ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

丸安@JR甲子園口

画像のアップが遅くなり失礼致しました。

突き出しはそろそろ変更される方がよろしいかと存じます。寒い日に食べる機会が多いはずですから、初っ端は温かいものが有り難いと思います。例えば河豚と海老の2色糝薯を白菜で包んだ蒸し物など如何でしょう。銀餡を掛けて食べるとほっこりするような気がします。


前菜盛り合わせ。余程お腹を空かせていないとこれだけの量は食べ切れません。てっさの半量はお鍋の時にしゃぶしゃぶで頂けると楽しみが倍加されると思います。醤油気の強いポン酢は上品な河豚の身の甘さを損ないかねませんのでポン酢は果実味を重視頂きたい。

また薬味の類ですけど、この時期大根おろしより蕪おろしの方が合うと思うのですが、一味唐辛子の粉末だけはご勘弁頂きたい。


焼き河豚はメインのお料理です。てっさ、てっちりは余所でも食べられますが焼き河豚だけはここ丸安さん以外に美味しいところは存じません。分厚い遠江は片面だけでなく両面しっかり焼く方が美味しいかも知れません。自分で焼く訳ですから好みの焼き加減で食べることが出来るので有り難い。


白子は年を越さないとあの巨大なモノは食べることが出来ません。白子の旬は3月ではないでしょうか。

醤油焼きと塩焼きのどちらかの選択ですが、英ちゃん冨久鮓のように両方頂けると有り難いと思います。

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丸安@西宮甲子園口
総勢10名で河豚料理の神髄を味わいます。場所はJR甲子園口駅の南口からタクシーで5分程、国道2号線戸崎町交差点を南へ、2筋目超えた辺り右手に見える3階建ての建物ですが、暖簾や看板など何もないので見過ごしてしまいそうです。

ですが駅前タクシー乗り場に集まる車なら「丸安」と云えば1メーター料金で目的地まで運んでくれます。

長年通っているので一見さんとはちょっと異なる我が侭メニューを組んで頂けるのが有り難い。

お通しは河豚皮湯引きのサラダですが普通のスタイルとは異なります。

前菜の盛り合わせは圧巻です。先代のときはてっさの一部に焼き印が押されていたのですが、それを知る客も殆どいないとのこと。今は分厚く引かれたてっさにてっぴと浅葱を芯にして巻きおろしポン酢で頂きます。てっさのお皿の中央には河豚を使った珍味がいろいろ。その周りに河豚手毬寿司、煮凝り、河豚蒲鉾、巻き寿司などが並んでいます。

そして焼き物。顎やほっぺたなど巨大な河豚ならではの部位を炭火で焼くのですが何と云っても美味しいのは遠江(とおとうみ)。焼くと部屋の中は海老や蟹を焼いているような香りに包まれます。

続きと画像は後程
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現在のアペラシヨン・シャンパーニュの範囲について
私は以前からシャンパーニュ地方とはランス・エペルネ周辺の地域を指す訳で、そこから遠く 130km 以上南に離れたオーブなどはシャンパーニュ地方とはとても呼べない地域であると申し上げています。

フランスの現行法ではシャンパーニュを名乗れる地域は大変広くなっています。フランスのワイン法を日本に置き換えると次のようになります。

地理的条件ではなく距離だけで申し上げると例えば、山梨県甲府がワイン用葡萄栽培地で有名であると仮定すると、東京の世田谷辺りは甲府から 130km も離れていない訳ですから、この世田谷界隈を「甲府葡萄産地」と名乗っても良いことになってしまいます。

またランスからロゼ・デ・リセで有名なオーブのリセの距離は何と 170km にも及びます。

大阪駅から車を飛ばして名神高速を使い名古屋駅まで行くとするとその距離 174km 。そんな離れた距離の2地点を普通同一地域とは呼ばないはずであります。即ちフランスの現行法では距離的には「日本に例えると大阪も名古屋も同じ」シャンパーニュ地方と見なしている訳です。

さて 2008年にシャンパーニュ地域をさらに拡大するため、INAO 選出の AOC見直し委員会の活動が開始、第一段階は醸造地域と生産地域の見直しでありました。

で、2011年には INAO委員会が新しく 45村を生産地域に加え、2村を外す可能性を示唆したのです。以下その新たなるシャンパーニュに指定されるであろうコミューンと除外されるであろうコミューンを示します。

先ずは新シャンパーニュとしての候補コミューン:

Aisne 県 : Marchais-en-Brie, Condé-en-Brie, Saint-Eugène

Aube 県 : Arrelles, Balnot-la-Grange, Bossancourt, Bouilly, Etourvy, Fontvannes, Javernant, Laines-aux-bois, Macey, Messon, Prugny, Saint-Germain-L’Epine, Souligny, Torvilliers, Villery

Marne 県: Baslieux-les-Fismes, Blacy, Boissy-le-Repos, Bouvancourt, Breuil-sur-Vesle, Bussy-le-Repos, Champfleury, Contault, Courcy, Courdemanges, Courlandon, Fismes, Huiron, La Ville-sous-Orbais, Le Thoult-Trosnay,Loivre, Maisons-en-Champagne, Montmirail, Mont-sur-Courville, Péas, Romain, Saint-Loup, Soulanges, Ventelay

