ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Chianti Rufina Villa di Vetrice Riserva 1990 Azienda Agricola F.Ili Grati
暖かくなると急に仕事が忙しくなりブログの更新が滞りがちになりますが、何卒悪しからずご了承の程お願い申し上げます。

さて期待せずに久し振りに購入したワインです。キアンティ・ルッフィーナはあまり見掛けないワインですよね。何も付かないキアンティやキアンティ・クラシコは普通によく見掛けますが、ルッフィーナの付く物はそんなに多く並んでいないように思います。

ヴィンテージは20世紀では最高と思われる1990年、しかし今まで数回購入しており今回はそんなに期待しなかったのは事実であります。

ところが熟成の妙と申しましょうか、或いはたまたま良いボトルに遭遇したのでしょうか、完璧に仕上がっているのでビックリであります。

まずはキャップシールですが、安っぽい手で開けられるようになっているタイプの物なのです。

しかしながらコルクを見て気がついたのです。今まで私が購入した物はリコルクされないままの物でしたが、これは明らかにリコルクされた物です。

ご覧下さい、綺麗でしょう。これはごく最近リコルクしたばかりのワインであることは間違いありません。


ワインに触れた部分の色付きはほんの僅かだけですので遅くても2009年の秋以降にリコルクされたものと思います。

リコルクの時に若返りをさせる生産者が結構あるのはご存知の通りですが、これも同じはずです。

とにかく香りが素晴らしい。

これぞサンジョヴェーゼと云うよりキアンティの熟成香と云わんばかりの芳香が辺り一面に広がるのです。

色もまた素晴らしい。

茶色味など全く存在せず、綺麗な輝きを持つルビー・レッドで濁りも全くありません。

口に含むとボリューム感こそそんなにありませんが味の密度は大変高く、何と云っても甘酸のバランスがとても綺麗に纏まっているのです。

これは久し振りに見事なキアンティに出会うことが出来ました。


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Georges |2010/03/03 06:06 PM |
higemaster |2010/03/03 05:24 PM |

2月26日のワイン
最初は電話にて予め冷やすようお願いしたシャンパーニュ、銘柄はお任せしたのですがソムリエ氏のご説明とはチト違ったようです。

Champagne De Sousa Cuvée Tradition Brut NV

ご説明ではヴェルズネイとか聞いたような気がしましたがラベルの下にはアヴィズとの表記があります。

生産者のサイトはこちらで、はじめに自分の生年月日を入力する必要があります。

フランスですので左の欄には何日かを、真ん中は生まれ月、4月だったら「avril」「04」でも大丈夫なはずで右の欄には西暦の年号を入力してその下の「国語」を選択すると何と日本語での説明とビデオが流れ始めます。

ビデオによると葡萄栽培はビオディナミによる有機農法無農薬栽培とのことで、樽醗酵ということも判ります。圧搾機は旧式の垂直プレスではなく、ニューマティック・タイプと思われますがその説明はありません。

圧搾された果汁はすぐに樽に移され自然酵母だけで発酵が始まるとのこと。

ビデオの説明も日本語なので大変解りやすいのでお薦めします。

尚この生産者では契約栽培農家から葡萄を買うことも行っており、それは別のシリーズで販売しているとのこと。

RMとしてのアイテムは「ド・スーザ・エ・フィス」としてこちらを、NMとしてのブランドは「ゾミエ・ド・スーザ」と分けてあります。

さて黒トリュフの登場で慌てて赤ワインを選ぶことと相成りましたが、ワインリストに明らかなミスを見付けたついでにそのワインをお願いしました。

リストでは「Tauragi」となっていたのですが正しくはもちろん「Taurasi」。未だ若いヴィンテージ2005年ですが、雉の後はアニョーとのことなのでこちらを選択、ラベルは大変可愛らしい大きさであります。

生産者はこちらフェウディ ですがなんか大袈裟な名前を冠していますね。

南イタリアのDOCG赤ワインとしては有名なタウラージ、生産地域はこちらをご覧下さい。

原産地の詳しいことはイタリア語ですがこちらをご覧下さい。使用できる葡萄品種はアリアニコが85%以上とのこと、他の品種の説明はありませんが恐らくピエディ・ロッソの可能性が高いと思います。ですが殆どの場合タウラージに使われる葡萄はアリアニコ100%で造られることが多いはず。

味わいは大変濃厚にも拘わらず上品で質の良さが窺えます。料理にも良く合いお手頃な価格帯なのですがとてもお値打ち有りと判断。


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Georges |2010/03/01 06:01 PM |
higemaster |2010/03/01 05:44 PM |

