ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Bordeaux Jeroboam


ボルドー・ワインボトルのサイズについて、Jeroboam ジェロボアムは4.5リットル即ち 750ml サイズの6本分と教わったはずですね。シャンパーニュのジェロボアム・サイズと云えば 3リットルですけど・・・

ところが現在流通しているジェロボアムの内容量を見ると5リットル750ml 瓶なら 6.666本分と中途半端な倍数になっているのです。

こんなの随分前からのことでしてボルドーワインだけのお話ですが1978年から変更になったとのこと。

こちらをご覧下さい。スクロールして半ば以降に次の記載があります。

6 4.5 Jeroboam (Bordeaux) until 1977 Rehoboam
1.66 5 Jeroboam (Bordeaux) since 1978

つまりボルドーでは1977年まではジェロボアムと云えば4.5リットルだったけど1978年以降は5リットルにサイズ変更になったとのこと。

こちらにも同様の記載がありますが

Bordeaux Jeroboam: 5 Liters (6.75 bottles)

小数点以下の数値は信用しないで頂きたい。

紛らわしいため 5リットルのボトルはボルドー・ジェロボアムと改称しては如何かなと思う。
| ワイン雑感 |
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Haut-Benauge とは
ボルドーワインでたまに見かけるエチケットに Haut-Benauge の付いたワインについて詳細を書いてみる。

まずこの表記を伴うワインは白ワインだけであるということ。

ボルドーワイン委員会の区別の仕方は Bordeaux Haut-Benauge ボルドー・オー・ブノージュと Entre-deux-Mers Haut-Benauge アントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュの2つのワインがあり、ボルドーワイン委員会の日本語のサイトでは前者を甘口ワインとしている。

それに対して後者のアントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュは辛口白ワインと分類している。

まあ大体の地図は添えられているものの、どの地域で他の例えばボルドー白ワインとどういった点が異なるのかの解説は無い。

INAO のサイト から Haut-Benauge と名の付くワインを検索すると次の3つが現れる。

Bordeaux Haut-Benauge
Bordeaux Haut-Benauge avec sucres
Entre-deux-Mers Haut-Benauge

つまりボルドー・オー・ブノージュは法令上辛口もあるし「avec sucres」即ち甘いのもある訳である。ところがボルドー委員会の日本語サイト は甘口に限定している。

しかしこれには訳があり、地元のサイトではボルドー・オー・ブノージュは甘口だけとの説明があるのだ。

つまり法令では辛口と甘口があるものの、違いが分かりやすくする必要に迫られてアントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュだけが辛口と決められた模様である。

何故かと云うと次の地図をご覧頂きたい。



オー・ブノージュと名の付く地域はボルドー市内から南に約 30キロ、カディヤックからすぐ北東の地域であり、含まれるコミューンは Targon 、Soulignac 、Escoussans 、Ladaux 、Cantois 、Arbis 、Saint-Pierre-de-Bat 、Gornac 、Mourens の9つだけである。昔アルビの近くに存在したシャトー・ブノージュにその由来があり、ボルドー・オー・ブノージュもアントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュも全く同じ地域で造られるワインである。

この限られた地域で3つも異なるワインがあるとややこしいという訳で甘口はボルドー・オー・ブノージュ辛口はアントル・ドゥー・メール・オー・ブノージュという区別に落ち着いた模様である。

またボルドー・オー・ブノージュのアルコール度数は最低11.5% 必要であるというのも特徴である。他のボルドー・ブランは10.5% 、もしくは11% であり、普通よりアルコール度数は高い訳である。

法令は時に矛盾するという一例。

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第243回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会
令和2年では初めての道頓堀 英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会、大勢のメンバーにお集まり頂きこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

令和2年はどんな特選素材が登場するのか、先ずは先付からの始まり始まり。


穴子の稚魚、のれそれをポン酢で頂きます。ヴーヴレのエクストラ・ブリュット・ミレジメと山廃仕込みの日本酒に合わせます。


口取は氷頭鱠、鮑柔らか煮、一寸豆、酢蓮根に菜の花の辛し和え。


出ました、本日の特選素材は天然の寒鰤。角切りみたいな感じですが凄い脂がのっています。口の中でとろけそうな大トロ、これには熟成飲み頃を迎えたグラーヴ・ルージュが大変良く合います。

画像では大葉の陰に隠れていますが超極細の大根のケンも実に旨い。


出ました本日2番目の特選素材は極太の太刀魚塩焼き、食べ応えあり過ぎのデカい太刀魚、特製の英ちゃん焼き台で焼かれるため焦げ目は殆どつかずに中までしっかり火が通っています。

私は半生の焼き魚とか、ミキュイの魚料理を有難くは思いません。しっかり焼いても旨い魚は旨いのです。

この料理と次の料理にはすでに消滅してしまったサンテステーフのシャトーを合わせます。飲み頃とはこういうワインを指すわけで2015年のグラン・ヴァンを今頃飲んで旨いというソムリエなど全く信用しません。


本日の特選素材第3弾は北海道で獲れてもキンキと名の付くキチジ、恐ろしいほど良質の脂がのっています。また凄いボリュームですがあっという間に完食。

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AOC メドック とオー・メドックの範囲について

メドックの領域って河口付近だけと思っておられる方が殆どではないでしょうか?

上の地図をご覧下さい。ボルドー市内に近いところまでという広範囲にわたっています。

次にオー・メドックの領域は



よくご覧下さい。ボルドー市内に近いところの一部が欠落してますよね。このコミューンだけはボルドー市内に近いもののアペラシヨンはオー・メドックは名乗れずメドックになる訳です。


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ワインのお値段について考える
当時は持て囃された評価本の本文に掲載されているワインのお値段

今現在と比べると大変お安いお値段です。当時のレートで1FF=20yen 程度だったのですが、昔は安かったのに今は異常な価格になってしまっている。

ですが味は昔と変わらないのですよ。










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