Haute-Marne 県 : Champcourt, Daillancourt, Harricourt

見直しで除外を提案された村 :

Marne 県 : Germaine , Orbais l’Abbaye

2013年12月22日現在のこれらのコミューンについて調べると不思議な結果が判明しました。

まず順番に申し上げるとエーヌ県の Marchais-en-Brie マルシェ・アン・ブリはシャトー・ティエリーから南南東 20km 、後述のモンミライユから北西 7km の場所ですがここはシャンパーニュとしては不認可。

Condé-en-Brie コンデ・アン・ブリは後述のクビを宣告された Orbais l'Abbaye から北西 12.4km のコミューンで既にシャンパーニュとして認可、コンデ・アン・ブリからさらに北西に 3.4km 行くと Saint-Eugène サン・トゥージェーンに到達しますがこのコミューンも既にシャンパーニュとして認可済みです。

オーブ県の Arrelles アレルは不認可、Balnot-la-Grange バルノ・ラ・グランジュも不認可、両コミューンはフロマージュのシャウルスは可能ですけど。

次のBossancourt ボサンクールは検索しても何も出てきません、即ち不認可。Bouilly ブイィはトロワの南西に位置するコミューンですがやはり不認可。

Etourvy エトゥルヴィ、Fontvannes フォンバンヌも不認可、Javernant ジャヴェルナンも不認可、Laines-aux-bois レーヌ・オー・ボワも不認可。Macey マセも不認可、Messon メソンも不認可、Prugny プリュニーも不認可。

次のSaint-Germain-l'Epine はどのサイトで調べても「そんなコミューンはおまへん」と示されてしまいます。コミューン・ドット・コムによるとトロワのすぐ南西にある Saint-Germain がこれに相当するコミューンと思われますがやはりシャンパーニュとしては不認可でフロマージュ・シャウルスのアペラシヨンの範囲となっています。

Souligny スリニーも同様、Torvilliers トルヴィリエはアペラシヨンとは無縁のコミューン、即ち不認可。Villery ヴィルリーはやはりシャンパーニュとして不認可、シャウルスの範囲内ではありますが。

従ってオーブ県ではこれらのコミューンは今のところすべて不認可となっています。

次にマルヌ県の Baslieux-lès-Fismes バリュー・レ・フィムはシャンパーニュとして認可が下りています。このコミューンはランスから北西に 20km 程の場所です。Blacy ブラシー(プロレスラーの名前ではありません)も認可、Boissy-le-Repos ボワシー・ル・ルポも認可、Bouvancourt ブヴァンクールも認可ですが次のBreuil-sur-Vesle ブルイユ・シュル・ヴェルというコミューンは存在しませんので恐らくランスから北西の Breuil ブルイユのはずで、ここも既に認可されています。

ところが次の Bussy-le-Repos ビュシー・ル・ルポはシャロン・アン・シャンパーニュから東南東 31.3km のコミューンですがシャンパーニュとして認められていません。

Champfleury シャンフルリはランスから南へ 7km のコミューンでこちらは既にシャンパーニュとして認められています。

そして Contault コントー(コンドーと混同しないように)はシャロン=アン=シャンパーニュの南東に存在しますがここは不認可。

Courcy 読むのに苦しい「クルシー」は意外と苦しくなくて既にシャンパーニュとして認可済み。Courdemanges クルドマンジュはシャロン=アン=シャンパーニュから南、ヴィトリー・ル・フランソワからすぐ南西のコミューンで既にシャンパーニュとして認められています。

次の Courlandon クルランドンはランスの北西にあるコミューンで次の Fismes フィムも同様両方とも既にシャンパーニュとして認可。次の Huiron ユイロン(アイロンとは違います)はヴィトリー・ル・フランソワに隣接するコミューンでこちらも認可済み。

次の La Ville-sous-Orbais は何故か冠詞が付いてますがこれが正式のコミューンの名称でラ・ヴィル・スー・オルベ、地図を見ると日本語でそう表示がありますが Forvo によるとこちらの通り「ラ・ヴィル・スー・ゾルベ」とリエゾンするようです。

しかしながら INAO で検索すると「その名のコミューンはおまへん」と出ます。ですが冠詞の「La」を外して検索するとシャンパーニュ、コトー・シャンプノワがアペラシヨンとして登場します。即ち認可済みと云うこと。

そして Le Thoult-Trosnay ル・トゥー・トロネは一連の場所から離れてエペルネから南西 25km 程のコミューン、こちらも既にシャンパーニュを名乗れます。

次の Maisons-en-Champagne メゾン・アン・シャンパーニュは名前にシャンパーニュがあるように当然ながらシャンパーニュの範囲であり、Montmirail モンミライユは前述ル・トゥー・トロネのすぐ近くのコミューンでこちらも認可済み。Mont-sur-Courville モン・シュル・クルヴィルはフィムの南のコミューンで既にシャンパーニュ認可済み。

