ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Cour Cheverny AC Cuvée Salamandre 1999 Domaine Philippe Loquineau
7v0321.jpg明日のワイン大学の第1番目ワインがなかなか決まりませんでした。遠藤シェフの要望はロワール、私の予定していたのはアルザス。ですが香りの強いものは最初の料理に合わないとのことでミネラル豊富ながら香りが穏やかで酸も余り強くないという条件のワインなど探すのは一苦労であります。で、見付けたのがこのワイン、シュヴルニーの中心でアペラシオン・クール・シュヴルニー、生産者はフィリップ・ロキノーです。以前一度このアペラシオンについて述べたと思いますが1993年にVDQSからAOCに昇格したものの地域がかなり小さなためアペラシオン全体の生産量は8万本という稀少品。葡萄品種は Romorantin ロモランタン100%であります。しかし輸入元に裏ラベルには「シュヴェルニー、品種シュナン」となっております。どうやら新しいアペラシオンをご存じないようであります。ワインは料理と共に楽しむものであまり議論はしたくありませんが間違った情報は困ります。

さてこのワイン、コルクは全長45ミリで2センチ程染み出ようとした形跡が見られます。コルクには生産者元詰めの表示以外ヴィンテージもアペラシオンまた生産者名も記載がありません。色は熟成のせいでしょうか黄金色に輝いています。ヴィンテージが1999年ですからこの色はもっともかも知れません。香りは独特で蜂蜜のような熟成香がありこのアペラシオンの特徴だと思われます。ラベルに描かれているのはサラマンドル、恐竜みたいですが火を噴くトカゲとのことでロモランタンという品種をこの地にもたらせたフランソワ1世の家紋だそうです。そうそうこの「サラマンドル」フランス料理に使う上火だけのオーヴンの名前と一緒ですが語源はこの火を噴くトカゲなのかも知れませんね。
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