ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Talento DOC Trento Brut Metodo Classico Cantina Rotari
イタリアはトレンティーノ・アルト・アディジェ、DOCトレントは泡だけのDOCです。こちらをご覧になるとお分かりと思いますがビアンコ・スプマンテ・クラッシコとロザート・スプマンテ・クラッシコに大別され、白は15ヶ月瓶内第2次醗酵、24ヶ月瓶内第2次醗酵のヴィンテージ物、さらに36ヶ月以上熟成のリゼルヴァと分かれ、ロゼは同じく15ヶ月のNVと24ヶ月のヴィンテージ物がありすべて辛口なのが有り難い。

葡萄品種は何と普通シャンパーニュで栽培される物とほぼ同じでシャルドネ、ピノ・ブラン、ピノ・ネロ、ピノ・ムニエの4品種、DOCの制定は最近なのでしょうね。

輸入元の資料によると

地方 : トレンティーノ・アルト・アディジェ
トレント D.O.C.
ブドウ品種 : シャルドネ 100%
年間生産量 : 2,000.000本
収穫 : 手摘み
醗酵 : ステンレス・タンク、一部オーク樽
熟成 : オーク樽熟成 6ヶ月(225L、新樽比率 25%)
デゴルジュマンまでの瓶内熟成期間 : 24ヶ月
気圧 : 5.5気圧

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Georges |2010/05/29 03:56 PM |
higemaster |2010/05/28 03:38 PM |

Dénomination Saumur Puy-Notre-Dame
フランスワインの新しいカテゴリーが誕生した模様です。

ロワールのアンジュー・ソミュール地区のAOCソミュールに新しいデノミナシオンとして「ソミュール・ピュイ・ノートル・ダム」が加わりました。

フランス食品関係ののメルマガでは新しいアペラシオンとして紹介されているらしいのですけど、厳密に申し上げるとアペラシオンではなく、その下に分類されるワインのカテゴリー、デノミナシオンであります。

INAOのサイトでアペラシオンの検索でソミュールと入力して検索すると

AOC - AOP --Cabernet de Saumur

AOC - AOP --Coteaux de Saumur

AOC - AOP --Saumur

AOC - AOP --Saumur-Champigny

の4つしか単独のアペラシオンは存在しません。

次に対象をデノミナシオンとして同じように検索すると

AOC - AOP --Cabernet de Saumur

AOC - AOP --Coteaux de Saumur

AOC - AOP --Saumur

AOC      --Saumur Puy-Notre-Dame

AOC - AOP --Saumur-Champigny

この通り現れるのがソミュール・ピュイ・ノートル・ダムと云うことに相成ります。それではこの新しいデノミナシオンの詳細を見ましょう。

こちらがその詳細であり、含まれるコミューンは

Maine-et-Loire (49)県の Brézé , Brossay , Cizay-la-Madeleine , Distré , Doué-la-Fontaine , Épieds , Meigné , Montreuil-Bellay , (Le) Puy-Notre-Dame , (Les) Ulmes , Vaudelnay , (Les) Verchers-sur-Layon

Vienne (86)県の Berrie , Pouançay , Saint-Léger-de-Montbrillais , Saix , (Les) Trois-Moutiers
の各コミューンであります。

範囲を示す地図はこちら、赤の部分と茶色の部分と分かれていますが赤の部分が単なる「ソミュール」で、茶色の部分だけが(ほぼ中心部だけに限られます)ソミュール・ピュイ・ノートル・ダムの範囲です。

フランス食品振興会のメルマガにはこういった記述があります。ソミュールのワインについての部分を抜粋すると次の通りで、コピーさせて頂くと

3.新しいAOC
2009年10月にAOCソーミュール・ピュイ=ノートル=ダム(Saumur Puy-Notre-Dame)がロワールで69番目のAOCとして認められた。カベルネ・フランを主体とするスティルワインの赤のAOCである。


根拠となるのはこちら

フランス語が堪能な方でもかなり難解な文章ではないかと思うのですが如何でしょうか。

しかしながら前述の通りこのソミュール・ピュイ・ノートル・ダムはAOCソミュールの中の1デノミナシオンであり、単独のアペラシオンではありません。

それでは何も付かない「ソミュール」と「ソミュール・ピュイ・ノートル・ダム」はどこがどう異なるのでしょうか?

