ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

Chateau Mont-Perat 2005 AC Bordeaux
vins10-25.jpg巷で騒いでいるワインだそうですが早速開けてみることに致しましょう。ブションはACボルドーに標準の48ミリで、DESPAGNE BORDEAUX とURLが焼き印されています。グラスに注ぐと出ました、ミディアム・ローストの新樽の香り。しかし色は至って健全で綺麗な薄い緑色を呈しています。早速コルクに印されたURLにアクセスすると、何と日本語のサイトがあるではありませんか! さてこのデスパーニュという名前を聞いてシャトー・メゾン・ブランシュを思い出した方はかなりのワイン通と言えるでしょう。
しかしこのデスパーニュとは全く違う一族のようであります。

一口含むとそんなに甘くはありませんが残留亜硫酸レベルはかなり高いと思われます。昨日と同じうどんすき鍋と共に合わせてみましたがまあまあ心地良く味わうことが出来たのは最初のワングラスだけで、2杯目からはかなりしつこく感じてしまいます。ちょうど日本酒と同じレベルの甘さがありそれが私の舌にはベッタリこびり付いてしまいます。何かアミノ酸を添加されたような濃い味とエキス分が濃縮されたみたいと表現したら適当なのでしょうか、樽香は次第にチップのような不快感と変わりボトルの半分位で私はギブアップ。一般に好まれるワインとはこのようなモノなのかと訝しく思ってしまいます。化学調味料に慣れた方ならこのワインを評価されるのでしょうか? 私はどうしても評価出来ません。
このワイン、何処が正規輸入しているのかは知りませんが私が飲んだモノは税込み定価で3045円という高いものであります。しかし所詮はACボルドー、土地特有の味を感じません。半分で他のワインを飲みたくなりましたが、ぐっと我慢して味を分析してみますと・・・。どう考えても濃縮果汁を使っているとしか思えません。一口目は「なるほど味濃いワインだな・・・」と感心するのですが、よく考えると殆どのテイスターは一口しか味わうことなく判断するのでそれを狙った味付けというか、新樽の風味にしっかりした果実味、ペサック・レオニャンの上級クラスを上手に模倣はしてあります。しかし肝心なのはこの正体を見極めることであり、グラスを重ねるたびに舌にまとわりつく重さというか、キレの悪さを指摘しなければなりません。もちろんこれが安ければそれなりに評価は出来ると思います。ワインの品質と価格を比べての私の判断であり私が買い付けるとしたら高くても3.5ユーロまでであります。
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| 09:25 AM | comments (0) | trackback (x) |
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