ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ボニリジャパンさん2007年1月のテイスティング
殆ど毎月一度開催されるテイスティングです。ワインと云うもの色々飲んでみてなんぼの世界。飲んでみないと新しいワインについて世界が広がりません。「井の中の蛙大海を知らず」とはならないよう努力する必要があると考えます。
7v0125.jpg先ずは好感を持ったワインから Chateau Saint Brice (サン・ブリース)2003 AC Corbieres です。判断の理由は価格の割に品質が高いこと、即ちお買い得ワインであると云うことです。まだ紫がかった綺麗な赤色を呈しレッグも長く見た目は良好で香りがまさに苺なのです。ベリー系の香りとよく云われるワインは結構あるものの、これ程ハッキリした苺の香りを持つワインはこの価格帯では少ないと思います。味は南仏のワインであるが故少し甘く感じますがヴィンテージを考慮するとご立派と言えると思います。ちなみにこのワインミルコートでは1000円そこそこあるいは1000円を切って販売するとか。輸入元のロイヤルリカーが大量に保有していたのでしょうか? もともとの定価は2000円と云うことですので試してみても損はありません。このワインはよくできたアペラシオン・コルビエールの一つとして教科書に出ても良さそうなワインであります。しかしコルビエールという地域は2000年以上前から葡萄栽培されていた歴史があり地域によりかなり違ったワインを生むことも知られています。土壌の違う4つの地域があるそうですが残念ながらそれらを比較試飲したことは未だございません。


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Georges |2007/01/28 05:02 PM |
堺の松仙 坂井です |2007/01/27 10:37 AM |

建仁寺 割烹まとの
久しぶりのまとのさんお料理の数々です。とにかく近くなったので有り難いと思います。以前は地下鉄北山からでもかなり距離がありましたが新しい場所は四条京阪から歩いてすぐのところ、お店も大変綺麗で快適です。
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先付けは2種類です。先ずは「鮑柔らか煮、菜種辛子和え、いくら」そして別皿で「河豚白子昆布焼」が出たのですが後者は写真を失念。先付けとしてはいきなりの高級食材が! 並の割烹ではここまで出てくることはないでしょうね。
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口取りは「寒鯖小袖寿司、子持ち昆布、林檎甲州煮、千呂木梅肉和え」ですが鯖の鮮度は抜群で酢は殆ど感じない程度、旨い。
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煮物椀はこれまた豪華な「伊勢海老葛叩き、胡麻豆腐、鶯菜、赤蒟蒻」という活けの伊勢海老をタップリ使った贅沢なすまし汁、お出汁もしっかりした味付け。
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向こう付けは扇型に盛りつけられた「天然鮃薄造り」要を固めるのは「甘鯛皮霜造り」と「氷見鴟尾鮪」。鮃はポン酢で、他は土佐醤油に山葵で頂きます。
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焚き合わせは「聖護院大根、細割蕗、堀川牛蒡、鴨ロースに九条葱、きんこの旨煮」とにかく京野菜の旨いものがてんこ盛り。きんこは干し海鼠。
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続いては焼八寸で内容は「淡路でんすけ穴子の付け焼き、金団、ノドグロの塩焼き、熨斗梅博多、小鮎の煮浸しに青味大根味噌漬け」と多種多様。
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強肴として「汲み上げ湯葉と生雲丹、山葵」ですが混ぜ混ぜして頂くと絶妙のコンビネーション。
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揚げ物は「白魚、百合根、芹のかき揚げと車海老頭の天麩羅」。
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留め肴として「赤貝の海蘊酢」。
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蒸し物は「海老芋饅頭蕪餡掛け、車海老」トッピングに唐墨。
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〆は何と「伊勢海老御飯」。吸物に使った伊勢海老のミソを炊き込み御飯に。ナメコの赤出汁と漬け物5種盛りが添えられます。
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デザートは季節の果物とシャーベットは青紫蘇と黒豆の2種。本当にお腹一杯。残った御飯はお土産に握って頂きました。

「建仁寺 割烹 まとの」
東山区大和大路通四条下ル三丁目博多町69-1(四条大和大路を南へ団栗を過ぎて左側きんなべの南隣)
TEL 075-531-0202
営業時間12:00~13:00(ラストオーダー)、17:30~19:30(ラストオーダー)
要予約・水曜が主に休みですが不定休なので確認して下さい。