こちらをご覧下さい。

剪定とか葡萄品種によって細かい規定があるみたいですが数値的に申し上げるとソミュールのムウに含まれる糖分は180g/lに対してソミュール・ピュイ・ノートル・ダムは189g/l、最低アルコール度数が10.5%に対して11%、平均(最大)生産量が57(69)hl/haに対して50(56)hl/ha、そして補助品種としてソミュールではカベソーとピノー・ドニスが30%までとなっていますが、ソミュール・ピュイ・ノートル・ダムではカベソーだけでそれも15%までと厳しくなっています。また熟成期間も長くソミュールが収穫翌年の1月15日以降なら販売可能ですがソミュール・ピュイ・ノートル・ダムの場合6月1日以降でないと販売出来ないみたいです。

私の勝手な想像ですがソミュール・ピュイ・ノートル・ダムは「ソミュール・プルミエ・クリュ」と格上げするための産地特定、選別強化のワン・ステップではないかと。


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The Wines of Bordeaux Fifth Edition by Edmund Penning-Rowsell
25年程前に出版されたボルドーワインに関する書籍の内の1つで最近では殆ど知られていないかも知れません。

昨日取り上げたノン・ヴィンテージのオー・ブリオン・セカンドですが生産者のサイトにもありませんし、ネットで調べても最近のモノしか出てきません。

で、書棚の奥に仕舞っていた古本の中から見付け出したのがこちら。

初版がなんと1969年ですから昔の情報は詰まっているはずです。

この第5版の発行は1985年となっていますのでアペラシオン・ペサック・レオニャンが制定される前です。

紙質は悪く文字も大変小さいので読み辛いですがなんとかページを読み進めることは可能です。

さてバアン・オー・ブリオンNVの記述は見付かるのでしょうか?

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Georges |2010/05/26 06:57 PM |
debussy |2010/05/25 03:23 PM |

Château Bahans Haut-Brion NV AC Graves
最近のワインでないことはアペラシオンをご覧頂くとお分かりですよね。

シャトー・バアン・オー・ブリオンはご存知メドック1855年格付け第1級シャトー・オー・ブリオンのセカンドワインであります。

シャトー・オー・ブリオンはグラーヴにシャトーがあるのにも拘わらず、例外的にメドックの格付けに組み入れられました。それは当時から絶大なる人気があったためなのでしょう。

ところでペサック・レオニャンは1987年9月9日に制定された比較的新しいアペラシオンで、それまではラベルの表記通り「グラーヴ」であります。

さて、普通見掛ける何かが、このワインのラベルにはありません。

お気付きの通りこのワインにはヴィンテージがないのです。
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Morey-Saint-Denis 1'er Cru Clos de la Bussière 2002 Domaine Georges Roumier
クードポールさんの第300回のサブ・メイン、ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエのモレ・サン・ドニは第1級畑のモノポール、クロ・ド・ラ・ビュシエールの2002年です。

この生産者のワイン、今の時点ではまともな流通で買えることは殆どありません。毎年(良くても悪くても)行き先が決まっているので、新参者が買おうと思っても無理な訳です。ですから海外のネゴシアンを探すのでしょうけど・・・。

ですが世界中に「買い手」が存在する訳ですから、海外に於いても同じと考えて頂くのが賢明であります。

ですけど何とか手に入れたいという御仁は世界中に巨万と居られる訳ですから・・・ そこに現れるのはフェイク・ボトルということに相成ります。
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