ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Baronia Selectión de la Familia Tempranillo Merlot oak aged Valencia D.O. Tinto
7v0718.jpgインポーターの社長お薦めと云うことで開けてみました。先日のセリェール・ピニョルと云い少し前のメルセデス・エグーレンと云い決してお安いとは云いがたいものの素晴らしいワインが続いていたので買ってみました。スペインワインのラベルには法律により規制がないのか産地の記し方が統一されていないようです。生産地はヴァレンシアでワインの種類はティント、葡萄品種はテンプラニーリョとメルローで樽熟成と書いてあるのですが、裏ラベルを見るとテンプラニーリョが90%でメルローはたったの10%。それならば何も品種を2つ書く必要はないと思うのですが・・・。oak aged もどうやら怪しげであります。いつも申し上げることですがラベルに余計なことが書いてあるワインにろくなものはありません。例えば有機農法、公認されているとはいえそのマークを誇らしげに表示するワインもあれば全く表示しないワインもあることは何度も申し上げております。私の経験上アルザスのグランクリュを表示するワインにも大したものはありませんでした。グランクリュであってもそれを表示しないワインは結構あります。トリンバックのクロ・サン・チューンやキュヴェ・フレデリック・エミールもその部類に属します。前者はグラン・クリュのロザケール、後者は同じくオスターブルグとガイスブルグに畑は跨りますがいずれも「グランクリュ」の表示は全く見掛けません。
さてこのワインコルクを抜こうと一見金属製に見えたキャップシールを外そうとしましたが全くの安物でペラペラの樹脂製。コルクこそ良質の天然物ですが長さは短く40ミリ。グラスに注ぐと表面に渦巻き状の泡が・・・

コルクを抜く瞬間、私にはワインの香り以外のものを感じてしまいました。長年の経験でブショネもすぐ見分けますがこの症状のワインもすぐ見抜けるようになりました。
先に色から申し上げると実に薄い色でラベルの表示に期待して買った人は落胆するでしょうね。香りは先程申し上げた通り葡萄の果実香は感じられません。これは明らかに亜硫酸過多症候群のワインであります。
 社長が推薦するには少しお粗末すぎると思います。この程度のワインであれば1.75ユーロまでが妥当で、末端で1000円を超えるのは明らかに高すぎる設定であります。今までがかなりお安い価格設定なのでどういう心境の変化か私には理解出来ません。
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| 10:22 AM | comments (0) | trackback (x) |
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