ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Beaune Clos de la Chaume Gaufriot Monopole 2002 Domaine Hippolyte Thevenot Antonin Guyon
7v0323-01.jpgこの一月に試飲会にて気に入ったワインの一つです。試飲会で気に入ったものを輸入して頂けるのは非常に有り難いと思いますが、勧めた以上責任もあります。残糖分の多い、色の濃い、樽を効かせたブルゴーニュワインが多い中これはきっちり造られた辛口のボーヌ。ワインには熟成に不可欠なある程度の酸が必要ですが、日本人にとって苦手なのがこの酸であります。一般的に薄いと思われるよりも濃い味のワインに評価が偏りますがこれは我が国だけではなくアメリカに於いても同じであります。従って果汁濃縮という機械に頼るワイン造りが横行するに至った訳であります。しかし果汁濃縮すると本来の味香りとはかけ離れた別物ワインになってしまうような気がしてなりません。はじめから残糖分の多い、酸を調整して飲み易くしているワインが市場では持て囃されていますが私はこれらのワインを全く評価致しません。何故ならば食事と合わないからです。食事に合うワインはかなりの酸を保っていて然るべきで、そうでないワインはワインだけ飲んで美味しいと思わせるワイン造りが成されていると申し上げて差し障りないと思います。即ちリリースして熟成を待たずしてすぐ飲んで旨いと思わせるワイン。私には全く興味のないワインですがワイン初心者に限らず多くの人達に受け入られているのは事実でしょう。


さてこのワイン、コルクは天然の長さ50ミリでワイン名とヴィンテージ、生産者元詰めの印字がありますが両端面に2002の印字はありません。グラスに注ぐと大変綺麗なルビーレッドで輝きがあります。最初香りは閉じていますがグラスを回し温度が上がるに連れ次第に芳香が出て来ます。一般的には酸が強いと感じられるでしょうが辛口好みの私の舌には心地良く感じます。合わせる料理は焼津からの鰹のたたき。新鮮な鰹なら赤ワインが合います。有機栽培の大葉と九条葱に新玉葱のスライス、土生姜をおろしてポン酢で頂きますが忘れてはならないのが大蒜のスライス。今すぐ飲むなら早い目に栓を抜きデカンタすると香りが楽しめると思いますがやはり3年程寝かせたいと思います。
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| 04:16 PM | comments (0) | trackback (x) |
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