ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Cour Cheverny Cuvée Salamandre 1999 Domaine Philippe Loquineau
以前こちらでご紹介申し上げた大変小さな地域だけのアペラシオン、クール・シュヴルニー。何本か買った内「茶変」していたものがあり、その交換品として受け取ったのですがその後セラーで眠っておりました。

玉筋魚(いかなご・新子とも呼ぶ)漁前の時期的には最後でしょうか、1.1キロの平目を買い刺身にしましたがやはり卵巣が大きくなっており、腹側の身は甘さがあるものの背はまるで別種類の魚みたい。

やはり暖かくなると平目はダメですね。

今からは鰈、既に城下鰈は味が良くなってきたと聞きます。

白身魚の味は大変微妙であり、山葵や醤油でごまかして食べている内ならあまりその違いが分からないかも知れませんが自分で刺身を引くようになると舌触りや食感の違い、そして身の甘さの違いなどが如実に分かるようになります。

肉を選ぶのも魚を選ぶのもその店主との信頼関係を築く必要があります。

レストランが美味しいかどうかを判断するとき私は先ず市場関係者や食材卸に従事する人達に尋ねることにしています。

鮨屋のトロの仕入れは何処か気にする常連客のお話は食関係のブログでよく目にしますが、フレンチレストランの魚の仕入れに関する記述は殆ど見掛けませんね。
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Georges |2009/03/01 05:19 PM |
higemaster |2009/03/01 04:41 PM |

Baron de Brane 2005 AC Margaux
ボルドーの有名シャトーはよく所有者が替わりますが、ブラーヌ・カントナックは20世紀初めからリュルトン家の所有のままであります。

生産者のHPを見ると、そのセカンドワインがバロン・ド・ブラーヌ、ですが昔はこの名前ではなくシャトー・ノットンだったはずです。

現在シャトー・ノットンは別にあり、所謂サードワイン的な存在(同じ領地内ですが区画が異なるはずです)。

そしてその下に単に「マルゴー」というワインがありこれは若い樹から造られているとの説明があります。

畑の面積はトータルで94ヘクタールという広大なものですが私の知る限り5つのブロックに分かれていたはず、1970年代は確か80ヘクタール程度だったと思うのですが新たに増えた畑があり、どの部分でどのワインになるかの区別は無いみたいです。

94ヘクタールの葡萄畑ですが葡萄品種の割合はカベソー62.5%、メルロー33%、カベルネ・フラン4%に最後にご注目下さい、カルムネールが0.5%となってます。と云うことはカルムネールだけで47a植えられていることが分かりますね。

こちらをご覧になると詳細が分かるようになっておりヴィンテージ2005をクリックするとこちらの画面が開きます。

グラン・ヴァン(ブラーヌ・カントナックの2005年)はこちらをご覧下さい。両者を比較するとセパージュが違うのが分かりますね。

2005年のグラン・ヴァンはカベソー51%、メルロー43%、カベルネ・フランが6%ですが、セカンドワインはカベソー58%、メルロー42%でフランは混ぜられていないわけです。

これは品種別に醗酵され樽熟の後に味見して選別、混ぜられる樽の数から割り出したと考えられますね。

さて、カベソー、メルロー、フランにカルムネールと登場しましたが、これらの他にアペラシオン・マルゴーに許可される2つの品種は何だかご存知ですか?
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Georges |2009/03/01 05:14 PM |
higemaster |2009/03/01 04:33 PM |

ワイン大学第288回定例会
毎月一度のワインと食事を楽しむ会ですが本日で満24年目が過ぎました。

「ワイン大学」は文字通りワインを大きく学ぶのが目的でありますが、ワインを学ぶ手っ取り早い方法は数ある中でも「美味しいワイン」を選ぶことにあると思います。

世の中には残念ながら不味いワインがその大半を占めております。そこそこお高いワインを買って「美味しく感じないから」ワインに興味が無くなる方が殆どではないでしょうか?

例えばワインの試飲会で100種類のワインが出品された場合、私が美味しいと判断する物はせいぜいあって20%程度しかありません。その内価格と味のバランスを考えて実際に購入を決めるのはその半分程度、ですから10種類位になってしまいます。

数あるワインの中から珠玉の一品を選び出し、それに合う美味しい料理と合わせる、また毎月同じレストランだと飽きてしまうので転々と場所を変える、そんな「ワインと食事を楽しむ会」がこのワイン大学定例会なのです。

定例会でワインのお話は最初の5分程度、あとは飲んで食べてワイワイがやがやと楽しく過ごして頂くというのが会の概要であります。

パンとチーズだけでグランヴァンをバンバン開けるなどのワイン会なんて面白くありませんから長続きしないのです。

また高価なワインを求める人は必ず偽物ワインに遭遇します。偽物でもいいから高いワインを飲んでみたいのでしょうかね?

