ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

新しくオープンしたフレンチ
場所が分からなくて電話したのですがコールすれども相手はでません。これは一度経験した苦い思い出が蘇ってきそうな予感!

とうとう電話には誰も応答しなかったもののビルの玄関から見えた胡蝶蘭でその存在が分かりました。

で、西日の差す窓際に設えられたウォーク・イン・セラーです。遮光フィルムやブラインドで覆わないとワインは数ヶ月でダメになってしまうのは間違いありません。

嫌な予感は当たった模様です。これから先のブログはご希望される方のみ配信したいと思います。

お店の電話ですが1回線に2つ電話機を繋ぐことが出来るみたいで、メインの電話機は女性が対応中でした。かなり長時間お話しされていた様子で、この通話中に私が掛けたわけであり、もう一つの電話機は恐らく鳴らないか、または着信音のボリュームを下げてあったため誰も出なかった模様であります。


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やま |2012/04/18 12:30 AM |
Georges |2012/04/03 04:00 PM |
中里 |2012/04/02 06:10 PM |

ワイン大学第325回定例会@ル・ジャルダン西区
ワイン大学定例会は27年目に突入しました。
毎月一度第4木曜か最終木曜日に開催していますが、月日の流れるスピードが最近特に速くなったように感じます。

今回は何と青森は弘前から初参加の方が、また12年ぶりに札幌から大阪転勤になって復帰頂いた方も加わりル・ジャルダンを貸し切っての開催と相成りました。


先ずはアミューズ・グール、鰹の瞬間燻製の下にはぎばさ(赤藻屑・アカモク)が敷いてあります。また鰹には粒マスタードにピンク・ペッパーが添えられています。


春は貝類の美味しい季節ですのでいろいろな貝を使ったサラダです。

さてその貝類は赤貝、鮑、タイラギ貝柱、波貝と北寄貝です。いずれもよく活かっています^^ 春野菜は独活、ウルイのフリットなどいろいろ。


温かい前菜は「フォワグラのパートフィロ包み焼き」、菜の花のリゾットが敷いてあり美味しい。ここのフォワグラはいつも質の良いものが出てくるので安心できます。

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サヴォワとルーセット・ド・サヴォワ
クリュの名称を伴うヴァン・ド・サヴォワについて書いてきたのですが、レマン湖南岸のシャスラを使った白ワインの地域では他にアルテスを使った白ワイン、またモンドゥーズ・ノワールの他黒品種を使って赤ワインも造られています。もちろんクリュに指定されないコミューンもヴァン・ド・サヴォワの領域に存在するので柔軟にお考え頂きたいと思います。

で、そのアルテスを使った白ワインに与えられるのがアペラシヨン・ルーセット・ド・サヴォワ、この地域で赤ワインを造れば単なるサヴォワとなる訳です。ですからヴァン・ド・サヴォワを語るにルーセット・ド・サヴォワを同時に説明しないと訳が分からなくなってしまうと思うのです。

さて昔の話を少し。

アペラシヨンの範囲ですが1973年の法律発令当時、サヴォワ県の Aix-les-Bains エクス・レ・バン、オート・サヴォワ県の Bossey ボセ、Féternes フェテルヌなど含まれていたのですが現在はこれらのコミューンはその範囲に入っていません。

グーグル・アースでこれらのコミューンを見るとエクス・レ・バンは現在国際的に有名な温泉保養地でありビルが建ち並んでいて葡萄畑は見当たりません。ボセはスイスとの国境近くの小さなコミューンですが画像を見る限り葡萄畑の存在は確認しづらい状況です。ところがフェテルヌは葡萄畑らしきものが見られます。これらのコミューンで仮にワインが生産されてもアペラシヨン・サヴォワは名乗れませんが IGP VINS DES ALLOBROGES ヴァン・デ・ザロブロージュは名乗る事が可能です。

ちなみにこの IGPの範囲はアン県の一部とサヴォワ県、そしてオート・サヴォワ県、一昔前の法令は VINS DE PAYS D’ALLOBROGIE ヴァン・ド・ペイ・ダロブロジー、またもっと広くロワール県、アルデッシュ県やドローム県などをカバーしている VIN DE PAYS DES COMTÉS RHODANIENS ヴァン・ド・ペイ・デ・コンテ・ロダニアンは IGP Comtés Rhodaniens として機能しています。

