ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Ristorante dei Cacciatori @祇園縄手
なんちゃってイタリアンが多い中正統派のピエモンテ料理を頂けるお店です。前回お邪魔したとき感動したミルクラムと手打ち麺をリクエストしてあとはお任せでお願いしました。


まずはムール貝と浅蜊のズッペッタ、貝類のスープなのですがどういう訳か塩分強過ぎ。これは塩辛過ぎますとはっきり申し上げます。


パンとグリッシーニ、特にグリッシーニが気に入ってます。


十勝産ホワイトアスパラガスのトゥリス、生のホワイトアスパラのマリネ、茹でたホワイトアスパラに定番のオランデーズソース、そしてフライ。生の食感が好みですがオランデーズも旨いしフライもいけます。


ファッソーネ牛タン、バニェットヴェルデはイタリアの牛の舌をボイルしたものにパセリのソース、ピエモンテの前菜とのこと。旨い。


若狭湾鮬のインパデッラ、サンロードトマトと賀茂茄子。角切りした賀茂茄子を敷いた上に鮬セイゴ、トマトのソース。これまた非常に美味しい。


ワインは泡。


チャンベッラ・ディ・リーゾ、アスパラガスとマッシュルーム。所謂リゾットですが野菜の使い方がお上手ですね。欲を言えばプリッとした麦を使って頂きたい。

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Prunelard N




プリュヌラールと読む黒葡萄で拙ブログでは5年前こちらで取り上げました。

肝心なことはボルドーでの主要葡萄の一つ COT もしくはマルベックの父親となる葡萄であるということ。

COT が正式名称で読みは「コ」もしくはちょっと伸ばして「コー」、1980年代私がボルドーで耳にしたのは「コット」でしたが、末尾の「T」は発音しない傾向になったため現在は「コ」と発音するのが妥当とのことです。

COT の父親がプリュヌラールで母親は? 以前のブログで示したようにマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントという黒葡萄であります。

またマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントを母、カベルネ・フランを父として生まれたのがかのメルロー、正式名称メルロー・ノワールであります。

VIVC のデータベースから COT コの親子関係は
Pedigree confirmed by markers MAGDELEINE NOIRE DES CHARENTES × PRUNELARD
Prime name of parent 1  MAGDELEINE NOIRE DES CHARENTES
Prime name of parent 2  PRUNELARD

また同じくメルロー・ノワールの親子関係は
Pedigree confirmed by markers MAGDELEINE NOIRE DES CHARENTES × CABERNET FRANC
Prime name of parent 1  MAGDELEINE NOIRE DES CHARENTES
Prime name of parent 2  CABERNET FRANC

遺伝子の解明は既に済んでおり上記のデータは書き換えられることはないはず。従ってコもしくはマルベックは母親マグドレーヌ・ノワール・デ・シャラント、父親プリュヌラールとの交配により生まれた葡萄。

またメルロー、正式名称メルロー・ノワールは母親マグドレーヌ・ノワール・デ・シャラント、父親カベルネ・フランとの交配により生まれた葡萄であり、コとメルロー・ノワールは母親が同じマグドレーヌ・ノワール・デ・シャラントで父親が異なる異父兄弟であります。

プリュヌラールが使えるフランスのアペラシヨンについては以前のブログをご覧下さい。葡萄規定など法令は現在も同じです。
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26日土曜日の英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会献立
26日土曜日の英ちゃん会、献立は次の通りです。

先付 蛍烏賊沖漬け

口取 常節、破竹、梅焼酎漬け、オクラ、焼き板若布

向付 城下鰈薄造り、薬味ポン酢

煮物 鮎魚女の煮付け、牛蒡、木の芽

焼物 伊勢海老海胆焼き

酢物 スマたたき、大蒜、薬味ポン酢

揚物 若鮎唐揚げ、雪塩

蓋物 ジュンサイ土瓶蒸し、海老、鯛、三つ葉、柚子、酢橘

すし 城下鰈、鳥貝、海胆、まぐろ、玉子

果物 メロン

お越し頂ける方はお急ぎコメントお願い申し上げます。
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Primitivo N




今まではフランス政府が公表する葡萄目録についてアルファベット順に書いてきましたが、比較的日頃目にすることの多い葡萄から取り上げてまいります。一応アルファベット順は続けてまいりますけどね。

プルサールの次にはプリミティーヴォを取り上げます。

プリミティーヴォと云えばイタリアワインに多く見られますが、もっと頻繁に目にするのはアメリカのジンファンデルでしょう。プリミティーヴォの代表的シノニムはこのジンファンデルであります。

つまりイタリアのプリミティーヴォとアメリカのジンファンデルは同一の葡萄であるということです。

さて、どうしてフランス政府がこの葡萄をリストに載せているのでしょうか?