CHIMERA@祇園
先日ワイン大学の第300回をお願いしたばかりですが、あの黒トリュフがもう一度食べたかったのでお邪魔しました。

四条河原町からタクシーに乗れば5分と掛からない便利な場所にありながら、周囲の喧噪とは無縁の存在で、ゆっくりと食事を愉しむことが出来ます。


まずはとても大きなタイラギの貝殻に盛り付けられた海鮮の一皿です。

タイラギ貝柱はもちろんですが天然のホタテ貝と蛍烏賊、トマトのマリネと小桃のピクルス、茄子のフライにビーツなど豪華絢爛な盛り合わせです。

トマトのエスプーマにビーツの泡が旨く絡み合って極上の味わいを醸し出します。


続いてタラバガニの炭火焼き。

添え物はウスイ豌豆のピューレにイタリアの空豆、隠元豆と豆類の揃い踏みにグアンチャーレを纏ってあります。オレンジ色は濃厚な甲殻類のソースです。


そして、雉とホワイトアスパラの饗宴、フォワグラのソテーが加わりカリフラワーが添えられ、お得意のポーチドエッグで絡めるのです。


そこへ待ってましたとばかりに登場するのがこの黒い塊。フランスはペリゴール産の黒トリュフ。

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Georges |2010/03/01 05:56 PM |
higemaster |2010/03/01 05:40 PM |

珍味中の珍味「半生この子」を味わう会@京都某所
敢えてお店の名前は伏せておりますが、関西の食通の間ではよく知られているお店です。2月そして3月半ばまでしか手に入らない海鼠の卵巣、それも特殊な製法で半生状態のものを炭火で炙って頂くのですが、バチ子などとは全く食感の異なる食べ物でその風味が病み付きになってしまいます。

旨いモノと云われる食材は数あれど、半生この子はそう何処ででも食べられるものではありません。

まずはシャンパーニュで乾杯し、宴が始まります。

何故か今頃登場する香箱蟹。とにかくビッグサイズで、脚肉が殻から外され甲羅の上に載っています。


脚肉を食べ終わるとご覧の通り、食べやすいように身だけがほぐされているのですが、異様に大きな内子にビックリです。全部平らげたあと、甲羅に注がれるのは熱燗。甲羅酒でほっこりします。


次は足摺岬で獲れる岩牡蠣。小粒ですがプリプリの食感で実に美味。こういう牡蠣を食べ慣れると、養殖や半養殖の牡蠣は臭いことがよく分かります。


続いて胡麻和え。メインとなる食材は蕨ですが、白木耳、緑色のは菊菜、赤と黄色の菊の花弁、莢隠元に鹿尾菜、そして椎茸の微塵切りも入っています。


次に登場は島豚バラ肉の煮込み、横に添えられるのは巨大椎茸の旨煮。この椎茸が実に美味しい。鳥取県で原木栽培される所謂冬茹(どんこ)なのですがその大きさは半端ではありません。付け合わせはゴーヤ、パイナップル、セロリ、ピーマン、玉葱、人参などの酢味噌和え。

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Georges |2010/02/28 10:49 AM |
higemaster |2010/02/26 04:20 PM |

Château Lestage Simon 1995 AC Haut Médoc
ラベルの皺を伸ばそうと思ってお湯につけておりましたが、糊が違うのでしょうか全く剥がれません。1980年代のラベルは水につけただけで簡単に剥がれたのですが最近のはシャンパーニュと同様の糊を使っているみたいでラベルを剥がすことなど不可能みたいですね。

尤も偽造ワインの防止には役立つはずであります。

さて、この生産者シャルル・シモン氏とは1998年だったでしょうか、香港ヴィネスポでお会いしたことがあります。風貌はまるで猿の惑星に登場した人物そっくり、コルクのケースに入ったソムリエ・ナイフをプレゼント頂き、今も大切に保管しております。

そこで議題になったのが当時単なる翻訳者であった女性がワイン・インポーターをはじめ「バレル・セレクション」なるワインを売り出していた事柄でありました。

そのバレル・セレクションのリストの中に存在したのが確かこの1995年のシャトー・レスタージュ・シモン。

しかし生産者であるシャルル・シモン氏はその存在を完全に否定したのでありました。

その女性は他人の資本で会社を立ち上げたみたいでした。

その後社長を解任され別会社を立ち上げ現在に至るようですが、当時はワインの本の翻訳が主たる仕事のはずですから、ワインの輸入など全くの素人同然ではなかったでしょうか。

私は全く信用しておりません。

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