ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

8月のディナーコース@綉花
新御堂筋を北へ、国道171号線の高架を越え初めての信号機(右手にカルフールあり)を右へ曲がり、一つ信号機を越えて道が行き止まりになる手前の右側という、極めて辺鄙な場所にある中国料理のお店です。

我が住処からは歩いて10分も掛かりませんので来客などの際によく食べに参ります。わざわざ遠くから来て貰う程の価値があるかどうかは分かりませんが、近所の人なら知っていて損はないはずでしょうね。

最初に前菜の盛り合わせ。右側から皮蛋に胡瓜の酢の物、豚の耳の冷製と白身魚のエスカベッシュ、青菜サラダの上にクラゲの酢の物とボイルしたシラサ海老、鴨ロースの薫製に破竹の中華煮込み、一番左は蒸し鶏のアーモンドソース。

電話でオーダーしていたのですが、ふと黒板メニューに視線が行くと・・・・

そこには「幻の魚・ネズミハタの姿蒸し ¥10,500」例の開高健が香港一旨い魚と持て囃した老鼠斑(ネズミハタ、香港では漢字で表すか「Spotted Garrupa 」で通用します)が書かれているではありませんか。

しかも、お値段は香港の何分の一というお安い価格で!

実際に香港へ行かれた方でこの老鼠斑の大きなモノを食べられた方は殆どおられないのでは・・・、小さいものでも福臨門などでは最低3万円はするはずです。

どんな魚ですって?

こちらをご覧下さい。

一番上の右側の写真にも写っていますが、「老鼠斑・ネズミハタ」と表示のあるのが成魚と思われます。ですがこの下の鬚眉:ナポレオンフィッシュ、福臨門だけ使うのでしょうか普通漢字では「蘇眉」と書いて「ソーメー」と発音します。

私は昔ワンチャイ(灣仔)の福臨門でこの老鼠斑を食べたとき2㎏程のものが確か8万円、当時隆盛を極めていた新同樂で約3.5㎏程の大物のお値段を聞いたら何と日本円で20万円と聞かされ仰天した思い出があります。

ですが生きているだけで長い間水槽に泳がされている魚は旨いはずがありません。老鼠斑といい蘇眉といい、そんなに驚く程の美味ではないことを申し上げます。

で、帰りがけに質問したら台湾から空輸で送られてきたものとのことで400グラム程度のものとのこと。当然冷凍物であります。獲れてすぐ冷凍したものであれば泳がされている水槽物より美味しいかも知れませんね^^ ご興味おありの方は挑戦してみて下さい!


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Georges |2009/09/02 04:21 PM |
higemaster |2009/09/02 03:13 PM |

St.Magdalena Sauvignon Mock 2008 D.O.Alto-Adige Cantina Bolzano
サンタ・マッダレーナのソーヴィニョン・モック、つい先日こちらでその2007年をご紹介したはずですが、既にもう2008年ヴィンテージがリリースされていました。

「おやっ、瓶の形が違う・・・」と気が付かれた方はワインのプロかも知れません。

写真を比較して頂いたら一目瞭然ですけど今までのヴィンテージは所謂ボルドータイプのボトルでしたが、この新しい2008年は撫で肩のブルゴーニュタイプに変わっています。

生産者のサイトには余り詳しい情報は載っておりませんがこちらに畑の写真などがあるのでご参考までに。

僅か2.5ヘクタールの畑とのことですので、騒いでしまうとお高くなるかも知れません。知っている人は密かに楽しむよう心がけて頂きたいと願います。

畑の面積が正しければですが、ヘクタール当たりの収量が60hlとなっていますので生産量は150hl即ち750ccのボトルに換算すると20,000本ということになります。

輸入元の説明を見ると「醗酵:ステンレス・タンク/主醗酵後、一部をマロ・ラクティック醗酵」とあるので醸造方法に変化があったのかも知れません。あるいは以前からそうだったかも知れませんけど・・・。
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Georges |2009/09/05 06:29 PM |
higemaster |2009/09/03 04:20 PM |
Georges |2009/09/02 04:27 PM |
higemaster |2009/09/02 03:25 PM |

Côtes du Jura Chardonnay Fleurs 2007 Domaine Alain Labet
コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・フルールの2007年ヴィンテージ、造り手はジュラの頑固親父アラン・ラベ氏です。

まず有名ドメーヌのブルゴーニュや格付けのボルドーのシャトーとは違い、普通一般には殆ど知られていない生産地なので偽物を造る輩はいないと云うこと。

これって意外に大切なことなのです。

ワインを飲む人口は世界的に見ると桁違いに増えていて、それと同時に偽物の蔓延りようも凄まじいのです。

5万円あるいは10万円、否それ以上の投資で手に入れたワインが偽物であるはず無いと信じて疑わないのももちろん自由でありますが、世の中そんなに甘いものではございません。

実際ボルドーものは信用のおけるネゴシアンから買っても、ブルゴーニュからは手を引いてしまった輸入業者が実在します。

評論家がいくら高い得点を付けたところで偽物なら何ら価値はありません。

お高い価格さえ支払えば本物が手に入ると信じている人が多いのはワイン後進国だけのお話であり、例えばフランスの良心的なレストランのソムリエの多くは、生産者との直接取引以外にワインを仕入れることはありません。

我が国の多くの輸入業者のようにブローカーを介在させると云うことはほとんど無いのが実情です。

フランスのジュラ地方のワインは世界的にも殆ど知られていないので偽物が流通することもないのです。偽物を造る業者はもちろんお金儲けが目的ですからお安いワインの偽物は造りません。

