ワインとピアノのある部屋

八戸ノ里南を西へ入った自転車店のつぶやき

Faugères Grande Réserve 2004 Domaine Ollier Taillefer
8v0229.jpg昔一度か二度飲んだ覚えのあるアペラシオン「フォジェール」ですがどんなワインだったか記憶にありません。南仏のサン・シニアンの近くだったように思いますがINAOのHPを見てみましょう。まずアペラシオン「フォジェール」には白とロゼそれに赤ワインがあります。今日のは赤ワインなのでそれを見ると1955年にVDQS、1982年5月5日に赤とロゼはアペラシオンを持つようになったとのことです。今は白ワインもアペラシオン・フォジェールを名乗ることが出来ますがそれは2005年2月23日以降のことだったようです。赤ワインに話を戻しますが葡萄品種についてこんな記述が「carignan N, cinsault N, mouvèdre N, cyrah N et lladoner pelut N. 」ありますが聞き慣れないのは最後の品種ですね、昔の赤本を見ると活字で Iladoner pelut とありますが調べてみるとこんなHPが出て来ました。この品種についてはINAOも理解できていないようで「lledoner pelut N」という表示もありますが、何のための法律が実にいい加減なものですね。どうやらグルナッシュ・ノワールの亜種ではないかと推測します。現在の葡萄品種構成については「- les cépages carignan N et cinsaut N représentent respectivement au maximum 40 % et 20 % de l'encépagement;
- les cépages grenache N ou lldoner pelut N ou ensemble représentent au minimum 20 % de l'encépagement ;
- les cépages mourvèdre N et syrah N représentent ensemble au minimum 15 % de l'encépagement, le cépage mourvèdre N représentant au minimum 5 % de l'encépagement. A compter de la récolte 2003, la syrah N représentera au minimum 15 % de l'encépagement ;
- l'ensemble des cépages mourvèdre N, syrah N, grenache N et lledoner pelut N représente au minimum 40 % de l'encépagement. A partir de la récolte 2005, il représentera au moins 50 % de l'encépagement.」という記載がありますがご理解頂けるでしょうか?

▼続きを読む
| ワイン日記::フランスワイン |
| 02:56 PM | comments (0) | trackback (x) |

ワイン大学第276回定例会ル・ジャルダン
ワイン大学は本日で無事23年間毎月開催したことになります。毎月一度最初の頃はレストラン・クードポールで午後8時開催というスタイルを取ってきましたが、現在は第4もしくは最終木曜日午後7時開催という形になりました。レストランも決まったところですとどうしてもお料理が似たようなものになってしまいがちなため開催レストランを転々と変えております。ワイン大学は基本的にどなたでも来て頂くことが可能ですが匿名参加はお断りしています。参加ご希望の方、ご興味おありの方はメールアドレスご記入の上コメントお願い申し上げます。コメントは一旦お預かりして公開しませんのでどうぞご安心下さいませ。
uv276-1.jpeg
さて西区新町のフレンチ、ル・ジャルダン遠藤シェフのお料理です。まず最初は「新鮮な真鱈のアンチョビ・マリネ、ジャガイモのピューレと沖縄産クレソン添え」、ジャガイモのピューレは少しニンニクが入りとてもクリーミーです。他に山菜のうるいでしょうか、ここは野菜が豊富でしかも美味しい。

▼続きを読む
| ワイン大学 |
| 02:59 PM | comments (0) | trackback (x) |

Château Croix de Versannes 2004 AC Saint-Émilion
8v0227.jpgこの生産者ですがネットで調べると「ペトリュスで修行した」とか「ガフリエールで6年間も醸造長を務めた」とか凄い経験の持ち主と決めつけてあります。エチケットのアペラシオンの下に自分の名前を記すなどやはり自意識過剰ぶりが垣間見えますね。実際醸造長なのかどうかは分かりませんがテクニカル・マネージャーとしてそのシャトーに努めていたのは事実のようです。日本初のお目見えは2002年ヴィンテージでなるほどかなり良くできたワインでありました。品質の割にお買い得なプライスだったので以前拙ブログにて紹介致しました。ところがこの2003年に至ってはこちらの通りです。2003年は所謂焼けたヴィンテージでこのワインもその影響でしょうか、エッジは早くもオレンジがかり早くくたばりそうな感じでした。竜頭蛇尾のワインなのでしょうか?
さて例によってキャップシールから見ていきますとラベルのアペラシオンの文字と同色のオレンジ・ゴールドで錫箔、トップの孔はありません。孔がないと引っこ抜くのはやりにくいですね。私はカッターは使わずキャップシール全体を引き抜きます。コルクはかなり上質の49ミリ、トップとボトムに○で囲んだ2004サイドには二重の□で囲んだ中にシャトー名、アペラシオン、2004そしてシャトー元詰め表記があります。
グラスに注いでみましょう。