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Georges |2012/04/02 03:39 PM |
system-d |2012/03/29 11:13 PM |

AOC Roussette de Savoie
アペラシヨン・ルーセット・ド・サヴォワ

アペラシヨン・サヴォワとの大きな違いは葡萄品種名を伴う原産地呼称と云うこと。

アペラシヨン・ブルゴーニュと同じくブルゴーニュ・アリゴテと比較すると分かり易いでしょうね。

アペラシヨン・ブルゴーニュは赤、白、ロゼや地域名称を伴うデノミナシヨンなどに分かれますがブルゴーニュ・アリゴテはその名の通りアリゴテ種だけで造られる白ワイン(プリムールも含まれますが)に限られたアペラシヨンであります。

アペラシヨン・ルーセット・ド・サヴォワもアペラシヨン・ブルゴーニュ・アリゴテと同じく葡萄品種名ルーセット(正式名称はAltesse アルテス、サヴォワ地方でのシノニム)だけで造られる白のスティルワインに与えられたアペラシヨンであります。従って泡、ペティヤンは存在しません。

アペラシヨン・サヴォワとルーセット・ド・サヴォワの範囲はほぼ同じでありますが、ルーセット・ド・サヴォワはアン県セイセルとコルボノそしてオート・サヴォワ県のセイセルは除かれます。

コミューンは次の通りです。

Ain (01)アン県の : Corbonod コルボノ, Seyssel セイセル(ヴァン・ド・サヴォワのみ)

Isère (38)イゼール県の : Chapareillan シャパレイヤン

Savoie (73)サヴォワ県の : Apremont アプルモン, Arbin アルバン, Barby バルビ, Billième ビリエーム, (Le) Bourget-du-Lac ブルジェ・デュ・ラック, Brison-Saint-Innocent ブリゾン・サン・タンノサン, Challes-les-Eaux シャル・レ・ゾー, Chanaz シャナ, Chignin シニャン, Chindrieux シャンドリュー, Cruet クリュエ, Francin フランサン, Fréterive フレトリーヴ, Jongieux ジョンジュー, Lucey リュセ, (Les) Marches マルシュ, Montmélian モンメリアン, Motz モッツ, Myans ミャン, Ruffieux ルフィユー, Saint-Alban-Leysse サン・タルバン・レイス, Saint-Baldoph サン・バルドフ, Saint-Germain-la-Chambotte サン・ジェルマン・ラ・シャンボット, Saint-Jean-de-Chevelu サン・ジャン・ド・シュヴル, Saint-Jean-de-la-Porte サン・ジャン・ド・ラ・ポルト, Saint-Jeoire-Prieuré サン・ジョワール・プリューレ, Saint-Pierre-d'Albigny サン・ピエール・ダルビニー, Serrières-en-Chautagne セリエール・アン・ショターニュ, Yenne イエンヌ

Haute-Savoie (74)オート・サヴォワ県の : Ayse アイズ(エイズ), Ballaison バレゾン, Bassy バシー(痛い), Bonneville ボンヌヴィル, Challonges シャロンニュ, Chaumont ショーモン, Chessenaz シュセナ, Clarafond-Arcine クララフォン・アルシーヌ, Desingy デアンジー, Douvaine ドゥヴェーヌ, Franclens フランクラン, Frangy フランジー, Loisin ロワザン, Marignier マリニエ, Massongy マソンジー, Musièges ミュジエージュ, Publier ピュブリエ, Sciez シエ, Seyssel セイセル(ヴァン・ド・サヴォワのみ), Thonon-les-Bains トノン・レ・バン, Usinens ユジナン, Vanzy ヴァンジー, Ville-la-Grand ヴィル・ラ・グラン

何故アン県のコルボノとセイセル、オート・サヴォワ県のセイセルがアペラシヨン・ルーセット・ド・サヴォワに含まれないかはお分かりでしょうか?

