事にデカンタに成功。状態は信じられないほど元気でした。まさにグランヴァン、久々にボルドーのグラン・クリュ・クラッセを堪能させて頂きました。


先付は蛍烏賊の沖漬け。前回お越し頂いた岐阜のメンバー様からお届けいただいた古酒と非常によく合います。シャンパーニュとも相性良いのは新鮮というか生きたまま漬けるのがポイントかも知れません。


口取は中央にオクラ、常節、破竹の旨煮、焼き板若布に梅酒の梅。


これがその日本酒の古酒でヴィンテージは何と2002年。独特の風味がありますが決してひねた匂いではありません。綺麗な辛口でどんな料理にも合いそうです。


裏ラベルにはその詳細があります。


向付は大分は日出の名物城下鰈の薄造り。残念ながら旬を過ぎたように感じました。


本日の特選素材鮎魚女。煮付けにしてもプリプリの食感が凄い。天然の鮎魚女は非常に少ないので滅多に良いものには巡り会えません。
次は極めつけの特選素材の登場です。


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| 06:16 PM | comments (0) | trackback (x) |


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