ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

自分の標準ワインを持とう
人の好みは人それぞれだが、自分自身のスタンダードワインを持っているとそれと比較してワインを判断できるように思う。

例えばソーヴィニョン・ブラン、私の場合基準を AOC ボルドーのシャトー・レイノンとしている。知る人ぞ知る故ドゥニ・デュブルデュー氏のご自宅を兼ねていたシャトーである。

ソーヴィニョン・ブランの柑橘系の香り、味の密度、余韻の深さなど一定の水準をはるかに超えた良いワインである。

昨日はとある国産ワイナリーのメーカーズディナーに参加したが、飲ませて頂いたすべてのワインは世界水準を大幅に下回る品質であり残念至極であった。

最初に供されたスパークリングは勢い良い泡で期待したのだが、舌にこびり付く甘さが私にはしつこく感じた。飲み進むに従いそれは重さとなった。食事と共に飲むには重すぎるのである。

次にソーヴィニョン・ブランである。説明にあった「グレープフルーツ香」は微かに感じるものの果実の風味は薄くやはり舌に残る甘さが厄介なのである。あって然るべき酸はほんのわずかに感じる程度、恐らく熟成するよりくたばるスピードの方が速いはず。

最も残念だったのはピノ・ノワール。取って付けたような色合いにもがっかりだが残糖分が舌を覆い包みピノらしさは微塵も存在しない。砂糖水に色付けしたような飲料はワインという名に相応しいものではない。

私は自分の基準を下回るワインは飲まない主義である。

大切な自分自身の味覚を損ねるからであり、いくらお高いワインであっても例えばブショネなら絶対飲まない。味覚の許容範囲を極端に制限しないと本当に美味いワインの判別は難しいと思うのである。

早々にその場から退散し、いつものワインバーで口直し。

ベースとなるワインを持っているとしっかりとワインを判別する能力が身につくはずだ
| ワイン雑感 |
| 11:47 AM | comments (0) | trackback (x) |

英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会第240回無事終了
英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会は大阪の有名な左官業浪花組当時副社長清谷さまのご尽力により20年前に始まった浪花割烹料理+ワインの集いである。当初は6名程度の小規模宴会だったが20周年の昨日は総勢18名お集まり頂いた。遠くは何と青森から駆け付けて頂いたメンバーもおられた。


先ずはカウンターに陣取った原木栽培舞茸、凄い迫力。


先付はその舞茸を三杯酢で。


口取は右上の紫頭巾から、見えにくいかもしれないが右側銀杏の葉に盛られた「もってのほか」という紫色の菊花、小鯛の酢漬け、鯨ベーコン辛子醤油、そして銀杏。
小鯛も秀逸だったがベーコンが出色。


おめでたい天然真鯛の姿造りは何と2皿。30人前くらいのボリューム。本日の超特選素材也。


ファースト・サービス、プリプリの食感でめちゃ旨。お代わり2回也。


あわび柔らか煮、これまた本日の特選素材也。


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| 英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会 |
| 02:08 PM | comments (0) | trackback (x) |

関西随一の中国料理店北新地本通りにオープン

以前から何度が紹介している大阪は大和川の南というより光明池に近い本格的中国料理 HARAKAWA が10月29日北新地に新店舗をオープンする。

何が凄いかをもう一度説明しよう。

先ず店主自ら買い付けに行く鮮魚が凄い。活け魚をはじめ鮑や伊勢海老そして蟹の類まで全て活けモノ。

化学調味料は一切使わないという潔さ。

他店では見かけないハイカロリーバーナーの凄い火力で素早く調理する。

香港まで行かなくても本場香港の海鮮料理が食べられるのである。


| 食べ歩き::お気に入りの店 |
| 06:11 PM | comments (0) | trackback (x) |

第412回ワイン大学定例会祇園南側いわさ起さん
去年は第400回でお世話になった祇園南側いわさ起さん、1年後の第412回もこちらで開催となりカウンターと奥のテーブル席すべて貸し切りさせて頂いた。


先ずは先八寸豪華なプレゼンテーション。


左上から時計回りに、胡麻和え 柿 八幡蒟蒻 胡瓜 松ノ実、菊菜お浸し かきのき茸 菊花 いくら、鯖寿司磯辺まき 生姜甘酢、
胡桃カステラ 車海老 紫ずきん 丸十栂尾煮 火取畳鰯 モッツァレラ味噌漬 松葉刺し。


日本料理の主役はやはり煮物椀。


丸仕立て 丸豆腐 焼き葱 松茸 浅葱 忍生姜。松茸は岩手県産。


御向こうは天然の九絵、ボストン本鮪そして剣先烏賊

けんはなんと南瓜の一種コリンキー、 大葉 黄菊花 ラデッシュ 辛味大根 山葵


鱧松茸 道明寺揚げ 新海苔あん、 青唐 銀杏 山葵

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| ワイン大学 |
| 04:14 PM | comments (0) | trackback (x) |

第412回クードポール・ワインを楽しむ会
ジョージアのオレンジワインとか自然派と呼ばれるワインそして国産ワインなどとは無縁のワイン会。世間で流行っているものが必ずしも自分の趣味に合うとは思わない方には向いているかもしれない。


先ずはリースリング100%のスパークリングワインで乾杯、アミューズ・グールは赤ピーマンのムース、トマトのクーリ添え。泡はベースのワインが旨いかどうかで2次醗酵の期間は短縮できるものである。


続いてタスマニアサーモンのマリネ、これにも泡は良く合う。


エスカルゴ・ア・ラ・ブルギニョン、合わせるワインはマルサネ・ロゼ。今でこそマルサネはアペラシヨンを取得しているが、頭にブルゴーニュと付いていたのを知っている人は殆ど居ないはず。


モンサンミッシェル産ムール貝のスープ。

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| クードポールワインを楽しむ会 |
| 05:15 PM | comments (0) | trackback (x) |


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