ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

第192 回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会
本日午後7時開催の英ちゃん会献立です。

先付 舞茸ポン酢

口取 紫頭巾黒豆の枝豆、太刀魚昆布〆、赤万願寺唐辛子、梭子魚焼き霜造り、小茄子揚げ出し

向付 戻り鰹造り、あしらい一式、皮の塩焼き

煮物 虎魚煮付け、牛蒡、木の芽

焼物 のどぐろ塩焼き、蓮根、牛蒡味噌漬け

酢物 渡り蟹、刻み胡瓜、三杯酢

揚物 子持ち鮎天麩羅、雪塩

蓋物 松茸土瓶蒸し

すし 烏賊、平目、針魚、穴子、松茸

果物 柿
| 英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会 |
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グリルあい川@八戸ノ里

とんかつってお高い店に行列しなければ食べられない食べ物ではないと思うのです。

近鉄八戸ノ里駅から南へバス通りをゆっくり歩いて10分ほどの右手にある洋食屋さん。お薦めは火曜日の日替わり定食です。豚のヘレカツ3枚と海老クリームコロッケ。画像は御飯少量、サラダ多い目に変更、さらに別添えトンカツソースが基本ですが我が儘云って温かいデミグラスソースを掛けて貰ってます。

ベシャメルにプリップリの小エビがゴロゴロ入ったクリームコロッケはお持ち帰りも出来て1個100円。ヘレカツはボリュームタップリでレタスとキャベツの千切りにトマト2切れと胡瓜、そしてハムの入ったポテトサラダが付きます。お味噌汁は豆腐と若布に三つ葉が浮かんでます。

この日替わり定食、なんとお値段税込み800円という安さなのです。もちろん通し揚げ(注文を聞いてから揚げる)ですので揚げたてホヤホヤ。

難を申し上げれば喫煙可能であると云うこと。開店と同時に入店するか、あるいは午後2時以降2時半までに入店すると喫煙する人は居ないはずです。

駐車場はありませんがすぐ近所にスーパーマーケットがあるので買い物がてらにお立ち寄り頂いたら如何でしょうか。尚、日替わり定食はお昼の時間だけではなくディナータイムも同じお値段ですのでお得だと思います。

| 食べ歩き::お気に入りの店 |
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Calabrese N


カラブレーゼ、フランス語読みするとカラブレーズになるはずですが、本来はイタリア原産の葡萄ですのでイタリア語読みしてカラブレーゼ。名前からはイタリア半島のつま先、カラブリア州原産と思われがちですが実はシチリア原産という説が濃厚であります。

画像はフランスで栽培される葡萄のサイトのこちらから拝借しました。葉の形状が丸いのが特徴ですね。ワインの名前として使われるのは専らネロ・ダーヴォラというシノニム。カラブレーゼと云うよりネロ・ダーヴォラの方が一般的であります。

しかしながらネロ・ダーヴォラと呼ばれる葡萄、実は2つ存在します。当該葡萄以外のそれは正式名称 CALABRESE DI MONTENUOVO カラブレーゼ・ディ・モンテヌオーヴォ。この長ったらしい名前の葡萄、シノニムはCALABRESE MONTENUOVO、NERO D'AVOLA、SANGIOVESE と3つあり、サンジョヴェーゼとも呼ばれていることから正式名称で申し上げるとカラブレーゼ、カラブレーゼ・ディ・モンテヌオーヴォそしてサンジョヴェーゼの3種はしばしば混同されていた可能性が大きいと云うことが分かります。

このカラブレーゼ・ディ・モンテヌオーヴォについては拙ブログのこちらをご覧下さい。

また正式名称サンジョヴェーゼは今の時点で交配種であったことが確認されています。ですがそのルーツは2説あるので要注意であります。サンジョヴェーゼの現在の状況については拙ブログのこちらと、もう一つこちらをご覧頂けると幸甚に思います。

さて話をカラブレーゼに戻します。イタリア原産の葡萄を敢えてフランスが取り上げるのは如何なものかと申し上げたいのですが、フランス国内でこの葡萄を使ってワインが造られているのはごく最近のことのはずです。IFV のサイトには外来の葡萄をフランス政府が取り上げたことについてこちらで書いてあります。

VIVC のデータベースからカラブレーゼのシノニムは現在のところ22報告されており次の通りです。(2017年7月現在さらに増えて25のシノニムがあります。こちらをご覧下さい)

ALBA DE CALABRIA
CALABRESE CAPPUCIU NERO
CALABRESE D'AVOLA
CALABRESE DE CALABRIA
CALABRESE DI NOTO
CALABRESE DOLCE
CALABRESE NERO
CALABRESE PITTATELLO
CALABRESE PIZUTO
CALABRESE PIZZUTELLO
CALABRESE PIZZUTELLO CON LA FOGLIA ROTONDA
CALABRESE PIZZUTO
CALABRESER WEISS
CALABRIA
CALABRIAI FEKETE
CALABRISI D'AVOLA
FEKETE CALABRIAI
KALABRIAI FEKETE
NERO D'AVOLA
RAISIN DE CALABRE NOIR
STRUGERI DE CALABRIA
UVA DE CALABRIA