こちらをご覧下さい。ページの中ほどにフランスでの栽培面積の記載があります。2008年に 1ha 、そして2011年に同じく 1ha 。INRA 国立農業研究所の研究用農園にて栽培されているのだろうと思いきや、なんと栽培地はラングドックのこちらドメーヌ・ラルジョルという生産者がフランスで恐らく唯一当該葡萄の栽培そしてワインを造っていると思われます。

実際に売られているのがこちらのワイン、Zinfandel de l'Arjolle 2016 ジンファンデル・ド・ラルジョル、お値段は1本 13,95 € 也。はっきり申し上げてお高い。詳しくはこちらをご覧下さい。

ソムリエ試験には絶対出ませんけど、フランスでジンファンデルから造られる赤ワインが存在する、〇か×か答えよという設問があるなら正解は〇ということになります。

さてこのプリミティーヴォ、代表的シノニムジンファンデルですが今現在登録されているシノニムは下記の通りです。但しVIVC のシノニムの表記は英語となっていて、現地の表記を英語に無理やり置き換えられた訳ですので注意が必要です。

シノニムは全部で32

AGLIANCO DEL VULTURE
CJUTIITZA
CRLJENAK CRNI
CRLJENAK KASTELANSKI
CRNII KRSTACHA
GIOIA DEL COLLE
GRAKOSIJA
GRATOSIJA
KASTELANAC
KRAKOSIJA
KRATKOCHIVA NOIR
KRATKOSICA
KRATKOSIJA
KRATKOSIJA CRNA
KRATOSIJA
KRATOSIJO
LJUTIITZA
LOCALE
MORELLONE
PLAVAC VELIKI
PRIBIDRAG
PRIMATICCIO
PRIMATIVO
PRIMITIVO DI GIOIA
PRIMITIVO NERO
STARINSKI PLAVAC
TREBIDRAG
TRIBIDRAG
UVA DELLA PERGOLA
UVA DI CORATO
ZIN
ZINFANDEL

以前当該葡萄を紹介したとき は原産国クロアチアで Crljenak Kaštelanski がクロアチアでの正式名称と述べたのですが、当時からすでに VIVC では正式名称 PRIMITIVO としていました。

結論ですがフランスでもプリミティーヴォは実際栽培されワインまで造られていたという事実が判明しました。
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第395回ワイン大学定例会・日本料理翠さん
ミナミの日本料理では群を抜く存在の翠、大屋料理長にお願いしました。カウンター10席を貸し切りにさせて頂きワイン大学定例会の開催です。

昔々当時の名前は確かセスタスだったでしょうか、オーディオのパイオニアの子会社としてフランスワインを輸入された加勢さんのワインを味わったと同様の感動を久しぶりに体験したのが寺田さんのワインであります。やはり現地のワインを良く知る人でないと見つけられないワイン、まだまだたくさん眠っていそうです。

有名になってしまったワインを追いかける人が大勢居られますが、私は知られていない中に美味しいワインを見つけ出すのが好みであります。


まずは先付「紋甲烏賊に海胆、キャヴィア、天然山三つ葉に海苔、花穂紫蘇をあしらい山葵で留めてあります。

乾杯はバスクのチャコリのロゼ泡。


最初から特選素材が出てきます、天竜川の鮎を唐揚げに。このお料理にチャコリのロゼ泡大変よく合います。


グリーンアスパラを焼いて黄身酢で頂きますが、そこにスライサーで唐墨が振りかけられます。この黄身酢が実に美味しいのです。モンタニーの白ワインがぴったり。


何とデカいサザエの軍団。


伊豆大島の特大栄螺の壺煮。これまた本日の特選素材也。


刺身も普通では出てこないものが・・・ 8キロ超えの鰹はたたきで、炙った白身の大トロ、そして鳥貝もさっと炙ってあります。

合わせるワインはブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ、生産者は内緒ですが驚くべき旨さ。



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