2007,09,30, Sunday
![]() キャップシールはビニルコーティングされたアルミ箔でコルクは天然ですがかなり多孔の長さ45ミリ、色はかなり茶色っぽく品質的には良いものではありません。コルクの形状から保管場所の温度変化は明らかであります。 グラスに注ぐとエッジがオレンジと云うか茶色と云うか、やはり焼けた年特有の症状が見られ好ましい状態ではありません。フレッシュな果実味は期待しませんでしたが、メルローの果実味と云うより安物のポルトのような変な甘さが気になります。別にワインが甘いというわけではないのですが、人工的な操作があったように思います。舌にざらつきがあり、焦げ臭い匂いにキャラメルのような風味が混ざりますが肝心の葡萄の果実味は少なくワインとしての品質はかなり疑問であります。 推定蔵出し価格は7.50ユーロ、私ならテイスティングの時点で絶対買わないワインであります。 ▼続きを読む |
2007,09,29, Saturday
![]() さてグラスに注ぐと去年のようなビールみたいな泡の層は形成されません。色は綺麗な青っぽさが瑞々しいのですが、泡は勢いはよいもののその粒はそんなに細かいものではありませんし、泡立ちの時間も余り長くは保ちません。 香りはピノ・ブラン丸見えで輸入元の資料によるとオーセロワが20%入っているとか。最近はシャンパーニュばかり飲んでおりましたのであまりの香りの違いにかなりガッカリしてしまいました。ちょっと売れたからと思って出荷を急いだのでしょうか? 瓶内2次醗酵の期間を短くしたと思われます。澱との同居期間が短いものは残念ながら地域に関係なく味わいに深みがありません。 熟成した香りもありませんしただ酸が強いだけの泡となってしまった模様です。味に芯がなく余韻が弱すぎます。 ▼続きを読む |
2007,09,28, Friday
![]() 2003年はあの猛暑の年であり、ブルゴーニュでは補酸しなければワインを造ることができなかった蔵が結構ありました。 ボルドーでは所謂「焼けた年」の症状がいろんなワインに見掛けられましたがこのワインについては全くそんなところは感じられません。 キャップシールは錫箔、コルクは天然物の49ミリで両端には○で囲んだ2003、側面にはワイン名とヴィンテージそしてアペラシオンにシャトー元詰め表示もあります。 液体に触れた部分はきれいな紫色に染まっているので開けた途端、希望が湧いてきました。 と云うのは全く期待せず開けたからであります。 先ず開栓と同時にマルゴー特有の柔らかい果実香が溢れ出てきます。 色はかなり濃い赤紫色ですが殆ど濁りはありません。味わいは極めてソフト、残留亜硫酸は全く感じませんし、余計な雑味も全くありません。 良く熟した葡萄出て来たワインであることが窺えますので、騙されたと思って買ってみて下さい。 アペラシオン・マルゴーの典型と云って然るべき特徴が見事に出ています。 ▼続きを読む |
2007,09,27, Thursday
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2007,09,26, Wednesday
![]() さて、グリーンのキャップシールには蝶のイラストが描かれていますがもう少し大きければ目立つのに・・・・。このキャップシールはビニルコーティングされたアルミ箔で、コルクは角を面取りしてある所謂クズコルクを固めたもので長さは45ミリ。両端には○で囲んだ2006、側面にはシャトーの名前からヴィンテージ、アペラシオンにシャトー元詰めとすべて印字されています。 蔵出し価格は恐らく2.50ユーロ程度でしょうがとりあえず飲んでみましょう。 ▼続きを読む |