ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Bourgogne Chardonnay 2001 Domaine Paul Chapelle & Filles
7v0327-01.jpgブショネ続きに早く終焉を願いたいと思っておりましたが結果から申し上げますと、今日のワインは実に活き活きとしております。ポール・シャペルという人物とその娘さんによるワインですが場所はモンタニー・レ・ボーヌというかなり辺鄙なところのようであります。ポール・シャペル氏はワインの分析所も経営するという謂わばワインのプロ中のプロとでも申し上げたらよいのでしょうか。裏ラベルの説明によりますと畑の位置はピュリニー村に属しているとのこと。昔の説明では確か Fumelot とかいう名前も付いていたことを思い出しました。ヴィンテージは2001年、メインのラベルにではなくなで肩のその部分にヴィンテージラベルが貼り付けてあります。しかし今流通しているブルゴーニュ・ブランはほとんどが2005年か2004年のはずですが、ごく最近輸入されたばかりというのにこのヴィンテージは2001年。他の物と比べると3年以上蔵に寝かされていたことになります。コルクはこのクラスとしては普通かもしくは長い目かも知れません。49ミリの長さで生産者名とヴィンテージそして生産者元詰めの印字がありますが端面に2001の表示はありません。

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| 09:07 AM | comments (0) | trackback (x) |

Voos dai Ciamps 2001 Vie di Romans Friuli DOC Bouchonné
7v0327.jpg以前にもご紹介しましたが久しぶりに開けてみたら思い切りブショネ! 先日からブショネ続きでありますが「ブショネは続く」というのが私の場合よくあります。で、ブショネを検索してみたらまずこんなものを見付けました。原因物質をトリクロロアニゾールと特定してそれを取り除くシステムであるとしていますが、かなり高価な代物であります。もちろん交換のきかない貰い物の高価なワインとか、記念のためにとっておいた貴重なワインなど何とかして飲んでみたいという気持ちは分からない訳ではありませんが、私はむしろ否定的にこう思ってしまいます。「試してみてダメだったら余計にショックが大きい」と。輸入業者はほとんどの場合確率5%としてブショネ引当金(勝手に付けた名前)を予め計上して販売価格を決めているはずです。ですから普通交換に応じてくれますがこんなことを言って憚らない業者がいるので要注意であります。すなわち購入者を「紳士淑女」と持ち上げた上で「交換しないこと」を正当化しているように思われます。元電気屋ならではの勝手な方針と云わざるを得ません。またこんなご意見もありました。さすがは友里さん、しかし私なら絶対に下げることを要求します。ブショネかどうか分からないからそういう対応をする訳で別のソムリエを呼んであるいは支配人を呼んでそれでもダメだったら食事は中断、別の店に行きます。ワインを分からない店なら食事もまず旨くはないはず。極論かも知れませんが座席をめぐり、どうしても良い席に日本人を座らすことをしないパリの当時三つ星レストランを蹴ったことがありますので私がその場にいたら間違いなく帰ります。
ブショネのワインは無理して飲む必要は全くありません。輸入業者も良心的な販売店でもまともな商売をしているところなら交換に応じてくれます。しかしブショネかどうか判らない人はこの限りではありません。あれこれいろんなワインを飲みたい気持ちは分かりますが、好きになったワインをマイワインとして何本も飲み、味を覚えると、もし同じワインでブショネに遭遇したらすぐ判るはずです。

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| 12:27 PM | comments (0) | trackback (x) |

昨日の続き・・・・
昨日のワインは一本はブショネともう一本は亜硫酸過多症候群でした。で、ブショネについては当然のことながら交換を要求しましたが・・・・、(これをブショネと断言出来るだけの確信を持つのはそれ相応の飲み手でないと無理かも知れませんが)代わりに頂いたワインのキャップシールを取り除いてみると・・・・・・。コルクの上半分くらいの面積に黒カビが広がっています。ご存じない方々には知って貰いたいと思いますが黒カビというのはアルコールを好む黴であります。キャップシールの内側には全くそれがこびり付いた後がありませんので恐らくワインがほんの少量漏れ出したと想像出来ます。この時点で輸入元に電話、どうするか伺いましたが「取り敢えず飲んでみて下さい・・・」とのことなのでコルクを抜きましたが案の定漏れでありました。ボトルの目減りは殆どありませんので外観上漏れの確認は出来ませんがやはり漏れワインでありました。実は多くのボトルが殆ど全部、漏れという状態のワインを飲まされていた時代が長く続いたのが我が国日本であります。「漏れたのが最近ならば問題ない」と豪語して憚らない輸入元も実在しますがそれならばまともな状態のワインを輸入している業者が救われません。

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| 04:24 PM | comments (0) | trackback (x) |

あまて鰈1.0kg
7f0324.jpg毎週土曜日は淡路島の岩屋から魚屋さんがやってきます。昔は電車に乗り継ぎ所謂「担ぎ」をやってましたが、もうかなり前から車で来ています。で、今日のお薦めは「あまて鰈」、何と1㎏丁度というピッタリサイズ。5枚におろして貰い自宅に戻ったのは21時前、それまで冷蔵庫の野菜室に放り込んでいたのですが全く活かったままの状態です。薄造りと表面を炙った焼霜にしましたがどちらも美味、どちらかというと明日の昼に食べるのがベストといった感じ。あしらいは大根のけんと大葉、山葵は芯だけを鮫皮おろしで擦ります。造りはこの擦り立ての山葵を濃口醤油で溶こうとするのですがなかなか粘っこくて醤油とは馴染みません。焼霜はポン酢にこの山葵を溶かしますがこちらは至って簡単。合わせるワインは片や過度の残留亜硫酸、もう一本は思い切りブショネ。せっかくの美味しい鰈が台無しではありませんか! でもたまにはこんな時もあります。

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コメント一覧
Georges |2007/03/27 12:38 PM |
Midoc |2007/03/27 12:37 PM |

Beaune Clos de la Chaume Gaufriot Monopole 2002 Domaine Hippolyte Thevenot Antonin Guyon
7v0323-01.jpgこの一月に試飲会にて気に入ったワインの一つです。試飲会で気に入ったものを輸入して頂けるのは非常に有り難いと思いますが、勧めた以上責任もあります。残糖分の多い、色の濃い、樽を効かせたブルゴーニュワインが多い中これはきっちり造られた辛口のボーヌ。ワインには熟成に不可欠なある程度の酸が必要ですが、日本人にとって苦手なのがこの酸であります。一般的に薄いと思われるよりも濃い味のワインに評価が偏りますがこれは我が国だけではなくアメリカに於いても同じであります。従って果汁濃縮という機械に頼るワイン造りが横行するに至った訳であります。しかし果汁濃縮すると本来の味香りとはかけ離れた別物ワインになってしまうような気がしてなりません。はじめから残糖分の多い、酸を調整して飲み易くしているワインが市場では持て囃されていますが私はこれらのワインを全く評価致しません。何故ならば食事と合わないからです。食事に合うワインはかなりの酸を保っていて然るべきで、そうでないワインはワインだけ飲んで美味しいと思わせるワイン造りが成されていると申し上げて差し障りないと思います。即ちリリースして熟成を待たずしてすぐ飲んで旨いと思わせるワイン。私には全く興味のないワインですがワイン初心者に限らず多くの人達に受け入られているのは事実でしょう。


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| 04:16 PM | comments (0) | trackback (x) |


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