Péas ペアはコート・デ・ブランのヴェルテュから南西というよりセザンヌからすぐ北東にあるコミューンで既にシャンパーニュ認可済み。Romain ロマンはフィムの北にあるコミューンで既にシャンパーニュ認可済み。Saint-Loup サン・ルーはペアのすぐ近くでシャンパーニュ認可済み。Soulanges スランジュはヴィトリー・ル・フランソワの北に位置するコミューンでやはりシャンパーニュ認可済み。Ventelay はヴォントレと読むとのことですがランスの北西のコミューンで既にシャンパーニュ認可済み。

そしてオート・マルヌ県の3つのコミューンですが Champcourt, Daillancourt, Harricourt シャンクール、ダイヤンクール、アリクールときたので「きっとクール」と思いましたが全くヒットせず今のところシャンパーニュとしては認可されていません。

まずアリクールはバール・シュル・オーブの東北東 22km に位置するコミューンでオート・マルヌ県ではありますが殆どオーブに近い場所で、そこからさらに東へ進むとシャンクール、そこから北へ向かうとダイヤンクールに到達します。道は1本で繋がってます。

さて除外と報道された2つのコミューンですがまず Germaine ジェルメンヌはランスからエペルネに向かうリベルテ道路の中間地点から少し東に入った場所でINAO のサイトではシャンパーニュ、コトー・シャンプノワのアペラシヨン範囲に入っています。

Orbais-l'Abbaye オルベ・ラベイはエペルネと前述のモンミライユの間にあるコミューンでこれまたクビは繋がったままでありシャンパーニュとして生産可能なコミューンであります。

つまり2013年12月末現在では候補に挙がったコミューンの内エーヌ県はマルシェ・アン・ブリだけが未決、オーブ県はすべて未決、マルヌ県はビュシー・ル・ルポとコントーを除きすべて認可済み、オート・マルヌ県の3つのコミューンは未決、クビを宣告されたマルヌ県のジェルメンヌとオルベ・ラベイは今のところシャンパーニュのアペラシヨンを名乗って良いことになっています。

シャンパーニュの公式HPを見ると法制局の裁定を経てシャンパーニュAOC見直し作業が終了するのは 2020年頃の予定とのこと。それまではどんな動きとなるかまだ分からないと云うのが現状であります。しかし見直し作業途上であるにも拘わらず既に認可されているコミューンが存在するのは如何なものでしょうか。


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第73回直心の日本料理とワインの夕べ
ワイン大学古参メンバーそして東京から駆けつけて頂いた方を含め総勢12名お集まり頂き直心の忘年会スタートです。


「鱈白子と鯛、百合根の小吸物白味噌仕立て、振り柚子」中身は見えませんが京都の老舗「山利商店」の特製白味噌ならではの滑らかな仕上がりです。寒い夜にはこんな温かい物が有り難い。


「障泥烏賊と由良海胆、岩塩と檸檬」


「茶振り海鼠、一味」


「蟹玉吸、蕪、鯛糝薯、露生薑」しんじょがエエ味です。しんじょが正しくしんじょうではありません。


お造りの最初は「九絵薄造り、皮、肝、胃袋、ポン酢醤油」、いわゆる「くえこ」、結構脂があるので厚めに切って貰い山葵醤油の方が合うように思います。


次のお造りは「〆鯖と山口産赤貝、山葵醤油」、赤貝が秀逸でよく活かってます。


凌ぎは「琵琶湖のモロコ南蛮漬け」。


焼き物は「氷見鰤塩焼き、染め下ろし、酢橘」。鰤は焼いて食べるのが一番です。

この料理のことではありませんが、今年の氷見鰤はブランドの価値を下げています。氷見でなくても日本の各地から状態の良い物が揚がってます。

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ワイン大学第345回定例会@ル・コントワール・デュ・グー
12月のワイン大学定例会は西本町のフレンチ「ル・コントワール・デュ・グー」藤田シェフにお願いしました。シェフのお話では「抜群の猪が入荷」とのこと。


アミューズ・ブーシュはズワイガニのタルト、苺のアクセントです。こぼれんばかりのたっぷりな蟹肉に苺がトッピング。ブラン・ド・ブランのシャンパーニュには大変良く合うのですがタルト生地が私には甘過ぎます。パイ生地の方が有り難かったように思います。


前菜は「オマール海老のオーモニエール、トリュフソース」パートブリックの茶巾の中にはオマールと菊子などがたくさん入っています。ワインはロワールのソーヴィニョン・ブランを合わせたのですがもっと重い物を選んだ方が良かったように思います。


本日の目玉、狩猟猪のレバー、心臓そしてロニョンに栃木県で水耕栽培される「河内のクレソン」。絶妙の火入れで旨味成分が実に濃厚となった肝、新鮮ならではの心臓・ロニョンの食感、そして爽やかな苦みのクレソンが見事に調和していました。合わせるワインは飲み頃のCNP。


本日の鮮魚は何と「九絵」。天然の九絵のポワレを軽いバターソースで。合わせるワインはポマー。

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