ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Vouvray Clos de Rougemont Abbaye de Marmoutier 2005 Domaine Vigneau Chevreau
7v0731.jpg辛口好みの私ですが、少し疲労が重なったときなど「ちょい甘」が欲しくなるときがあります。こんな時にピッタリなのがロワールのヴーヴレ。生産者はほとんど知られていないドメーヌ・ヴィニョー・シュヴロー。ちょっと長ったらしい名前ですが畑の名前は石垣で囲まれているのでしょう、「クロ・ド・ルージュモン」で、それが何処に所属するのかと云うと「アベイ・ド・マルムーティエ」という名前の修道院もしくは僧院であります。早速開けてみる事にしますが、キャップシールはペラペラのプラスティック?製、こういったところは安っぽいですがコルクは良質の長さ45ミリの天然物で「Domaine Vigneau Chevreau 2005」の表示があり、S.16.06 という記載から恐らく瓶詰めは2006年9月16日であると思われます。抜栓と同時にシュナン・ブラン特有の甘い香りが漂ってくるので期待出来そうです。グラスに注ぐと輝きのある薄黄緑色を呈します。香りは甘いのですが味わってみると期待通りの「ちょい甘」で、食事の邪魔もしないでしょう。

頂き物のナポリから直輸入されたモッツァレッラ・ブッファーラにフルーツトマト(島根産のあまり甘くはありませんが)にスウィート・バジルを散らしますが1個でかなりのボリュームのチーズゆえ3人前程の量があります。このカプレーゼに2006年ヴィンテージのエクストラ・ヴァージンをたっぷり振り掛け、ワインと合わせてみましたが結論はヴェリグーであります。 輸入元の説明によると「1875年から5世代にわたりシャンセィという地で小さなワイナリーを経営するヴィニョー家。常に高品質を求め試行錯誤してきた結果、1995年よりビオディ ナミを採用。醸造は主に兄のクリストフ、それを支える傍らコマーシャルも担当する弟ステファンの兄弟2人が、信じられない価格で高品質なヴーヴレを造り上 げています。リリース量の55%は“ドメーヌ直販売” とヴーヴレの中では異例。フランス国内のレストランやカーヴィストが足を運んでまで買いに来る そうです。ドメーヌの所有面積は27ヘクタール。そのテロワールは粘土・石灰質と粘土・シレックスの混ざる土壌。その土地で非常にアロマティックなヴーヴレを造り上げます」とのことであります。
 ヴーヴレと云えばやたら取り沙汰されるドメーヌ・ユエですが、価格を考えるとアホらしくて飲めたものではありません。同じくロワールでは不自然な価格の付けられているモノを多くの人が高く評価しているのを見掛けますが、それは安くて美味しいモノを知らない証左、また「私はこんな高いワインを飲んでいる」との自慢話に過ぎません。
 生産者の言葉で「ビジネス用ワイン」という語句がありますがそれは名前だけが有名に成り高く売れるだけのモノであります。多くの日本人バイヤーはそれを求めるわけですので、ますます高くなるばかりであります。そんなワインを買う日本人を冷ややかな目で見ているのが現地の生産者、高く買ってくれるのは有り難いお話しに違いありませんが、内心馬鹿にしている事を肝に銘じるべきです。
予想蔵出し価格は5.00ユーロ、ビオディナミを実践しているもののラベルには何らその表示はありません。税別2750円の定価設定は今のユーロ高から仕方ないかも。
| ワイン日記::フランスワイン |
| 11:48 AM | comments (0) | trackback (x) |
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