ワインと葡萄

ワイン用ブドウラボ、たまにピアノ

ワイン雑誌 Wands の記事について
先ずはこちらをご覧頂きたい。
アリゴテに関する記事だが、次の一文が気になる。コピーさせて頂くと

遺伝子的にみると中世に栽培され既に消滅した白品種グエ・ブランとピノノワールの交雑種で、ブルゴーニュに導入されたのは17世紀頃と言われる。

いかにも現在は絶滅したような表現だがグエ・ブラン正式名称 HEUNISCH WEISS ホイニッシュ・ヴァイスは現存する白葡萄であり、こちらに画像もある。画像をコピーさせて頂くと



ドイツやスイスでは政府の葡萄目録に登録されていて決して消滅した葡萄ではない。またモンペリエの国立農学研究所でも栽培されているがフランス政府は昔の悪いイメージを恐れているのか国家登録はしていない。

次に交雑という文言は普通異種例えばヴィティス・ヴィニフェラに属する葡萄とアメリカのヴィティス・ラブルスカに属する葡萄との掛け合わせに使われ、ヴィニフェラ同士の場合は交配となるのが一般的である。

さらにグエ・ブランとの交配は次の通りピノ・ノワールではなく遺伝子の解析で理論上その存在が推測される PINOT である。アリゴテの親子関係についてはVIVC のデータから

Pedigree confirmed by markers  HEUNISCH WEISS × PINOT
Prime name of parent 1  HEUNISCH WEISS
Prime name of parent 2  PINOT

母親のホイニッシュ・ヴァイスにはリンク先があるが父親 PINOT にはリンク先が無い。現時点ではその実体が確認されないためリンク先が無い訳だ。当然ながらピノ・ノワールではない。

| ワイン日記 |
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