ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

第330回ワイン大学定例会@夙川ル・ベナトン




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| ワイン大学 |
| 11:43 AM | comments (0) | trackback (x) |

ワイン・ライターもさまざま
読売オンラインのワインニュースについては今までに何度か取り上げましたが、今回もまた問題発言であります。

まずはこちらをご覧下さい。

普通、ワインをそこそこ飲んでおられる方に「シャトー・ベレール」とは何処のシャトーかと尋ねると有名どころとしてサンテミリオンのグラン・クリュ・クラッセのシャトー・ベレールを挙げる人が殆どのはず。

ですがここで取り上げられているのは AOC Entre-Deux-Mers アントル・ドゥー・メールの無名に近いシャトーであります。それを「シャトー・ベレール」を全面に出し、アペラシヨンを間違った表記「アントル・デュ・メール」として記事に載せるのは如何なものかと申し上げたい。

お高いワインを飲んだ自慢話を語る人に限ってワインの基本的な事柄が解っていない人々が多いと思うのです。

ボルドーの広大な三角州は2つの川なのですが幅が広いので「海」の間に挟まれたところという表現としてアントル・ドゥー・メールというわけで数字を交えて表記すると「Entre-2-Mers」となるわけです。でもこのライターは「Entre du Mers」と信じて疑わないのでこんな表記になったはず。ですけどこれは文法的に不自然であります。フランス語も知らなければアペラシヨンも殆どご理解頂けていないはず。

| ワイン雑感 |
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コメント一覧
system-d |2012/09/01 09:38 AM |
Georges |2012/08/31 03:54 PM |
system-d |2012/08/31 03:14 PM |

第57回直心の会
板の上に乗っかったウニの殆どは明礬添加というか、明礬コテコテの所謂「明礬ウニ」、兵庫県の淡路では北海道方面とは異なる逆さま向きで板に盛る「逆さ盛り海胆」がありますがこちらは明礬無添加のものが殆ど。

ですが問題は時間が経つと海胆の香りがなくなり板の匂いが強くなり、海胆はとろけると云うより一部が溶解してしまいます。

昔々、伊勢の民宿で初めて食べた獲りたての紫海胆。民宿の女将さんがご自身潜って獲ってきて頂いたのですけど、これは板ウニとは全く別の旨い食べ物でした。また山口県の料理旅館に泊まったとき動いている海胆を仲居さんが割って中身だけ取りだしてくれて、それを丼鉢に入れてくれたのです。海苔を振り掛け山葵で食べたその海胆の味が忘れられません。

爾来海胆とはそう食べるべきと思った訳です。ホンマモンを知ってしまうと明礬コテコテのウニなど食べられるモノではありません。

私のブログをご覧頂いている人達はせいぜい多くて千人ほどでしょう。ですが実際私と会って食事を共にされた方はそう多くはありません。

本当に美味しい食材や調理法、何故美味しく食べることが出来るかなどは実際にお会いすればご理解頂けるはずです。

さて今回も特選素材を揃えて頂きました。


まずは突き出し4連発の初っぱなはその海胆。北海道から直送の馬糞海胆はもちろん生きたままです。馬糞海胆ならではの濃いオレンジ色、甘みもすごいのですが何と云ってもツブツブ感を味わうことが出来るのが有り難い。


続いて生湯葉に鶉の温泉玉子を載せて旨出汁を掛け振り柚子を。簡単そうに思われるかも知れませんが、なかなか真似できないバランスなのです。


そして「新銀杏の素揚げ」と続きます。熊本産の銀杏、関西も秋は近付いてきたのでしょうね。


ラストは所謂ボタン海老の生。本来は富山蝦・トヤマエビなのですが本物のボタン海老よりこちらの方が流通量が多いはずです。


お椀は焼いた鱚に冬瓜と松茸。吸い口は輪柚子。中国産のはずですが松茸の香りが辺り一面に広がります。


向こう付けの1品目は非常に大きな毛蟹です。脚肉だけでこれだけのボリューム、別添えの蟹味噌も実に濃厚です。あしらいは茗荷、これがまた蟹とよく合います。


2品目はメイチダイのへぎ造り。山葵醤油で食べると白身の王者の風格が漂います。知らない人が多いので有名な魚ではありません。でもごく一部の美食家の間では昔から知られた食材です。