私は生産者から直接お話を伺いながらフランス旅行を永年続けて参りましたので殆どのグラン・クリュ、著名なワイン、希少価値のあるワイン、超年代物のワイン、そして偽物ワインなど実際に飲んできたのです。ワインは知識も必要ですが何と云っても経験が一番大切であります。

ワインを飲む側からの提案で開いているワイン会なので長続きしていると自負しておりますが如何でしょうか。

さて今日はスタイリッシュな西天満のフレンチ、アキュイールを貸し切りでワイン大学定例会の開催と相成りました。




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Georges |2009/03/01 05:25 PM |
higemaster |2009/03/01 05:03 PM |
Georges |2009/02/28 03:24 PM |
dekushi |2009/02/28 09:47 AM |

Chambolle-Musigny Vieilles Vignes 1998 Maison Jean-Philippe Marchand
シャンボール・ミュズィニーの1998年ですけど、今頃忽然と現れた2種類のマルシャンの古酒のうちの一つです。

ジャン・フィリップ・マルシャンのラベルはこんな感じが普通ですけどこのエチケットはお初にお目にかかります。
最近ラベルをコロコロ変える傾向にあるのは何か理由でもあるのでしょうか? でも見慣れたあのラベルは輸出用だけみたいで生産者のHPを見ると見慣れないボトルが並んでますね。

ご存知の方は多いと思いますが、普通キャップシールとラベル貼りは出荷直前に行われます。このラベルはピッカピカで最近貼られたのは明らかです。

またコルクも非常に新しいもので時間が経つとワインに触れた部分の色は次第に薄くなってきますがこれはリコルクされたに違いありません。

ラベルの左下にロット番号がありますが「L01008」ですので恐らく2008年の10月にリコルクされラベルを貼って日本に輸出されたと見るのが妥当ではないでしょうか。
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Georges |2009/02/27 05:32 PM |
higemaster |2009/02/27 04:27 PM |

Château La Gorce 2004 AC Médoc Raoul Fabre & Fils
知り合いのお店で安旨イチオシと聞いたので一本買ってみました。
ボルドーのエチケットとしてはありふれた構図で生産者の名前もあり2003年に決められたクリュ・ブリュジョワに入っているとのことですがこの取り決めについては確か二転三転したはずですね。

場所を見ると先日のワインと同じ「Blaignan」、サンテステーフから7キロと裏ラベルにありますが先日の5キロと比べるとまだマシですけど、実際には13キロとかなり離れた場所にあるのがこのブレニャン。また生産者の苗字を「Fabrer」と改称してありますがこれは困ります。英語もフランス語も堪能な社長ですが裏ラベルの表記についてはもっと慎重にお願いしたいところであります。

下記はサンテステーフからの距離を示しています。詳しくはこちらをご覧下さい。

Saint-Seurin-de-Cadourne ~ 3 km Vertheuil ~ 7 km Pauillac ~ 8 km Cissac-Médoc ~ 8 km Saint-Yzans-de-Médoc ~ 8 km Ordonnac ~ 8 km Saint-Sauveur ~ 10 km Saint-Germain-d'Esteuil ~ 11 km Saint-Christoly-Médoc ~ 12 km Saint-Julien-Beychevelle ~ 12 km Couquèques ~ 12 km Blaignan ~ 13 km Saint-Laurent-Médoc ~ 14 km Saint-Sorlin-de-Conac ~ 16 km Saint-Bonnet-sur-Gironde ~ 16 km

私の知る限りフランス人の数値的感覚は日本人とはかなり違うと思います。フランスの人に聞いた数字をそのまま検証しないで書いてしまうと間違いの元かも知れません。

ですが生産者のHPを見て輸入元がその数値を書いたのが分かりました。こちらをご覧下さい。右下のシチュエーション・ジオグラフィークに「サンテステーフから北に7キロ」って明記してあります。

アペラシオンの表示は畑の位置ではなく生産者の本社所在地ですからね、ひょっとして畑は別のコミューンにあるのでしょうか。

こちらをご覧下さい。右側フランス全土の地図上の○印をクリックするとブレニャン周辺の地図が開きますが、すぐ右手にコミューン・ラ・ゴルスをご確認頂けますね。恐らく畑はその周辺であるに違いないと思います。
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Georges |2009/02/25 04:55 PM |
higemaster |2009/02/25 03:22 PM |


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