ワインは次の通りです。

1. Champagne Beaumont des Crayeres Fleur Noire Blanc de Noirs Brut 2002
2. Pernand-Vergelesses Blanc 2004 Domaine Denis Pere et Fils
3. Gevrey-Chambertin Clos des Meix des Ouches 1997 Domaine des Varoilles
4. Nuestra Senora Portal Tinto 2004 Celler Pinol

で、懲りもしないでその後新町六角へ。お目当ての Picale さんはおられませんでしたが・・・・。お昼間ジャドーの試飲会でお会いした「ラスカル」は発見出来ました。

5. Champagne Taittinger Brut Reserve NV
6. Beaune Les Teurons 1999 Domaine des Heritiers Louis Jadot








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Chateau Grand Desir 2005 AC Bordeaux
7v0124.jpgとあるインポーターのサンプルですがどうやら採用されなかったボツワインのようであります。出所は Socav というベルジュラックに本拠を持つネゴシアン兼ワイン生産者でこちらはネットですぐ検索出来ます。しかし生産者のHPはどうしても見つかりません。やっと検索出来たのはこちらですが別に詳しいことは何も分からないままです。生産者は Saint-Avit-Saint-Nazaire というボルドーとベルジュラックの境目にある村ですがアペラシオンはボルドーとなっています。数年前からベルジュラックのワイン(周辺アペラシオンも含め)をボルドーとして認めようとする動きがあるようですがそれもそのはず、葡萄品種も変わる訳でもなく地続きなのでもっともなことだと思います。またアペラシオン・ボルドーと高品質ベルジュラックのワインを判別出来るソムリエはまず居ないと思います。

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ブショネ三昧フランスワイン
vb0123-01.jpg先ずはこのワイン、メインのエチケットに薄いですがヴィンテージが読み取れますね。しかしヴァン・ド・ターブル・ド・フランスのカテゴリーではヴィンテージは認められておりません(そのはずですよね)。輸入元のコメントには「ぶどう本来の風味を生かす為に、亜硫酸の使用を控え(15mg/l)、清澄剤・フィルタリングいっさいなし。樽熟成なし。ステンレスタンク熟成2年。畑にはガリッグが自生しており、ほんのりと乾燥したハーブの香り。グルナッシュ主体で、グルナッシュのミーティ(肉厚な)な特徴がよく表れています」とありますが、肝心なところを書き忘れてはいませんか? ワインというのは地理が必要なのです。何処でどんな品種をどう栽培してという肝心なところが抜けてはいませんか? 地質は? 地表からどのくらいの深さでどんな地層になっているか? ワインというものは地質学と密接に繋がりがあるのをご存じないのでしょうか?

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Georges |2007/01/24 06:56 PM |
Midoc |2007/01/24 06:29 PM |

Petit Restaurant Goutez 宗右衛門町
ワインインポーターの社長に紹介頂いたのがこのお店です。ネットで調べたらお店のHPは無いみたいで代わりに見付けたのは堺のお医者さんのページがこちら。お料理全体は実にクラシックで奇を衒ったところはありません。
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鴨胸肉の生ハム風。
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平目の縁側とその頬肉のマリネ、とても活きの良い大きな平目の取って置きの部分だけを大蒜とハーブ風味のオリーヴオイルでマリネ。
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天然帆立貝のポワレ、ソースが絶妙です。
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完全無農薬で育てられた菠薐草のスープですがスープと云うよりヴルーテといった感じの濃厚な美味しさです。
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オマール海老のフリカッセ。オマールの歯応えも良好、火の通し方は見事です。
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野生、雌子猪ロース肉のステーキ。さすがに肉質は固いですが脂身は全くしつこくない甘いものです。

特筆すべきはサントリーのワインについて優先権を持っておられ、今や幻となってしまったホンモノのブルゴーニュワインをリーズナブルな価格で提供されていることです。偽物ワインが氾濫する中、南のど真ん中にこんなレストランがあるとは誰も想像出来ないでしょうね。ホンモノワインを求める方は是非訪れてみるべきでしょう。

残念ながら30年続いた大阪道頓堀を離れられ、三重県に移転されました。2011年11月現在ですが同じ店名で営業されています。サイトはこちらをご覧下さい。






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