▼続きを読む
| ワイン日記::フランスワイン |
| 03:01 PM | comments (0) | trackback (x) |

Bourgogne Pinot Noir 2005 Domaine Huber-Verdereau
img alt="8v0226.jpg" src="http://dks.moo.jp/wine332/8v0226.jpg" width="240" height="320"align=left />日本では殆どと云うか全くと云って良いほど知られていない生産者です。HPはこちらをご覧頂けるとかなり詳しく説明があり(全てを見たわけではありませんが)ビオディナミについての動画もありますし英語版もあります。生産者のHPはせめてこのくらい詳しい説明があって然るべきでしょう。ボルドーではシャトー・ラトゥールのHP等がその典型的な例だと思いますが、参考書などでは知り得ない生産者ならではの個性あるHPを期待しております。
まずはキャップシールですがビニルコーティングされたアルミ製でよく見るとトップとサイドは別物であることが分かります。従って昨日の色違いについては説明がつくわけです。で、トップには二つの孔が開いています。コルクはトップとボトムに○で囲んだ2005、サイドには□の枠で囲んだ中に「Mis en Bouteille au Domaine 27 06 MS」とあり長さは45ミリです。裏ラベルにはフィルター無しなので澱があるとか書いてありますが、外観から澱の発生は見当たりません。
早速グラスに注いでみましょう。


▼続きを読む
| ワイン日記::フランスワイン |
| 03:03 PM | comments (0) | trackback (x) |

疑惑のワイン Bourgogne 2003
8v0225-1.jpg私は20年ほど前から偽物ワインについて警鐘を鳴らしております。バブル隆盛の頃、掴まされたのがDRCモンラッシェの1986年。ラベル表記ですがアペラシオンが何と「ロマネ・コンティ」になっているではありませんか!
しかしそれ以外はキャップシールからラベルの隅々まで寸分違わず、また肩ラベルの「ウィルソン・アンド・ダニエルズ」まで全く疑う余地もないほどの精巧なモノでした。
当時東南アジアで出回っていたものはラベルを水につけると黒い印字が滲んだり流れてしまうモノがあったのですがそれらは赤ワイン、ラベルを水につけることまで予測していなかったと考えられます。
角川書店が当時ワイン輸入に手を出してましたが元日本リカーにいたT氏がドイツで買ったという50ケースものロマネ・コンティも実に怪しげでありました。ロマネ・コンティは単独で買えることなど当時でもあり得ないお話しであり、1本のロマコンを買うためには抱き合わせで11本のDRCワイン、さらにルロワ社からならジェネリックを何ケースも買わされるのが常でしたから。
昔の話はさておいて今日のワインですがACブルゴーニュ、生産者は誰かさんの甥エマニュエル・ルジェですがラベルに書いてある通り熟成と瓶詰めは本人が行っていると云うだけのACブルゴーニュであります。ですが裏ラベルには「ドメーヌ・エマニエル・ルジェ」と明記されています。輸入元には表のラベルの読み方からもう一度学んで頂きたいと思いますが・・・
外観で妙なのはキャップシールの色。トップの色だけが明るい赤色になっているのです。側面は濃いめの赤なので誰でも気付くはずなのですが。

▼続きを読む
| ワイン日記::フランスワイン |
| 03:05 PM | comments (0) | trackback (x) |


PAGE TOP ↑
Copyright © 2006 ワインとピアノのある部屋::2008年02月
All Rights Reserved./Skin:oct