イタリアではこちらの通りシチリアの各 DOC でごく一般的に使われていますが今のところフランスのアペラシヨンでこの葡萄を使うものはないはずです。今後の法令改正により使えるようになるのでしょうね。
| ワイン雑感 |
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Cabestrel N 続き
追記です。カベストレルと同じルーツを持つ葡萄が存在します。旧ソビエト連邦で交配により生まれたとされる葡萄の名前は MURVEDR GULE 、ロシア語の発音は分かりませんが、恐らくムルヴェドル・グールではないかと思います。

VIVC のパスポートデータはこちら 、ペディグリーをコピーさせて頂くと

Pedigree as given by breeder/bibliography  MOURVEDRE × CABERNET SAUVIGNON
Prime name of pedigree parent 1  MONASTRELL
Prime name of pedigree parent 2  CABERNET SAUVIGNON

これはまだ検証されていないデータですが、フランス以外でも全く同じ両親の葡萄から交配が行われていたことが分かります。このムルヴェドル・グールはワイン用の葡萄とありますがシノニムが複数(5種類)存在すると云うことはかなりの範囲に栽培されているはず。ちなみにシノニムは

CHERNYI KATALON
GULE NIKITSKII
MOURVEDRE GOULE
MURVEDR NIKITSKII
MURVEDR RANNII

また両親が真逆の、即ち母方となる葡萄がカベソー父方がモナストレルという間に生まれたのがこちらMOURVEDRE HICHLE 恐らくムールヴェドル・イクルと読むと思いますが間違っていたらスミマセン。フランス原産と云うことなので恐らくワイン用葡萄と思われますが、こちらの交配は何と1827年とのこと。

データの一部をコピーさせて頂くと

Country of origin of the variety  FRANCE
Species  VITIS VINIFERA LINNÉ SUBSP. VINIFERA
Pedigree as given by breeder/bibliography  CABERNET SAUVIGNON × MOURVEDRE
Prime name of pedigree parent 1  CABERNET SAUVIGNON
Prime name of pedigree parent 2  MONASTRELL
Breeder  Hartwin
Breeder institute code
Breeder contact address  Private breeder
Year of crossing  1827

これまた検証されたデータではありませんので今後データの内容が変わる場合もありますのでご了承の程お願い申し上げます。

結論で申し上げるとボルドーを代表する葡萄の一つカベルネ・ソーヴィニョンとスペイン原産でフランスではコート・デュ・ローヌの主要な葡萄の一つと云えるムールヴェドルの間に生まれた葡萄は登録されているだけでカベストレル以外に2つも存在すると云うこと。一つはカベストレルと同じルーツの MURVEDR GULE、もう一つは父母が入れ替わりますが MOURVEDRE HICHLE

カベストレルだけで造られた赤ワイン、果たしてどんなお味なのでしょうか?
| ワイン雑感 |
| 06:25 PM | comments (0) | trackback (x) |

Cabestrel N
画像はこちらのサイトから拝借しました。

3年前にはフランス政府のお墨付きがなかった葡萄であります。カベストレルと発音するのでしょうか、Forvo によると「キャベストレル」に聞こえますけどね。
フランスで栽培される葡萄のサイトから1970年にフランス農学研究所(INRA)に於いてカベソーとムールヴェドルから人工交配により生まれた葡萄。名前はCabernet Sauvignon から Cabe を、フランスでの呼称ムールヴェドルの正式名称 Monastrell から末尾に近い strel をくっつけただけのベタな名付けであります。参考のためにLes Cepages のサイトはこちら です。

フランス政府がこの葡萄を正式登録したのが 2014年、関連サイトの所謂新顔の類(新しくフランス政府の葡萄カタログに掲載された葡萄)はこちら に纏められています。

カベストレルですが、VIVC のパスポートデータ からペディグリーは次の通りです。

Pedigree as given by breeder/bibliography  MOURVEDRE × CABERNET SAUVIGNON
Pedigree confirmed by markers  MOURVEDRE × CABERNET SAUVIGNON
Prime name of pedigree parent 1  MONASTRELL
Prime name of pedigree parent 2  CABERNET SAUVIGNON

INRA のアラン・ブーケ氏の交配データから母方となる葡萄はムールヴェドル、父方がカベルネ・ソーヴィニョン、遺伝子の解析結果から同じくムールヴェドルが母カベルネ・ソーヴィニョンが父、正式名称で申し上げると母がモナストレル、父がカベルネ・ソーヴィニョンということであります。

さてこのカベストレルですが検索すると早速ヒットしたのがこちら。コピーさせて頂くと

2014- CP404
IGP « Pays d’Hérault » - Demande de Modification du cahier des charges - Ajout d’un cépage - Examen de recevabilité de la demande.
La commission permanente a donné un avis favorable à la demande de modification du cahier des charges de l’IGP « Pays d’Hérault » visant l’ajout du cépage « cabestrel N. ». Elle a également donné un avis favorable pour soumettre au comité national le lancement de la procédure nationale d’opposition.

要するに、フランスの新しい政令によりIGP ペイ・デローのワインにこのカベステルが追加で使えるようになったというお話し。ちなみに最新のIGP ペイ・デロー(昔の名前はVin de Pays de l'Hérault ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー)の法令詳細はこちら です。葡萄規定にちゃんとカベストレルの名前が載っています。
| ワイン雑感 |
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