ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Taittinger Grands Crus Magnum “2000”No.166568 L9182YL010
v12-24.jpgテタンジェ社の想い出のワインです。このボトルはマグナムですが何と2200グラムもある重量級のもの。中身は1996年に採れた葡萄ピノ・ノワールとシャルドネが半々ですべて特級格付けの畑だけという贅沢なもの。これをメーカーとしては2000年を迎えるカウントダウン用にと考えたのですがこれがそもそもの間違いでありました。当時は1997年から続く空前のワインブームで「限定もの」にことさら弱い日本人は予約受付と同時に注文を入れすぐに完売状態になってしまいました。で、よくは覚えていませんが1999年の12月半ばでしたでしょうか輸入されたばかりのこのシャンパーニュは「酸っぱいー」の一言。これではクレームが出るのは当たり前という状況でありました。案の定年明け早々輸入元には返品続出! ドザージュの多い、やや(私からすればかなり)甘い目のドンペリに慣れている自称シャンパーニュ愛好家諸氏からは非難囂々。輸入元としては全くの誤算であったに違いありません。予約の段階で完売していた訳ですから買っていない販売店に声をかけるのも格好が悪かったのでしょう。倉庫にそれこそ「お蔵入り」になる羽目に・・・。

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Cheverny 2003 Domaine Philippe Tessier
v12-21.jpg以前ご紹介申し上げたのは同じワインの2004年でしたがこの03年がいつリリースされたかは知りませんでした。たまたま見付けた03年はフランス全土が猛暑に襲われたあの年であります。日本語表記するのは難しいかも知れませんが輸入元では「シュヴェルニー」と表記する(私はシュヴルニーと表記した方がよいと思うのですが)このアペラシオン、ソーヴィニョン・ブラン100%ではないので結構複雑な香りと味がします。現在は格上げされAOCワインとなっていますが私の持っている古い資料によるとVDQSでありました。ロワールの名城、シュヴェルニー城を中心にしたアペラシオンですが中心部分はアペラシオンその名の通りの Cour-Cheverny という独立したアペラシオンになっているようです。このクール・シュヴェルニーは正確な資料を持っていないのでネットで調べたらロモランタン種だけで造られる白ワインとか、まだまだ知らないワインが沢山あるものです。






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コメント一覧
Georges |2006/12/30 11:00 AM |
徒然わいん |2006/12/30 10:59 AM |

Champagne Beaumont des Crayeres Grande Reserve Brut NV 220806
v12-19.jpgクリスマス・イヴは我が家でローストビーフにシャンパーニュ。今年前半によく飲んだ同じボーモン・デ・クレイエールのスタンダード(グランド・レゼルヴ)はうっすらとピンクに染まり果皮の色素流出が多かったみたいですが今日開けたのはデゴルジュマンが2006年8月22日のもので全く色が違います。ピンク色は微塵もなく、やや緑色を帯びたイエローゴールドで生産工程は明らかに違うようであります。そうなのです、1本飲んだだけで判断を下すのはシャンパーニュの場合でも得策ではありません。著名な評論家は恐らくたった一本のワインだけで判断する訳でしょうから間違った見解を出しても不思議ではありませんがそのご意見を信じてしまう人が多いのは事実であります。よくよく味見してみると1ケース12本のシャンパーニュは各々微妙と云うより結構味に差があるものです。泡立ちは勿論のこと、コルクを外したときに発する香りも違うのであります。






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Mas des Chimeres Coteaux du Languedoc 2004 Domaine Guilhem Darde
v12-18.jpg昨日のと似たようなラベルというか全く同じ図柄ながら活字だけが違っています。これこそこのドメーヌの最上級キュヴェなのですが、去年リリースの2003年とは違い、昨日のサンソー100%と同程度の色の濃さと云うかハッキリ申し上げてガッカリの色、紫色は既に失せエッジは茶色がかっています。新興ドメーヌの宿命とも云えるでしょうか「上手くできる年もあればそうでもない年もある」訳で、2004年残念ながらこの地域はヴィンテージ的に問題のあった年と云うことでしょうか? しかし醸造に問題があった訳ではありません。弁護する訳ではありませんが、今年リリースされた04年は既に早熟で今飲んでもそれなりに纏まっていると申し上げればご理解頂けると思います。






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Mas des Chimeres Oeillade 2005 Vin de Pays des Coteaux du Salagou Domaine Guilhem Darde
v12-17.jpgシャンパーニュ・テタンジェに関してはまだまだ色々述べたいことがあるのですがそれは次の機会にさせて頂き、今日ご紹介するのは毎年モンペリエで開催されるヴィニシュッドで黒山の人集りになると云われる人気のドメーヌです。マス・デ・シメールの新製品は葡萄品種サンソー100%で造られる「エヤード」。この生産者のワインはどれを飲んでも身体に優しいことがすぐ分かります。自然派と大げさに宣伝しなくても身体に優しいワインはいくらでも存在します。私は以前から申し上げておりますがビオディナミを実践していてもそれをラベルに表示したり、あるいは自然農法や有機栽培を謳い文句にしているところに旨いワインはまずありません。たとえ旨いものがあっても、その価格が異常な程に高いにも拘わらず売れるのは、ワイン文化の無いに等しい日本だけの現象であると断言します。1997年だったでしょうかポリフェノール現象で赤ワインが異常に売れたとき「美味しいや不味いはどうでも良い、身体に良いから飲む」人が大多数だったことを忘れてはいけません。





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