答えは同じ品種を使うアペラシヨン・セイセルを優先するからであります。

葡萄品種はアルテス1種類だけです。

アルテス種はVIVCのサイトからこちらをご覧下さい。シノニムは20報告されています。

ALTESSE BLANCHE
ALTESSE VERTE
ARIN
FUSETTE
FUSETTE D'AMBERIEU
FUSETTE DE MONTAGNIEU
IGNAM
IGNAN BLANC
MACONNAIS
PETIT MACONNAIS
PRIN BLANC
ROUSETTE HAUTE
ROUSETTE HAUTE
ROUSSETTE
ROUSSETTE BASSE
ROUSSETTE DE MONTAGNIEU
ROUSSETTE GROSSE
ROUSSETTE HAUTE
ROUSSETTE PETITE S
ERENE BLANCHE

同じモノが2つ並んでいますが恐らくアクセント記号が省略されたと思われ、元は異なる2つであったはず。これらの他にこの品種はRoussette de Savoie と呼ばれていたはずです。こちらのサイトではデータがリニューアルされていてフランス国内での栽培面積は 2011年現在 365ha に増えています。

このアルテスだけを使うワインですがルーセット・ド・サヴォワ以外に先日取り上げたセイセル(スティル・ワインは100%、ムスーは最低10%以上必要)とルーセット・デュ・ビュジェがあります。またこの品種をブレンドして造られるワインとしてビュジェとヴァン・ド・サヴォワの2つのアペラシヨンが存在します。

でも注意して頂きたいのはアペラシヨン・セイセルにはセイセル・モレットというデノミナシヨンが存在し、これに使える葡萄品種はモレットだけであります。

従って2012年現在、アペラシヨン・セイセルのスティル・ワインに使うことの出来る葡萄品種はアルテス1種類である、正しいかどうかという質問があれば答えは×であります。

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クリュを伴うヴァン・ド・サヴォワその5
Vin de Savoie Ayze
クリュの名称アイズを伴うヴァン・ド・サヴォワは赤・ロゼはなくすべて白のスティルワイン、弱発泡性のペティヤン、強発泡性のムスーの3種類存在します。有名なのは泡ですがスティルワインの存在も見逃せません。

地域はレマン湖の畔とはかなり離れていて分かり易い地図はこちらをご覧下さい。いつもの通り地図はコミューン全体を表示してあり葡萄畑はホンの一部分に過ぎないことをご理解頂きたいと思います。
コミューンは西から Bonneville ボンヌヴィル、Ayse アイズ、そして Marignier マリニエでいずれもオート・サヴォワ県に属します。場所はジュネーヴから南東へ約 32km ほどのアルプスを背景とした山岳地帯の麓(標高 450~560メートル)と申し上げればよいでしょうか。

レマン湖畔のクリュとの距離ですがリパイユからはほぼ南へ 53km、同じくクレピーからは 37km 程離れていますので一括りに纏めて考えるのは如何なものかと思います。

実際葡萄が植えられているところはごく僅かでありクリュ・アイズの葡萄畑の面積は 30ha という説が妥当と考えます。INAOの発表ではヴァン・ムスーだけで畑の面積 18ha、生産量 1,074hl ということであります。

さてスティルワインも泡も葡萄品種の規定は同じで次の通りです。

Dénomination géographique complémentaire « Ayze » (vins blancs tranquilles et vins blancs mousseux et pétillants)
- cépage principal : gringet B ;
- cépages accessoires : altesse B, roussette d'Ayze B

Dénomination géographique complémentaire « Ayze » (Vins blancs tranquilles et vins blancs mousseux et pétillants)
- La proportion du cépage gringet B est supérieure ou égale à 50 % de l’encépagement de l’exploitation :
- La proportion de chacun des cépages accessoires est inférieure ou égale à 30 % de l’encépagement de l’exploitation.

即ち主要品種はグランジェ、補助品種としてアルテスとルーセット・ダイズ。主要品種の栽培比率は 50% 以上、補助品種の栽培比率は 30% 以下との規定です。栽培比率はブレンド比率と考えて頂いて問題ありませんが、たまに栽培比率とブレンド比率が異なる法律があるので注意が必要です。

さてさて法律では Vin de Savoie Ayze とクリュの名称に「Z」を用いていますが現在コミューンの名称は「Ayse」であります。また読み方はグーグル系の日本語表記は「アイズ」で統一されていますがフランス人に読んで貰うと「エイズ」に聞こえます。ややこしいですね。

ラベル表記ですが、恐らく昔は Ayze だったのでしょうけど今のコミューン名から Ayse を使っても問題はないはず。拙ブログでは3月9日にも同じヴァン・ド・サヴォワ・アイズについて書きました。よろしければこちらもご覧下さい。

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