近年テレビでやたら露出が多くなった「鮭児」などとは比較にならないほど流通しない魚です。知ってしまうと不幸になるので知らない方が賢明かも知れません。

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| 食べ歩き::直心の会 |
| 04:14 PM | comments (0) | trackback (x) |

最近開けたワインのコルク
コルクを抜くことを儀式のようにしているのはソムリエ諸氏だけではないみたいです。お高いソムリエナイフを愛用している一般人を多く見掛けるのは日本だけかも知れませんが・・・

私はワインは楽しむもので儀式など必要ないという考え方です。ソムリエナイフなど古典極まりない道具で、私はスクリュープルのファンの一人であります。10年以上使って引き上げるところが折れてしまったレバー・モデルを始め、改良型レバーモデル、LM400だったでしょうか金属製の重いモデルまで全て持ってます。キャップシールはワンタッチで外れますし、色物の人造コルク(赤や黄色に深緑など明らかに固そうなプラスティックみたいな物)以外なら2、3秒以内に抜けるのが有り難い。

nomacorc は昔は使えませんでしたが、素材が変わり今の物は簡単に抜けます。

またリコルクしないで30年以上保管されたワインはどんなスクリュータイプの物も開け辛いことを知っていますので、そんな場合はプロングタイプの栓抜きを使うことにしています。


さて最近飲んだワインのコルクを並べてみました。左端がカンティーナ・ボルツァーノの天然コルクですが他はすべて DIAM シリーズであります。右端が極端に短いジネステ社のワインで DIAM1 の印字となっています。

不思議なことに数年前までは REF の印字の同タイプの栓を見掛けたのですが、最近は殆ど DIAM が主流になったのでしょうか? 数日前からの4本のワインの内3本がこのブショネ対策済みの栓、1本だけが普通の天然コルクという割合です。

飲んで楽しむにブショネは禁物です。ですから熟成させないと飲めないワイン以外は赤でも白でもこのタイプの栓を使って頂きたいと考えます。

ワイン嫌いの人、感性豊かな人なのに何故? って思うことがあります。でも実はその人が初めてワインと出会ったときに偶々ブショネに遭遇したことが「ワイン嫌い」の理由だったのかも知れません。

人それぞれ好みは色々と云ってしまえばそれまでですが、入り口でブショネに当たると味の分かる人ならワインからは遠のくはずです。

そういった不幸なことにならないためにもワインの栓はブショネ対策を施した物を使って頂きたいと願うのです。



| ワイン雑感 |
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Pinot Bianco Dellago 2011 DOC Alto Adige Cantina ST. Magdalena
イタリアはトレンティーノ・アルト・アディジェ地区の DOC アルト・アディジェに属する白ワイン、葡萄品種はピノ・ブラン、ワイン名はデッラーゴ、生産者はカンティーナ・サンタ・マッダレーナとありますが統括しているのはカンティーナ・ボルツァーノ

場所はこちら、ミッシアノ/アッピアノでカンティーナ・ボルツァーノの本社からは西南西11.3km程の地点です。ドイツ語とイタリア語の圏内ですのでラベルの表記も2通りになっています。

デッラーゴというのはこのワインが造られる葡萄畑の持ち主であるフリッツ・デッラーゴ、デッラーゴ家がその所以であります。組織が協同組合なのでちょっと複雑なのですがカンティーナ・ボルツァーノ協同組合に加盟しているこちらのシャトー・ホテル、シュロス・コルブが所有している葡萄畑のオーナーの名前を冠してあるという訳です。

畑は標高 450m の南東向き斜面で画像はこちらをご覧下さい。ワインの詳細はこちらをご覧下さい。

全量の5%だけ樽醗酵とのことですが95%はステンレスタンクで醗酵、輸入元の説明によると主醗酵の後、一部だけマロラクティック醗酵させるとのこと。

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| ワイン日記::イタリアワイン |
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