私は末端価格で100ドルを超えると偽物ワインが造られると申し上げて参りましたが、今では70ドル程度のものまでその可能性を疑った方が良いと思われます。

また超有名生産者の単なるACブルゴーニュのフェイクもかなり出回っていると聞きましたので、売れっ子生産者はそれ以下の価格のものでも注意が必要と云うことでしょう。

さてこのワイン、INAOの定める分類ではブルゴーニュと同類に属します。場所もそんなに離れておらず、葡萄品種もシャルドネですのでブルゴーニュの白ワインと変わりません。

葡萄栽培はビオロジックで化学薬品の散布や化学肥料の使用も殆どありません。味わいは極めてピュアなシャルドネ本来の味であります。
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Georges |2009/09/01 05:38 PM |
higemaster |2009/08/30 04:29 PM |

第294回ワイン大学定例会@西区ル・ジャルダン
昔大阪を代表するフレンチと云われていたのはル・ランデブー、今は無きホテル・プラザのメイン・ダイニングでありました。ル・ランデブー、当時はルイ・ウーティエ氏の指導の下シェフを務めていたのはステファン・ランボー氏であり彼は今母国フランスで料理人をされているはず。またその下で働いていた料理人たちは箕面や福島など各地で独立されましたが、その中の一人がル・ジャルダンの遠藤氏であります。
どういう訳か余りマスコミでは取り上げられませんが、素材の吟味と調理技術はとてもハイレベルであります。特に野菜の使い方がお上手で夏場のガスパッチョは外せないところであります。

お店は西区の新町で地下鉄四ツ橋駅からだと徒歩2分、心斎橋駅からでも5分位の便利な場所にあります。ただ四つ橋筋から少し西へ入ったところなので分かり難いと云えばそうかも知れません。

店内は明るく清潔で、全席禁煙になったのも有り難いと思います。

人それぞれ好みは色々ですが私は食事中にタバコを吸う人と同席するのはゴメンであります。それはフレンチやイタリアン、もちろん日本料理においても同じであり寿司をつまむのも蕎麦をすするときも同じです。また注ぐ量を気にしながらワインを飲むのも性に合いません、従ってワインはお代わり自由に楽しみたいと考えます。

ワイン会というとワインの勉強会と勘違いされることがありますが、ワイン大学はもともと「ワイン大楽」と書いて発足した文字通りワインを大いに楽しむ会でありワインの講釈を垂れるオタクの集まりではございません。美味しいお料理と美味しいワインが揃えば自然と会話も弾みます。そんな集まりが「ワイン大学」なのです。
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Georges |2009/09/01 05:32 PM |
higemaster |2009/08/30 04:26 PM |

Champagne Beaumont des Crayères Fleur de Prestige Brut 2000
先日ご紹介したボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュは所謂旧ラベルのものであり、輸入元の説明と私が聞いた話とは相違点があったので調べてみると、間もなく新ラベルのものがリリースされるとのことです。

そこで新ラベルのシャンパーニュをゲット、早速ご紹介したいと思います。

ご覧の通り拙ブログ8月23日のものとはラベルが全く異なります。

写真には写っておりませんがキャップシールなども全く違うデザインですので旧製品と間違うことはないと思います。

さてここで生産者ボーモン・デ・クレイエール社の最近の情報をお伝えしたいと思います。輸入元の説明は次の通りです。

ボーモン・デ・クレイエールのシャンパーニュを特徴づけるのは“キュヴェの神髄”と呼ぶべき「クール・ド・キュヴェ」(ハートのキュヴェ)の存在。特別な設備と手間がかかるために、今ではほとんど誰も使わなくなったこの幻の搾汁は一般に“キュヴェ”と呼ばれる第一搾汁の、わずか半分しか得られません。ボーモン・デ・クレイエールでは驚くべきことに全てのラインナップにクール・ド・キュヴェが使われています。

より芳醇なアロマと甘み、そしてクリーンな酸を持つこの貴重なキュヴェは、ボーモン シャンパーニュのもう一つの特徴である長期熟成を支えます。表現力に溢れ、フレッシュさとフィネスを併せ持つ、ボーモン・デ・クレイエール社のフェミニンなスタイルは、この類い稀な“ハートのキュヴェ”を使った贅沢な造りからもたらされます。


また最高醸造責任者オリヴィエ・ピアッツァ氏についてこう書かれています。確かに2007年から味に変化が認められ、私は頻繁に飲むようになったのもこの2007年以降のことであります。

オリヴィエ・ピアッツァ氏は農業工学を修めたのち、もともとワイン愛好家でもあったことから、ブドウ栽培と醸造の専門家としての道に進みました。シャトー・マルゴーでの修行を経て、初めて“テロワール”の概念に出会い、土壌の表現力に魅せられたピアッツァ氏は、キャリアの全てをこの魅力の解明に捧げることになります。

◆1989年 シャンパーニュ ランソン社の最高醸造責任者のアシスタントに就任。複雑性に富むシャンパーニュの土壌を見出す
◆1992年 シャルル・ド・カザノヴ社の最高醸造責任者に就任
◆2007年 ボーモン・デ・クレイエール社の経営に参加。最高醸造責任者として、高級感と信頼性を備えたブランドの発展にも貢献中。

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Georges |2009/08/30 03:17 PM |
higemaster |2009/08/27 04:27 PM |


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