ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Paleo 2007 IGT Toscana Azienda Agricola Le Macchiole
レ・マッキオーレのパレオ・ビアンコの2007年ヴィンテージです。レ・マッキオーレのHPはこちら、イタリアの場合貴族主導の葡萄園が殆どですがここは普通の農家ですのでマスコミの扱いも冷淡そのもの。ですけどワインの質は前オーナーの時代からずっと保たれてきております。

輸入元のデータでは

トスカーナ I.G.T.
ブドウ品種 : ソーヴィニヨン・ブラン 60%、シャルドネ 40%
平均年間生産量 : 6,900本
醗酵 : オーク樽にてクリオ・マセラシオン後、主醗酵
    その後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵
熟成 : オーク樽熟成9ヶ月
       (225L、フレンチオーク、新樽比率50%)

と書いてあります。生産者のHPではこちらになっていますのでほぼ間違いありません。

ですが「クリオ・マセラシオン」という言葉、聞いたことのあるような無いような気がします。クリオ・エクストラクションとは違うのでしょうか?

ネットで調べるとこちらに同じ言葉が使用されており説明もあります。「5度に温度管理されたステンタンクで6時間スキンコンタクトされる」とありますが、クリオ・エクストラクションは葡萄をそのまま凍らせて圧搾することですのでやはりそう言う言葉存在するのですね。

ちなみに似たような方法に「葡萄を破砕後、果汁と果皮・種を一定時間低温で接触させるマセラシオン・リミテ法」もあります。

ならば「クリオ・マセラシオン」と「マセラシオン・リミテ法」はどこがどのように違うのでしょうか?

醸造に関する言葉はいろいろな研究者がそれぞれ独自の言葉を使われるので、また海外の場合それを訳すときにも別の表現が用いられることもあるので注意が必要です。
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Georges |2009/04/01 05:01 PM |
higemaster |2009/04/01 04:30 PM |

Canals & Munné Cava Insuperable Brut Métode Tradicional
スペインのシャンパーニュ方式で造られたカヴァ、生産者はカナルス&ムンネと読むのでしょうか、生産者のこのワインに関するHPはこちらをご覧ください。

葡萄品種はMacabeu 40%, Xarel·lo 30% and Parellada 30%. (それぞれマカブー、シャレッロ、パレリャーダ)と書いてあります。瓶内第2次醗酵期間は25ヶ月とのことですので下手なシャンパーニュより長い訳です。

シャンパーニュは出荷価格(蔵出し)で最近は10ユーロを超えてしまうので、この不景気に飲んでる場合ではないであろうとカヴァに人気が移りそうな気配であります。日本だけで人気と煽られているRMですが、以前に申し上げた通り生産が追いつかないため瓶内二次醗酵の期間が著しく短くなっています。

と、当然のように味が薄っぺらくなってしまっているのですが、一般の人は銘柄だけで買うので味の変化に気が付かないようです。実際に比較して確かめる人は少ないでしょうけど私が飲んだ限りでは10年ほど前とでは雲泥の差があります。
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Georges |2009/04/01 04:56 PM |
higemaster |2009/04/01 04:21 PM |

Les Demoiselles de Falfas 2001 AC Côtes de Bourg
レ・ドゥモワゼル・ド・ファルファ、シャトー・ファルファのセカンドです。このワインに関しては昔こちらでご紹介しました。

で、これまた久し振りに開けてみることにしました。

漫画にも評価本にも載らないワインであっても、旨いワインは山ほどあります。最近漫画のワインを数種類飲んでみましたが、総じてえげつなく味濃いワインであります。こんな濃い味のものを飲むに際して、何の食事と合わせるのか甚だ疑問であります。

ですが人それぞれ好みはいろいろですので濃いモノ、濃いワインがお好きな人は実際大勢居られるはず。

ですから果汁濃縮機が蔓延して当たり前なわけではないでしょうか。濃いモノは確かにインパクトがありますが、ワインとは熟成してナンボのモノであり、自然に造られたワインと人為的に濃く造ったワインの今後の状態を観察する必要があると思います。

私の経験を申し上げるとバブル期に登場したガレージワイン、最初のインパクトはやはり強烈でしたがその後腰砕けになったワインを何種類も味わいました。中でも驚いたのはボーソレイユ。アジア初の香港ヴィネスポでお会いしたのが今は亡きジャン・ミッシェル・アルコート氏の長男でしたが(後に彼も心臓発作で逝去)、そのときテイスティングしたそのワインは当にペトリュスの倍くらい濃い味だったのです。

謎の死を遂げたジャン・ミッシェル・アルコート氏とその息子、遺産の行方はどうなったのでしょうか? 遺産といっても借金の方が大きかったのかもしれませんが・・・。
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Georges |2009/04/01 04:17 PM |
higemaster |2009/04/01 04:00 PM |

Château Falfas 2001 AC Côtes de Bourg
シャトー・ファルファの2001年です。このワインは1年5ヶ月前にこちらで紹介しましたが久しぶりに飲んでみたいと思います。前回ではまだ固いと表現しておりましたがどう変わっているのか楽しみであります。

シャトー・ファルファは先代のフランソワ・ブーシェ氏がビオ・ディナミを本格的に葡萄栽培に取り入れ、娘婿のアメリカ人ジョン・コックラン氏がそれを継承している訳なのですが、ビオ・ディナミと云えば先ずロワールのニコラ・ジョリーを取り上げられてしまうのはやはり昔から有名だからでしょうか。

ファルファは昔からそんなに価格の上昇はありませんがクーレ・ド・セランなどは馬鹿げた価格につり上がっています。私が敢えて有名ブランドを避ける理由がお分かり頂けるでしょうか。

どんな物でも同じでしょうけど品質の良い物が必ずしも売れるとは限りません。有名になりさえすれば、買う人は自然に増えていくのでしょう。

有名ブランド仕掛け人はそこら中に居て、次なるお宝ワインを狙っています。最近ではシャトー・ド・ヴァランドローがその典型でしたね。雑誌や評価本はその正しい評価などは書かずに高くなってしまったワインをさらに持ち上げようとします。ですけど本来大した実力もないのに価格だけが高くなったワインなど自然淘汰されて当たり前であり、品質と価格の乖離するワインなど今後は売れなくなると考えます。
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Georges |2009/03/30 06:40 PM |
higemaster |2009/03/30 05:20 PM |

Corton Domaine de la Romanée Conti ?
ギョッとする方が多いかもしれませんが画像はバーガンディリポートの最新ニュース
から拝借しました。


ワイン・スペクテイター
によると2008年の秋ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社は低迷するラドワ・セリニーの生産者プランス・フローラン・ド・メロード
の所有するコルトンの畑を賃貸契約して2009年ヴィンテージを2012年発売予定と発表しました。



コルトンの特級畑と云えどもブレッサンド1.2ha、クロ・デュ・ロワ0.55ha、そしてレ・ルナール0.5haで、いずれもコルトンの最良の部分からはかなり外れた場所にあり、またワイン造りも今まで通りの体制を維持するとのことですがこれは私もかなり疑問に思います。



元々のドメーヌ・プランス・フローラン・ド・メロードですがシャトー・ド・セリニーと云われるだけに三つの畑はラドワ・セリニーのコミューンにあるはずでコルトンでもほとんど名の知れなかった生産者であります。



まだ先のお話ですが果たしてどうなることでしょうか。



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Georges |2009/03/30 06:37 PM |
higemaster |2009/03/30 05:12 PM |


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