ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

アペラシヨン・ベレの葡萄品種その4
同じくアペラシヨン・ベレの葡萄品種規定、ロゼの補助品種から mayorquin B マヨルカン 白品種を取り上げます。

まずは画像があるのはこちら、最新フランス葡萄品種のサイトです。

ですがマヨルカンはフランスで呼ばれる俗称即ちシノニムであり、本来はスペイン原産の白品種で正式名称はPLANTA FINA プランタ・フィーナなのです。
そのシノニムですが全部で58もあり、マヨルカンに似た名前だけでも次の9例があります。

MAJORKEN
MAJORQUEN
MAJORQUIN
MAYORCAIN
MAYORKIN
MAYORQUEN
MAYORQUEN BLANC
MAYORQUIN
MAYORQUIN BLANC


栽培面積ですが最新フランス葡萄品種のサイトでは最新ではなくかなり古いデータですが 1988年に4ヘクタールとなっていて、こちらこちらのサイトでは両者とも2ヘクタールとなっています。

この品種はフランスではアペラシヨン・ベレの葡萄品種規定にあるだけで栽培もこの地域限定のはずですが原産地のスペインでは 2001年の統計で 455ha 、スペインのお隣ポルトガルでは 2007年のデータとして何と 2,000ha も栽培されています。

またマヨルカンをシノニムに持つ葡萄品種は他にポルトガル原産の BOAL DE ALICANTE MOSCATEL 1481 、イタリア原産の DAMASCHINO 3401 が存在するので注意が必要です。

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アペラシヨン・ベレの葡萄その3 Blanqueiro
次に INAO のサイトから抜粋させて頂いたアペラシヨン・ベレの葡萄規定から、ロゼと白ワイン用補助葡萄の一つである blanqueiron B ブランケイロン 白葡萄 (INAO の原文そのまま)を取り上げてみましょう。

この葡萄については元祖フランス葡萄のサイト、また最新フランス葡萄のサイトとも載せていません。

VIVC のサイトはこちら、正式名称は BLANQUEIRO ブランケイロ、シノニムとして BLANCAIRON、BLANQUEIROL、BLANQUEIRON、BLANQUERAL、BLANQUEREL、PIGNAIRON の6つを挙げています。

またこちらのサイトによると栽培面積は何と0、即ち現在栽培されていないことと相成ります。

ですが、余り更新していないこちらのサイトでは辛うじて0.5ha 栽培されているとしています。

いずれにせよこの葡萄は絶滅寸前である可能性が高いはずです。

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第153回英ちゃん冨久鮓で味わう究極の会
旬の素材を思う存分味わうことが出来る食事会です。祇園の日本料理店は殆ど食べ歩いたと豪語される方、東京からわざわざお越し頂ける方、そのほか関西食の達人が一堂に会してシャンパーニュと共に始まるこの会も今回で153回となります。


まずは鱧の子の玉締めです。ほっこりする温かい先付けでシャンパーニュが進みます。


口取りは自家菜園のミニトマトに茶豆、鰻蒲焼き、絹さやそして蛸柔らか煮。


本日のメイン食材鱸の造りです。この時期ならではのビックリするほど旨い鱸、まさに白身の王者と言えます。皮の湯引きが銀色に光っています。この旨い鱸は期間が1週間ほどと短くまさに幻の鱸です。


続いて鱧。想像ですが湯がくのではなく、鱧の骨からとった出汁の中で温められ、粗熱を取ったあと冷蔵庫で冷やされるのではないでしょうか? 全く水臭さなどはありませんし味は極めて濃厚。浮き袋の湯引きと肝がまた実に美味しいのです。梅肉は出汁でのばされ良い塩梅になっています。


シャンパーニュのコルクからお分かりのビッグな鱸の頭は塩焼きで頂きます。ほっぺたの身まで巨大! これ一皿で普通の人はお腹一杯になるはず。
美味しい鱸とは・・・ まさにこの食べ方が一番です。


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アペラシヨン・ベレの葡萄品種その2 Braquet Noir
まずは braquet N 、日本語表記するならブラケでしょうね。ところが元祖フランス葡萄品種のサイトでは le Brachet ブラシェ、また新鋭フランス葡萄品種のサイトでも Brachet N と表記しています。

VIVCによると正式名称はBRAQUET NOIR ブラケ・ノワール、フランス原産の黒葡萄品種となっていてBRACHET 、BRACKE 、CALITO DU LANGUEDOC 、CANSERON 、PECOUI TOUAR DU VAR の5つをシノニムとしています。

また元祖フランス葡萄品種のサイトではシノニムとして bracelet と(アペラシヨン)ベレに於いては braquet とをそのシノニムとしています。

まだまだ葡萄品種については統一見解が纏まっていないのでしょう。

さてこのブラケもしくはブラシェですが現在植えられているのは 12ha (2011年現在) だけと見られアペラシヨン・ベレの範囲内に限られるようです。

同じくベレの赤ワイン用主要品種であるフュエラ・ネラの栽培面積が 2011年現在 21ha であることからその他の地域で植えられているとは考え辛いはずです。

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7月の直心
先ずは直心さんのすぐ近くにオープンしたリカーショップのご紹介です。

阪急夙川駅南口から山手幹線を東へ徒歩3分、池田泉州銀行手前左手にオープンしたミルコート。元々はJR千里丘で創業、箕面へ移転の後今年7月に夙川に移転したワインの直輸入販売店です。

直心さんはこのワインショップの隣池田泉州銀行の角を左折、建石筋を北上して南郷町の信号機を左に曲がってすぐ左手にあるのです。目標物は電柱かも、電柱の左側黒塀に囲まれた南向き路地の突き当たり右手が入り口なので通りがかりの人が立ち寄ることはまずありません。


料理のスタイルが元に戻ったのでしょうか、本日の突き出しは4種類になっています。最初は豪華に殻付き馬糞海胆の登場です。

ツブツブ感が舌でしっかり分かるほど新鮮な海胆、もちろん味は天下一品、醤油も山葵も不要です。


金糸瓜と太刀魚の酒蒸し、チリ酢掛け。
素麺南瓜との異名を持つ金糸瓜は独特の食感ですが、太刀魚との相性もピッタリ。


剣先烏賊はその耳と下足も生のまま旨出汁が掛けられ振り柚子で頂きます。柚子の香りがソーヴィニョン・ブランと反応して旨味が倍加します。


4番目に毛蟹の土佐酢掛け。
毛蟹はミソの旨さが特筆すべき点でしょうか、夏場に旨い蟹はとても有り難い。


お椀は甘鯛に卵豆腐、蓮芋が添えられ吸い口はへぎ柚子。
吸い地に具時の旨味が溶け出し、ええ味してます。


本日のメイン食材、メイチダイの登場です。2キロほどの見事なメイチダイ、目の前で捌かれ皮を引かれてへぎ造りに。

熊本で獲れたとのことですが既に脂が乗っていて甘いことこの上なし! 山葵だけで食べるのがお薦めかも。


2品目の造りはまな板の上で踊る鳥貝と天然鯛の昆布〆。鳥貝は出所が良いので全く生臭くありません。炙らないと臭いのは出所の問題なのですが・・・。


凌ぎの一品は無花果の胡麻クリーム掛け。

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